”かざみどり”の気まぐれ日記

我が家の癒し系、青色セキセイインコのピーちゃんの成長記録とボートのお話

早朝シングルスカル

2008年03月09日 | 漕艇 Rowing

水辺からみた艇庫
秘密の要塞みたいです

 

6時集合で集まったのは、Q、僕、小川っちの3人。
人数が少ないと、準備もスムーズで、蹴り出しも早く、6時15分に蹴り出し。

長らくシングルに乗っていない小川だけ別メニューで、Qと二人河口→六十谷大堰往復の11㌔強。

Qからハンデ2分いただいてスタート。
紀ノ川大橋橋梁工事で、いちばん嫌な場所に大きな台船が固定されていて、コース取りが厳しそう。

とにかくスタートしたが、東風が強く、荒れ気味。
リカバリーで艇が左右に揺れてバランスが崩れる状況で、プレジャーボートがそこそこのスピードで10㍍横を下っていき、まともに波をかぶる恐れがあったので、抵抗をあてて停止して、波を回避。
紀ノ川大橋まで200㍍足らずの場所で、オイルフェンスとブイが密集状態だったので、艇の方向を修正したりしているうちに、いっきに差を詰められた。

さらに、河西橋手前300㍍付近で再び別のプレジャーボートとすれ違い、再び停止。
更に差を詰められ、ここまでで1分差ぐらいまで詰められる苦しい展開。
ラフコンでは、テクニックの未熟さがまともに出てしまう。

北島橋から上流は、体も出来てきて、リラックスして漕げていたが、出力が弱い。
紀の国大橋から上流は比較的穏やかだったので漕ぎやすかったが、Qにずいぶん詰められた。
おかげでQのロウイングを観察しながらのロウイング。
吸収するところがたくさんあり、出力は若干落ちたが、スムーズな艇の動きになりいい感じで上りゴール。30分以上かかってしまった。

ゴールと同時に右オールに抵抗をあてて素早く艇を返したが、喉が渇いていたのでお茶を飲んだ。
お茶を飲んでいるうちにQが動き出したので、こちらもすぐ出たが、出だしから7ストロークは差が付いたかな。

仕方がないので出だしの10本をSR28で入り、その後の10本をSR23で追い上げ。(当然追いつくわけないが・・・・
その出だしのハイレートがずいぶんスムーズで気持ち良かったな~。

手袋を外したということもあり、オールの感覚がダイレクトに伝わり、艇もよく動く。とにかく岸寄りをえぐるようなタイトなコース取りで最短ルートを狙い、差が広がらないようにしなければ。

でも、5分ぐらい過ぎたあたりで乱れてきた。
そこで意識したのは、両手のリラックス。ファイナル後、ボディーをセットしたところで、グリップを握る手を意識して緩めてリカバリ、エントリー前に再び意識して、鳥が飛び立つようなイメージを出してみた。

南海電鉄を越えたあたりでパワーロー5本。
ファイナルで膝が甘くならないように両脚をしっかり踏ん張るとファイナルの切れが抜群に良くなり、リカバリのスムーズさに繋がりだしたので、そのまま強度を保ったまま漕ぎ進んだ。
いい感じを保っていたが、紀ノ川大橋手前で、コース取りをミスして、橋脚工事しているところへまっしぐら状態だったので、大きくコース修正。
恥ずかしい話、この修正の間に少し休めたので、最後の河口までを再びいい状態で漕ぎ切ることができた。

次につながるロウイングができたと思います。
ただ、Qとの差が大きすぎ。エルゴのスコアから見れば妥当な差かもしれないけど・・・