河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

大学協議会

2011-02-28 | 大学
今日は午後より大学協議会があり、午前中の外来を早めに切り上げて大学に帰ってきた。
大学協議会というのは役職者が集まって理事長を議長として大学の規定の改正など重要な議題を審議するものである。

大学に到着して学内LANを確認すると、掲示板に平成23年度の人事異動の内容が通知されていた。

先日打診があった通り、私は新たに本部に設置される理事長室付学外連携室の室長になっていた。
ついに正式に発表されてしまった。

元々一昨年まで学外連携室はあったのだが、昨年4月に廃止になっていた。
新年の飲み会の時に、酔っ払って理事長に学外連携を廃止したのは大失敗だと言ってしまったのが、今回の人事の遠因である。
正に口は災いの元である。

4月以降は研究科長と理事長室付学外連携室長の兼任で、研究指導と外部資金獲得に努めることになる。
花粉症のアレルギーも始まっており、気分は最低である。

明日からは学会で2日間ほど出張する。
やっと少しアカデミックな雰囲気につかることができる。
しばし大学教員らしい時間を過ごさせてもらう。
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特許事務所にデータを送信

2011-02-25 | 大学
1年前に出願した特許に追加事項を付け加える件で、本日が特許事務所に追加の説明図を送る締め切り日であった。
卒業判定の教授会を挟んで、加納先生と苦労して図を作り上げ、今回はWindowsでデータを圧縮してパスワードをかけて送った。

Windowsではデータを圧縮してパスワードをかけるのは非常に簡単で、やはりこの様な事務的な作業はMacより適しているようだ。

ただ、イラストレーターからPDFに保存する時、イラストレーターと関連づけられた形ではイラストレーターを持っていない人はファイルを開いても真っ白けになって読めないようだ。

それにしても、ここのところ締切やいろいろな会議に追いまくられてもう頭の中はめちゃくちゃである。
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卒業判定会議

2011-02-25 | 大学
本日は、大学全体で卒業判定会議が行われる。
禁足令が出ており、原則的には教員全員が出席して会議を持つことになっている。

最近、あまりにもいろいろなことがあり、とんでもない勘違いやミスをすることが出てきた。
約束を忘れたり、積み上げた書類の中に締切をとうに過ぎたものが残っていたりというものである。

これが他人に迷惑をかけないミスなら良いのだが、そうでない場合は大変だ。
未だ致命的なミスは起こっていないが、このまま行くといつか起こしそうで怖い。

ブログを読んでくれている方にお願いしたいのだが、私と何か約束した時は、その約束の期日の直前にもう一度メールか電話で確認作業をお願いしたい。

例えば、先日結婚式の乾杯の音頭を依頼してきたA君。
結婚式の前日くらいにもう一度連絡をくれないと忘れてすっぽかす可能性があります。
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EA21中間審査(現地審査)

2011-02-24 | 大学
本日は午後よりEA21中間審査が行われた。

EA21というのはエコアクション21活動のことで、本学は2010年5月24日付でエコアクション21の認証を得ている。

エコアクション21は環境省が推奨している、中小企業、学校や公共機関などを主な対象とした取り組みやすい環境マネジメントシステムのことである。
「エコアクション21認証・登録制度」は、エコアクション21ガイドラインに基づく認証・登録制度で、財団法人地球環境戦略研究機関持続性センター(以下「エコアクション 21中央事務局」という)が実施している。
エコアクション 21ガイドラインに基づく取組を行った事業者は、エコアクション 21中央事務局が認定・登録したエコアクション 21審査人の審査を受け、ガイドラインに適合していると判断された場合は、エコアクション 21の認証・登録を受けることができる。

本学は中四国の大学ではいち早くこの認証を受けたわけだが、今回その取り組みの内容を調べる現地審査を受けることになったのである。

まず審査委員と対面して学部や研究科の取り組み状況を報告した後、学内の査察が行われた。
危険な薬物や廃棄物の管理状況を調べるほかに、途中、実習室にいる学生を任意につかまえて簡単な質問をしていくのだが、理学の実習室でちょっとしたハプニングが起こった。

この日曜日に国家試験を受ける4年生が実習室で勉強をしていたのだが、ちょうど私のゼミ生がいたので呼んでみた。


私「この学生は私のゼミ生で、研究室の電気やエアコンをよく消してくれるんです。」

審査委員「先生はよく電気やエアコンを消し忘れているのですか?」

ゼミ生「はい、先生はいつもつけっぱなしです。」

審査委員「そうなんですか。」

私「最近はこまめに消すように注意しています(汗)。」


私としては学生もエコに気をつけていると言うことをアピールしたかったのだが、いつものずぼらを暴露される結果となってしまった。

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不幸の電話

2011-02-23 | 大学
来年もより忙しくなりそうだと書いたら、その直後、大学本部から電話がかかってきて、新年度からの新しい仕事の打診をしてきた。
打診と言っても理事長の指示で断れない指示である。

