松飾り

伝えられた様式に則り、新年を迎える準備をします。
３階（３年もの）の松の枝を切り、これに稲わらで作ったしめ縄を飾ります。
神棚を掃除し、新しい神札にします。
しめ縄は氏神さま（諏訪神社）、観音さま、お地蔵さんなどにも持って行きます。
神事であるのに仏教の観音様、お地蔵さんが登場するのは、神仏混合、神様仏様の
日本人の宗教観に極めて近く全く違和感がありません。
今はあまりいませんが道祖神に供える人もいます。旅する事が大変な時代のことなので道祖神は今は存在すら忘れ去られています。
大晦日１２／３１は年取りの晩なので、神棚に灯明をともし、御神酒をあげ、ご飯を供え、一家そろっての夕食になります。大根、人参、ゴボウ、ジャガイモ、昆布を大きく切った具の入った味噌汁を食べるのが我が家の習わしのようです。
本日１２／３１は朝から雪が舞い続けています。
どうやら雪の正月になりそうです。（投稿：ＰＶワイルド）

雪はたっぷり

野草園・村上山・・・雪はたっぷりあります。




園地内は雪、幹線道路は日陰部分以外は除雪もあり、殆ど雪は無し。


インフォメスロープから四阿山がくっきり見えます。


同じく本白根山もくっきり。


クリスマスイブ、冬至・・・日照時間は最も短く、ここから徐々に長くなりますが地上の温度はあと１～２月ほどずれ、最低気温を更新してゆきます。
本格的なホワイトシーズンを迎え、スノーシューイベントもスタンバイです。
　　　　(投稿１２／２４：ＰＶワイルド）

積雪３４ｃｍスノーシューが楽しめます

１８(金)～１９(土）朝にかけて雪でした。
積雪は３４ｃｍに達し、十分にスノーシューを楽しむことが出来ます。
例年、この時期は高峰まで行かないとスノーシューイングを行えなかったのですが、今シーズンは早くも鹿沢で実施出来ます。・・・とは言え、道具をまだしまったままです。
休暇村鹿沢高原では、かまくら、アイスキャンドルなど用意しお客様を迎えています。
本格的な冬になりました。（投稿：ＰＶワイルド）

鹿沢園地で炭を焼く（３）

今回、見事に”火入れ”に失敗し、７時間かかって再スタートさせました。




窯の中に入れた木を自己燃焼させる訳ですが、この課程で、木酢(もくさく）液を採取します。ホームセンターなどでも販売しているのを見かけます。
もくさく液の効用は結構あります。
ゴキブリや犬・猫の糞に悩む人には忌避剤として、家庭園芸の人には土壌改良剤として、お風呂好きには燻製の臭いのする入浴剤（保温剤）として、一般的にはゴミやトイレの臭い消しとして使うことが出来ます。





木酢液を採取するため、横に長く空冷効果を高める煙突を使用しています。





動物の忌避剤効果に触れましたが、炭焼きを行うことで、人間の住み家に近い里山だよと野生動物に知らせる効果もありました。
採取した木酢液は、鹿沢ミズナラ１００％の原液です。鹿沢インフォメにて販売し、ボランティア活動を支える資金として環流させております。
炭焼きの副次効果でした。　　投稿：ＰＶワイルド

双子座流星群

１２（土）夜から早朝をスタートに双子座流星群を折りに触れ観察してみました。
１２日は暖かく空も良く晴れていたのですが、２１時半頃、かろうじて１個みました。翌１３日は天候が悪く断念。１４日も全天の東側半分しか見えず、殆ど観測できません。明け方にはかなりの数見られたようですが、あいにくこの時間は観察できませんでした。
・・・という次第で今回はあまり観察出来ませんでした。空気が澄み、月明かりの影響の少ない今回は絶好のチャンスでしたが無念、また挑戦します。
画像は国立天文台のキャンペーン参加プレゼントのものです。
（投稿：ＰＶワイルド）

