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河村顕治研究室
健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室
大学院オリエンテーション
2013-03-31
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保健科学研究科
まだ新年度も迎えていないが、入学式の前の日曜日であり、通信制の大学院生は平日はなかなか出てくることが困難であるため早々とオリエンテーションが行われた。
午前中は通学制、午後は通信制と丸1日かけてオリエンテーションを行った。
昨日の懇親会のアルコールが抜けきっておらず、結構辛かった。
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平成24年度岡山県理学療法士会西支部研修会
2013-03-30
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研究・講演
岡山県立大学で平成24年度岡山県理学療法士会西支部研修会が行われ、シンポジストとして参加した。
まず講演会が行われた。
「臨床と研究から見た変形性膝関節症患者に対する理学療法の専門性」
広島国際大学 木藤伸宏 准教授
シンポジウム
「このままじゃおえまぁ!理学療法士」
このシンポジウムの企画の趣旨は以下のようなものであった。
担当委員の玉利光太郎先生よりのメール:
シンポジウムでは,様々な職種の目から見た理学療法士の存在意義について,討論していただき,職域の拡大や職能の固有性について,改めて理学療法士自身が考えていくきっかけにしたいと考えております.
このようなトピックスにしたのは,そもそも理学療法士には,専門性があるのか?といった素朴な疑問を,多くの理学療法士が感じるようになってきたからです.技師装具士は装具を作成できる,という固有の職能があり,整形外科医には,骨を外科的に接合する,関節を再構築する,という固有の職能があります.
しかし,理学療法士には,そもそも理学療法の業務独占がないため,法解釈上は,誰でもできることをやっている,という
決定的な弱みがあるだけでなく,技師装具士のような,明確で可視化できる技術が無い,と考えている理学療法士が少なくありません.
しかしこれは,他人の芝生は青く見える的な発想であり,他職種から見たときには,理学療法士にしかできない職能もあるのではないか,と期待しているところです.同時に,不可解な職能であるがゆえに,多少いい加減な理学療法士でも,~法を行っている,~資格をもっている,などと喧伝することによって,一定の仕事ができてしまう側面
があり,これについては,PTの自己満足に過ぎない,と考えています.このような,理学療法士の自己満足,といった点も,「ここが変だよ,理学療法士」(以前このような番組がありましたが)的に,他職種の方から厳しい意見をいただいた方が,社会や業界のためになる,と考えています.
目的は,若手の理学療法士に夢と希望を持ってもらうこと,そして謙虚に自分たちのできることを構築していく姿勢を伝えていくことです.したがって,上で述べたことは,私の一意見にすぎません.そのような意味で,医師の立場から,先生に様々なご意見をいただくこと自体が,理学療法士にとって有益だと感じております.
私は医師の立場から以下のような提言を行った。
1.連携すること:チーム医療
理学療法士は障害のある患者さんを対象としており、まさにチーム医療のキーパーソンになり得る。
病院の中でなくてはならない存在になること。
2.先進技術=研究の重要性
運動療法や物理療法の印象は古めかしい。
訓練という我慢の哲学を強いたり、根拠の怪しい物療を無批判に行うなど。
工学者と連携して新しい画期的な物療や義肢装具やロボットが開発できるはず。
研究を行いきちんとエビデンスを提供すること。
統計学が最強の学問である。
動作解析
非線形解析 カオス時系列解析
吉備国際大学の卒業生もたくさん来てくれて、多くの人と交流し、楽しい会であった。
玉利先生ご苦労様でした。
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新年度を迎えるために
2013-03-26
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大学
大学は卒業式も終えて春休みと言うところだが、教員には春休みはない。
学部だけでなく、通信制通学制の両方の大学院を抱えているので来年度に向けて教育指導体制を整えるのは急務である。
教育のためにはいろいろなルールを整備しなくてはならず、そのために膨大なペーパーワークと会議が必要になる。
今日もいきなり教務から今週末の締切で難儀な作業が舞い込んできた。
東京はもう桜が満開だと言うが、高梁は満開までにはまだまだかかりそうで、心の有り様も浮かれてはおられない状態である。
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卒業式と謝恩会
2013-03-22
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大学
卒業式でしんみりと感傷に浸りたいのに今日も会議やペーパーワークに追われている。
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ゼミ生を自宅に招待