もう今夜はやけ酒を飲んで早く寝るしかない。
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自己点検・自己評価委員会総会

2011-02-23 | 大学
共同研究報告会に引き続き、間に学部教授会を挟んで自己点検・自己評価委員会総会が行われた。
大学基準協会の評価結果を基に、各学部・研究科でどのような対策を講じるかと言うことが順番に発表された。
私も保健科学研究科について発表を行った。

今日も一日、こうした行事で潰れてしまった。

来年はこうした役割は逃れたいが、たぶん今以上に忙しくなりそうである。
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吉備国際大学共同研究報告会

2011-02-23 | 大学
本日午前9時30分より午後2時20分まで7号館1階711教室において吉備国際大学共同研究報告会が行われた。
学内で共同研究費の配分を受けたものには、この報告会で発表する義務がある。
加納先生と私とそれぞれ別に発表を行った。
最近は忙しくて抄録を提出するのも発表スライドを提出するのも締切ぎりぎりで、非常にきつかった。
そもそも、最近は研究をするために時間を捻出すること自体が大変だ。
それでも、私の共同研究費は科研費を獲得したことに対する補助として出ているので、この報告は4月の科研費研究成果報告書を書く時に使い回しが効くので無駄にはならない。
加納先生のために作った発表用スライドも、今度保健福祉研究所で行う講演で再利用できるので、これも無駄にはならない。
この程度の負担で、研究費がもらえるのであるからありがたいと思うべきだろう。
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実習指導者会議

2011-02-19 | 大学
岡山駅近くのホテルで吉備国際大学理学療法学科の実習指導者会議が行われた。
全国の実習施設からスーパーバイザーをしていただいている先生方が集まり、大学の教員と打ち合わせの会議を行うものである。
途中、来年度臨床実習に出て行く新4年生が直接対面して挨拶をする時間も設けている。

この会議は学科では最も重要な会議であるが、毎回出席する度に、臨床系の教育とは本当に大変だと実感する。
手間も暇もお金もかかるものなのである。

患者さんに接する仕事というのは、技術だけではだめで人間性も試される。
大学での教育だけでは絶対に学べないものが病院実習にはある。

医学部のように大学病院だけで実習できるならまだ良いのだが、理学療法教育の病院実習は1施設に通常は1人しか受け入れてもらえない。
マスプロ教育はできないのである。

これだけの労力をかけないときちんとした理学療法士は育たないのだということに改めて気づかされる1日であった。



PS.
嬉しかったのは、毎年回を重ねるごとに少しずつ本学卒業の参加者が増えることである。
悲しいのはその卒業生から最近の学生(後輩)は学ぶ態度に問題があると言われることである。
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研究室の飾り

2011-02-17 | 大学
1月の誕生日に家内に研究室の入口にかける陶器で作った飾りをもらった。
崩れかけた飾りパンの代わりにこれを飾っている。


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共同研究報告会用発表スライド作成

2011-02-17 | 大学
明日が共同研究報告会用発表スライドの提出締め切り日であり、加納先生とともにスライド作成作業を行った。

自分の分もできていないのに加納先生のスライドも作るのは大変だが、お互いが共同研究者なのでいやとは言えない。
加納先生はパワーポイントを扱ったことがないのである。

実は今日は家内の誕生日で、早く帰宅しなければならないので少しあせっていたのだが、驚いたことに加納先生の奥様の誕生日も今日だと言うことが判明した。

あせって作業をしたのが良かったのか、意外と簡単にスライドは完成して、先ほど担当部署に学内メールで送信完了した。

やれやれ。
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地方私大の役職者の実態

2011-02-16 | 大学
本学の次期学長以下、新年度の役職者が決定した。
昨年4月に保健科学研究科長の辞令を受けて、ほぼ1年が経過しようとしているが、実際に役職を経験してみるとその過酷さが身にしみる。
私は現在でも科研費をもらっており、現役の研究者だと思うのだが、役職に就くと研究時間を捻出するのは至難の業である。

第一、会議が多すぎる。
必要な会議なら仕方がないが、なぜか同じ内容の会議を2回も3回も繰り返さなくてはならない。

次に事務作業が多すぎる。
秘書をあてがってくれるならまだしも、一人で膨大な事務作業をこなさなくてはならない。
今現在は、来年度の大学院要覧を書いているが、カリキュラムが変更されるのに伴い全面改定をしなくてはならないのだが、事務のサポートは皆無であることが今になって分かった。
事務は私が書いた内容を印刷屋に取り次ぐことしかしてくれない。
それならそれで、事務など通さずに印刷屋に直接交渉した方が労力は少ない。
今の事務体制ならほとんど職員は不要である。
研究科長が事務職員兼任だからだ。

