今日はゴリゴリさんを誘って二人の予定。
朝から用事があったので、少し早目に家を出て、二人分の艇とオールの準備を済ませていつでも出られますよ状態で待っていたのですが、なかなか来ない。
その待っている間に、紀ノ川河川敷のほうからヒバリの鳴き声が聞こえてきました。春です。
6時15分まで待ったが来なかったので一人で蹴り出しました。
そうすると、V字編隊を組んで飛んでいた川鵜の群れ三編隊あまりが艇庫付近の土入川に降り立ちました。鳥自体も大柄なので迫力満点。
漕ぎ進む先には鳥たちがいて、魚を捕まえている様子。
近づくにつれてバサバサとド派手な羽音をあげて逃げるものと、横へどけるだけのもの、全く気にせず水中に潜って魚を捕まえるものと、様々で、危うくオールにヒットしそうな鵜もいました。
という状況ですが、ターゲットはボラの子供のイナ。魚にとってはまさに地獄絵図。
水面に顔を出した鵜の口には20㌢ほどのイナの尻尾が見えていて、首を持ち上げてブルブルと振るった瞬間、喉に消えていきました。
そういう状況が、土入川河口から紀の川にかけて見られ、命からがら逃げ切ったイナは、水面近くでヨレヨレ状態。
そこへ「おこぼれ頂戴」とやってきたカモメ。傷ついたイナはカモメに連れ去られて行きました。
朝から凄まじい生命の営みを垣間見せられました。
おっと、前置きがとんでもなく長くなってしまいましたが、川は予想通りフラット状態。自然とやる気も出るというもの。
今日のメニューは河口→高圧往復の10㌔強。
出だしは快調だったが、なぜか4分も経たないうちに息が上がってきた。
飛ばしすぎ?いやそんなことはない、多分中4日だからに違いない。
しかも今日は寒くないので手袋なしで漕ぎだしたわりに、オールの感覚がイマイチ伝わってこない。
全体的にまとまりのなく、15分経過したあたりからは、苦しくて、ドライブ中にボディーが起き上がってしまい、力が上に逃げてしまう感じだった。
修正をかけると、今度はエントリーでぎくしゃくしたりと、なんだかフラフラ状態で高圧まで行ってしまった。
タイムは24分45秒、遅い。
心拍数は175くらいだったにもかかわらず、息苦しさを感じたので2分休息して下りスタート。
出だしの2分はとにかく大きく力強く動かすことを意識したが、コンディションから考えれば、もっと滑らかに動かなければ・・・
そのうち、またまた左足裏の調子が悪くなってきて、艇を止めるのだけは避けたかったので、様子を見ながらのロウイングが南海電鉄鉄橋付近まで続き、10秒はロスした。
奇跡的に復活したので、そこからはロウイングに集中。
でも、全体的な流れは悪いまま。
なんとかしたいともがき続けた終盤、ファイナルの押し切りをもっと強調して艇を安定させると、それまでこじんまりしていたレンジも大きくとれるようになり、若干修正が利いた形で閉めることができました。
フラットなコンディションだと、ハイトが高いのがよくわかる。
日曜はワッシャ1枚下げてみよう。
練習を終えると、ゴリゴリさんから『ぎっくり腰』になったとメールが届いていました。
コンディションが良かっただけに残念です。早期の復活お待ちしております。
お大事に