2013-03-19
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大学
22日に卒業式を控えて、3年生と4年生のゼミ生を自宅に招待して卒業祝いの食事会を行った。
例年、クリスマスにゼミ生を自宅に招待していたのだが、最近は4年生が卒業試験で忙しくてクリスマスどころではなくなってきている。
それで、国家試験も済んだこの時期に懇親会を行うことにした。
同じゼミ生でも3年生と4年生では接点が少なく、卒業を目前にして最後に一緒にいろいろと話をすると言うことになった。
学外実習が交互に行われるので、一緒にゼミを行うと言うことができないのである。
その結果先輩から後輩に研究機器の使用法を教えると言うことができず、私は毎年新3年生のゼミ生に1から教えると言うことを繰り返している。
ゼミでの指導は大変だが、大学教員をやっていてゼミで学生と触れ合うのが一番の楽しみでもある。
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会議と作図と車の点検
2013-03-14
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大学
昨日は水曜日で会議日だった。
午前中に8つもの会議が立て続けに行われた。
午後は加納先生の投稿論文用の作図作業を行ったのだが、あきれたことに加納先生が投稿規定を十分読んでいなかったため、大幅な変更が必要となった。
PhotoshopとIllustratorを使用しての作業は骨が折れる。
それでも最近は何とかレイヤーを使いこなせるようになってきた。
苦労すればそれなりに良いこともある。
今日は午前中に車の定期点検を行ってきた。
記録によると現在の車の納車日が平成15年3月13日で、今日でちょうど10年が経過したことになる。
走行距離278,250kmで、点検の結果どこも悪くなかった。
この調子だと300,000kmは軽く走り切りそうだ。
これからまた昨日の作図の続きを加納先生と一緒に行う予定だが、せめて3月の月末は少しゆっくりしたい。
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南あわじ志知キャンパス竣工記念行事
2013-03-13
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大学
3月9日に南あわじ志知キャンパス竣工記念行事の時に撮った写真の一部をアップします。
当初予想していたよりも数段上を行く教育研究環境でした。
コメント
特許出願
2013-03-11
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大学
本日は午前中病院で診療を行い、午後、重要な会議のため大学へ帰ってきた。
メールボックスを覗くと、特許事務所から先日出願を行った特許の書類が送られてきていた。
加納先生の特許なのだが、前回出願を行ったのは平成22年3月 9日で、今回は平成25年3月 7日が出願日となる。
前回の特許も出願した後が大変で、何も分からぬままPCT出願を行い、海外移行を狙ってJSTに補助金申請を行ったり、思い出すのもいやになるほど苦労した。
その結果、結局資金が得られず海外移行は断念せざるを得なかった。
今回は、最初からJSTの海外特許化支援の補助金申請を行い、だめならさっさと諦めるつもりである。
特許は成立してもそれから7年間どこの企業にも相手にされなかったら流すのが賢明と聞いた。
苦労ばかり多くて得るものが少ないのが特許申請である。
そんな風に達観できたので、あまりあくせくせずにやっていきたい。
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大学院入試(最終)
2013-03-10
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大学
岡山駅前キャンパスで最後の大学院入試があり、通学制修士課程と学部大学院一貫教育の試験が午前中、通信制大学院の試験が午後行われた。
研究法などあまりなじみのない修士課程の学生にとって科学的に物事を考えると言うことは一番難しいハードルなのだが、今本屋に並んでいるベストセラーの中に、そういった院生に是非読んでもらいたい本がある。
『統計学が最強の学問である』
西内 啓
とかく難解で退屈な統計の話をここまでおもしろく分かりやすく書いた本を初めて読んだ。
先週の東京出張の折、新幹線の中で暇つぶしに読むために購入したのだが、とにかくおもしろい。
おもしろいだけでなく目から鱗のような体験が幾度もできる。
今回の入試の間に、最後まで読了することができた。
しっかり知識を定着させるために何度も読み返したくなる本である。
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吉備国際大学南あわじ志知キャンパス竣工記念行事
2013-03-09
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大学
南あわじ志知キャンパス竣工記念行事のため、本日は南あわじ市志知まで行ってくる。
下記の行事予定である。
竣 工 式 午後1時~2時
施設見学 午後2時~2時50分
記念講演 午後3時~4時
講師 農林水産事務次官 皆川芳嗣氏
演題 「農を主軸とした地域再生」
祝 賀 会 午後4時30分~6時
コメント
毎日会議