終日雪１２／１１

雨の予報に反して、本日１２／１１、朝から夕方まで雪でした。
おおよそ２０ｃｍ程積もったでしょうか！



鹿沢インフォメも雪に覆われました。



休暇村では除雪に追われました。



一日降っていたので幹線道路の除雪も間に合わず、非常に走りにくい路面状況になっています。（１２／１１　１６時現在）　投稿：ＰＶワイルド

鹿沢園地で炭を焼く（２）

前回、炭窯に木を詰めた所までお伝えしました。



炭窯の入り口で火を燃やし、窯の中の温度を上げて行きます。
朝７：２０点火し、八時間後の１５時過ぎようやく煙突出口での温度が３０度を超えました。



園地の炭窯の場合、煙突温度６５度にならないと窯の中で自己燃焼が始まらないので、さらに燃やします。
今回はなんと１４時間３０分経過の２２：００ようやく６５度に達しました。
煙いのと寒いのを耐えひたすら木を燃やします。
この作業は一旦始めたら止めることは出来ません。



窯の入り口をふさぎ、空気孔をセットします。





余分な空気が入らぬよう粘土を水で練りふさいでやります。
作業が終わったのは夜１１時になっていました。
鹿沢の夜は寒く暗くオリオンが頭上に輝いていました。



翌日の画像です。
窯の中で入り口や天上部分の木が燃え残りの木を蒸して行きます。
初期段階では煙は水分が多く白色です。（続く）　投稿：ＰＶワイルド

クリスマスリース教室：東御市 湯楽里館

12/6、いつもの鹿沢インフォメーションセンターを飛び出し
東御市の湯楽里館で開催しました。



今回は会場の都合上、あらかじめ「つる」でリースの形を
作ったものを持参。そこに各種材料を選んで作ってもらう
手順で行いました。



材料にはそれぞれ植物名を明記して自然に親しんでもらいます。
身近な植物もあれば、普段はあまり目にしない植物もあります。



ドライフラワーにした植物も多数準備していました。
これらの材料を使いたい放題で作ってもらいます。



全体のバランスを見ながら、少しずつ個性あふれる
作品を作っていきます。



今回の参加者の方が作られた作品例。
自然の木の実を利用したり、緑色の葉と赤い実が
リース全体にクリスマスらしいインパクトを
与えています。



今回はこんな小さいお子様も参加してくれました。
お母さんに手伝ってもらいながら、楽しく作っています。



30分足らずの作業で、こんな素敵な作品を作ってくれました。
いろいろと考えてしまう大人よりも、子供のほうが
感性豊かな作品ができるようです＾＾


鹿沢ＰＶ：佐藤

鹿沢園地で炭を焼く（１）

炭焼き準備をしていたことは既に書きました。ミズナラの木のすべてを利用します。
・直径５ｃｍ以上は長さ７５ｃｍ（釜の大きさで決まる）に玉切りします。
・１０ｃｍ以上のものはマサカリで割ります。
・３～５ｃｍ程度のものは天上部分を埋める部材として使用します。
・１ｃｍに満たないような小枝は釜の底に２ｃｍほどの厚さで敷き詰めます。
・小枝は火入れ用の燃料とします。
炭焼きに必要な部材を揃え、昨日１２／３、炭窯に木を入れました。
後は火入れのゴーサインを待つのみです。（投稿：ＰＶワイルド）

浅間山

１２／１、東方、二度上（にどあげ）峠（標高１，３９０ｍ）から見た浅間山です。
およそ２万５千年前の黒斑火山の山体崩壊後、火山活動は仏岩（ほとけいわ）火山に移ってきます。仏岩火山はおおよそ２．４万年～１．３万年前に亘って活動したと考えられています。離山溶岩ドーム、小浅間溶岩ドームの形成、数次に亘る火砕流や降下軽石など活発な活動をした時期であったようです。
この角度から小浅間や仏岩火山（画面左下の小浅間後方のこんもりした盛り上がりが仏岩火山の一部）を見ることが出来ます。
浅間山北麓の、天明３年（１７８３）の浅間押しで犠牲となった祖先が眠る大地の上に暮らす者にとって火山のことはもっともっと知りたいと思うのです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（投稿：ＰＶワイルド）