”かざみどり”の気まぐれ日記

我が家の癒し系、青色セキセイインコのピーちゃんの成長記録とボートのお話

寒かった~

2008年02月16日 | 漕艇 Rowing

艇庫前はこんなに穏やかなんだけどね~

 

6時半艇庫集合だったので、朝は比較的ゆっくりできました。
コーヒーを2杯飲んで家を出たところ、寒い。
しかも風があるし。

前日の天気予報で冬型になると言ってはいたものの、やはりこたえます。

艇庫付近から見える住金の煙突の煙が風で流れていたので、川は荒れ気味に違いないと覚悟をして出てきたところ、艇庫前は比較的穏やか。

今朝集まったのは、Q、ゴリゴリさん、僕と奈良平の4名。
6時45分ごろ蹴り出し。

土入川から紀の川に出たとたん、けっこう波がある。風がさほど強くなかったのが幸いだが、うねりをともなった波だったうえ、波長が短いので漕ぎづらい。
どんな感じかというと、波の落差もあるので、15㍍ほど離れて漕ぎ出てきた奈良平が、胴体から上だけしか見えなくなるくらいの感じ。
そして、漕いでいる自分の艇は、ドライブ中、トップが水中に突き刺さってしまう状態。

河口付近がそんな状況だったので、急きょメニュー変更。

今日は、紀ノ川大橋→高圧(上側)往復と、紀ノ川大橋→紀の国大橋の上流100㍍往復の、トータル約14㌔に変更。

河口から紀ノ川大橋まで艇を回送する際は、Qと並漕していたのだけど、隣のQの艇が波にもまれてトリッキーな動きをするので、『凄いな!』と思っていたのだけど、よく考えたら自分もおんなじ動きしてるんやわ。

奈良平が先に出て、ゴリゴリさんが5本ハンデ、ゴリゴリさんから10本ハンデで僕がスタート。

ラフコンの中でも大きくファイナルまでしっかり押しきることを意識した。
そして、先週は僅差だったゴリゴリさんだけど、ラフコンに手こずっているようで、2分くらいであっさり追いついた。

出力は普段ほど出ていなかったが、コンディションの割には気持ちよく漕げていたかな。

1往復終えて37分30秒。
この1往復で、ゴリゴリさん、奈良平の二人とは、相当な差が付いたので、2本目は、ゴリゴリさんと奈良平は南海電鉄で折り返しに変更。

紀の国大橋の上までいく僕とQとは約800㍍の差があるので、往復で3分以上の差をつけないといけない厳しい状況になったので、上りでしっかり差を付けなければ下りで追いつかないので、手抜きは許されない(当然だけど)

1本目にQが近くを漕いでいた時、エントリー前にグリップを握る手をフワッと広げるほどにリラックスしていて、シートトップでスムーズにエントリーしていたので、自分もそれに近づけるように意識していった。

上りで二人に十分差をつけて、すぐさま折り返して下りスタート。
300㍍以上の差があるが、自分自身、体はよく動いているし、普段より2㌔以上長い距離なので、先行するゴリゴリさん、奈良平がバテて崩れてくれるのでは?
ということも考えられるので、自分のロウイングに集中した。

それでも、残り2㌔弱というあたりから疲れが出てきて乱れ出した。
先行する二人との差はかなり詰まったが、そこまで逃げきっていたQに並ばれ、一気に追い抜かれた。

紀ノ川大橋手前100㍍付近から、突然うねりが入ってきて、レンジが取れない苦しいロウイング。
紀ノ川大橋をくぐるとさらにコンディション悪化。
そして、完全に失速したゴリゴリさんを捉えた。
右足裏が、攣りそうになったので、少し強度を落とした。
すると、回復したので、諦めず漕ぎ続けた。

うねりの波長が短いので、艇の落差が激しく、レンジがうんと短くなってしまったが、短いレンジの中で強いドライブを意識していると奈良平も捉えた。
Qとの差も詰まったが、河口が近づくにつれて、危機的な状況になっていき、2艇身差でゴール。

波乗りを楽しむことすらできないほどひどい荒れ方でした。

収穫は多かったと思いますが、もっと強い漕ぎができなければね。