今日も朝から会議がずっと続き、予算の最終調整をして、大学院要覧に手を加え、もう意識ももうろうとして帰ろうかという時に、特許事務所から海外出願をする特許のファイルがメールで送られてきた。
ところがこのファイルはパスワードでロックのかかった圧縮ファイルで、Windowsでないと開けない。
私はWindowsが大嫌いで、どうしても必要な時にしか触りたくないのだが、研究室の自作Windowsマシンでは何故かこのファイルが開けない。

もういい加減頭に来てこのろくでもないWindowsマシンをたたき壊したくなったが、かろうじて我慢した。

自宅に帰り頭を冷やしてMacでVMware Fusionを使ってやっと開くことができた。


とかく毎日このようにどうでも良い雑用に追い回されている。

本当に役職などもうこりごりである。

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銀世界

2011-02-15 | 大学
先週末に続き、昨日も雪が降り積もり、今朝は辺り一面銀世界だった。

車での通勤は路面が凍結して危ないので、電車で出校した。
伯備線の車窓から見える高梁川流域の景色は美しく、ちょっとした旅行気分を味わえた。

大学に着くとそこも銀世界だった。





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通信制大学院入試

2011-02-13 | 大学
本日は岡山駅前キャンパスで通信制大学院の入試がある。
事前に入学後研究したい内容を研究計画書にまとめて提出してもらい、入試では小論文と面接を行う。

地理的に大学に通ってこれない人や仕事のため通学することができない社会人においては、通信制の大学院は都合の良いシステムだと思う。
3月にも入試があるので、興味のある人は大学に問い合わせてみてほしい。
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再試験実施

2011-02-10 | 大学
本日は再試験を行った。

講義も丁寧に行い、試験も適切に行っているつもりである。
再試になるのはそれなりの理由がある。
再試験なので本試験とそんなに変わった問題は出さない。

それでも、良い点が取れないというのは何か根本的な問題があるように思う。

どっと疲れる一日であった。
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大学-JST意見交換会

2011-02-08 | 大学
新大阪駅から地下鉄御堂筋線に乗り、千里中央駅を降りたところに千里ライフサイエンスセンターがあり、そこで大学-JST意見交換会が行われた。
参加する大学には1名分だけJSTから旅費が支給されると言うことで、研究担当副学長が参加することになったが、あいにく所用のため参加できず、私が参加することになった。

JSTの正式名称は独立行政法人科学技術振興機構である。
大学教員にとって科学研究費を扱う日本学術振興会は比較的身近な存在だが、科学技術振興機構となるとあまり知られていない。

日本の研究支援制度は『2段ロケット方式』という方式で推進されている。

まず1段目は科学研究費補助金で、これは日本学術振興会が行っている。
総額は2633億円で全研究者の25%(6万人)がこの研究費をもらっており、1人平均300万円ほどである。

2段目が戦略的創造研究推進事業でこれを科学技術振興機構(JST)が行っている。
総額は567億円であるが、採択課題は科研費の1%程度で、1人あたり科研費の約10倍の研究費が5年間保証される。
日本のトップ研究者の過半数はこの補助金をもらっている。

わかりやすい事例ではiPS細胞を樹立した山中伸弥教授がそうである。
山中先生は奈良先端科学技術大学院大学助教授時代に200万円程度の科研費をもらって細々と研究を行っていたのが、JSTの独自の〝目利き〟システムで見いだされ、戦略的創造研究推進事業CRESTに選ばれた。
するとCRESTに選ばれたと言うことが評価されて京大再生医科学研が教授として招聘した。
その結果、大学院生も増え人手が集まったので研究が加速した。
iPS細胞はそんな中から生まれたのだそうだ。


JSTは特許化支援などのさまざまな取り組みも行っており、最近、私自身ももっと早くこの仕組みを知っていたら利用できたのにと悔しい思いをしたことがある。
特許の海外出願の第一歩としてPCT出願というものを行う必要に迫られたのだが、国内出願から6ヶ月以内にJSTに申請する必要があったのである。ところがその制度の存在を知ったのが10ヶ月を過ぎようかという頃で、時既に遅しであった。

やはり研究支援や特許化支援の仕組みなどはある程度押さえておく必要がある。

今回、大学-JST意見交換会に参加して、このような仕組みが理解できた。
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