本学においては先日3回実施するメインオープンキャンパスが終わり、9月から2023年度の入試が始まる。
受験生の動向を把握することは非常に重要であり、日経新聞の「教育岩盤」というシリーズは見逃せない。
今朝の日経では、入試動向に詳しい駿台予備学校進学情報事業部の石原賢一部長が、2022年の大学入試の分析をまとめてくれており、非常に参考になった。
以下、引用
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「教育岩盤」漂流する入試 難関大以外偏差値終わり
――2022年の大学入試をどう見ますか。
「潮目となった年だと思う。昨年、私立大は新型コロナウイルス禍で志願者数が15%減ったが、元に戻る気配が全くない。
全国模試で偏差値55未満の中下位層大学では一般入試から総合型選抜(旧AO)、学校推薦型選抜への移行が顕著だった。
難関校では一般入試の志願者が増えたが、下位校はほとんど取れていない。
総合型や推薦で囲い込みをするしか道はない」
「総合型・推薦は1人1校が原則。合格者は確実に入学してくれる。
建前は多様な学生の選抜だが、本音は生き残るための入学者の早期確定だ。
他方、一般入試は募集人員を絞って難易度を上げ、偏差値を高めに誘導する。
一般入試が機能しない中下位層では偏差値は実態を表していない。
あと数年もすれば難関校以外、偏差値は終わりだと思う」
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この記事の最後には、恐ろしいことが書いてある。
「30年代に大学の大量破綻時代が始まると、大学に見切りをつける層も増える。」
現在、少子化の急激な進行と、総合型選抜(旧AO)、学校推薦型選抜等で大学へ進学する受験生が私学においては60%を超えたことにより、浪人する学生が激減している。
その影響はまず予備校に現れ、現在予備校は整理統合されて激減していると聴いたことがある。
駿台予備学校の石原賢一部長には、10年後の大学の姿がありありと見通せるのだろうと思う。
受験生の動向を把握することは非常に重要であり、日経新聞の「教育岩盤」というシリーズは見逃せない。
今朝の日経では、入試動向に詳しい駿台予備学校進学情報事業部の石原賢一部長が、2022年の大学入試の分析をまとめてくれており、非常に参考になった。
以下、引用
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「教育岩盤」漂流する入試 難関大以外偏差値終わり
――2022年の大学入試をどう見ますか。
「潮目となった年だと思う。昨年、私立大は新型コロナウイルス禍で志願者数が15%減ったが、元に戻る気配が全くない。
全国模試で偏差値55未満の中下位層大学では一般入試から総合型選抜(旧AO)、学校推薦型選抜への移行が顕著だった。
難関校では一般入試の志願者が増えたが、下位校はほとんど取れていない。
総合型や推薦で囲い込みをするしか道はない」
「総合型・推薦は1人1校が原則。合格者は確実に入学してくれる。
建前は多様な学生の選抜だが、本音は生き残るための入学者の早期確定だ。
他方、一般入試は募集人員を絞って難易度を上げ、偏差値を高めに誘導する。
一般入試が機能しない中下位層では偏差値は実態を表していない。
あと数年もすれば難関校以外、偏差値は終わりだと思う」
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この記事の最後には、恐ろしいことが書いてある。
「30年代に大学の大量破綻時代が始まると、大学に見切りをつける層も増える。」
現在、少子化の急激な進行と、総合型選抜(旧AO)、学校推薦型選抜等で大学へ進学する受験生が私学においては60%を超えたことにより、浪人する学生が激減している。
その影響はまず予備校に現れ、現在予備校は整理統合されて激減していると聴いたことがある。
駿台予備学校の石原賢一部長には、10年後の大学の姿がありありと見通せるのだろうと思う。