2013-03-06
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大学
3月に入ってからまだ朝は冷えるが日中はずいぶん暖かくなってきた。
今月は講義はないので論文書きなど、ある程度時間がないとできないことをやりたいのだが、ここのところ毎日会議がある。
通常の定例会議だけでなく、来年度に向けての人事に関する会議とか倫理審査とかいろいろである。
どの会議も重要なので、日程によっては病院での診療を急遽休診にして出席しなくてはならない。
本学だけの特徴かもしれないが、突然会議が招集されることが多々あり、そのたびに右往左往する。
膝や腰が痛くて私の外来を心待ちにしてくれている患者さんには大変申し訳ないのだが、ご容赦願いたい。
コメント
文部科学省 橋渡し研究加速ネットワークプログラム平成24年度成果報告会
2013-03-02
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大学
文部科学省 橋渡し研究加速ネットワークプログラム
平成24年度成果報告会
―イノベーションをマーケットへ―
昨日に引き続き、東京丸ビルホールで行われた上記報告会に参加してきた。
簡易な椅子で長時間の報告会は辛かったが、内容は今の日本の最先端を行く事業で非常に興味深かった。
この事業の内容は、案内文によれば以下のようなものである。
--------------------------------------
(公財)先端医療振興財団 (神戸市中央区)は、全国の橋渡し実施7 拠点(北海道臨床開発機構(北海道大学、札幌医科大学、旭川医科大学)、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学)とともに、3 月2 日(土)午前10 時から、東京・丸ビルホールにて、「文部科学省 橋渡し研究加速ネットワークプログラム 平成24年度成果報告会 イノベーションをマーケットへ」を開催いたします。
ライフサイエンス・イノベーションの切り札として平成19 年度に開始した文部科学省の「橋渡し研究支援推進プログラム」(第1期プログラム)は、全国の橋渡し実施7 拠点から「治験届提出16 件」、「保険医療化2 件」「ライセンスアウト15 件」「先進医療承認7 件」「製造販売承認申請4 件」「製造販売承認取得2 件」と、大変多くの成果を挙げました。
この第1 期プログラムを引継ぐ文部科学省プログラムとして平成24 年度から開始された橋渡し研究加速ネットワークプログラムは、各拠点から3 件、全7 拠点で合計21 件の治験を開始することを目標にしています。また第1 期に整備された橋渡し研究支援基盤及びR&D パイプラインを活用することにより、全国の橋渡し実施7 拠点をネットワーク化し、医薬品・医療機器分野のシーズ開発をより加速化いたします。
本報告会では橋渡し研究加速ネットワークプログラムの1 年目を総括するとともに、各拠点からのシーズ成果報告として医薬品、医療機器、再生医療に関する22 シーズを取り上げ、得られる成果の見通しと意義について、皆さまと討議する機会にしたいと考えております。
--------------------------------------
なぜこの報告会に参加したかというと、現在加納先生と行っている研究成果を発展させる方策を探るためである。
もし我々がやっていることが、本当に臨床で役に立つものであれば、おそらくこの文科省の事業のどこかに食い込んでいかなければ実際には達成できないだろうと思えるからである。
参加して初めて知ったこと。
新薬開発や医療機器の臨床での実施は大学レベルでは不可能だろうと思われていたのが、実際にはどの拠点も薬事をクリアする開発が達成できていると言うこと。
いったん一つの疾患で薬事が通れば、先端医療の適応で他の疾患でも薬事をクリアできる可能性があると言うこと。
当たり前のように現在行われている癌の放射線治療は治験など行われずに受け入れられていると言うこと。
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平成25年度「地(知)の拠点整備事業」説明会
2013-03-01
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大学
文科省が来年度から行う新しい大学支援事業の説明会が東京の一橋大学であり、参加してきた。
全学的に地域を志向した教育・研究・社会貢献を進める大学を支援するとのことで、特定の学部学科だけが行うものでは申請ができない。
最後の質疑応答で認可を受けたばかりでまだ完成年度を迎えていない南あわじの地域創生農学部を含めて申請して良いか確認したところ、認可を受けるまでに地域と積極的に交流してきた実績があるだろうし、そうした実績を背景にして応募しても差し支えないとの返事を得た。
地域に貢献できる大学でなければ存在意義が問われると言う時代になり、これからますます生き残りをかけた競争が激化して来るものと思われる。
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1985年岡山大学医学部卒業 岡山大学医学部整形外科入局 Johns Hopkins University留学 1995年より吉備国際大学勤務 日本リハビリテーション医学会・日本整形外科学会専門医
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