鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

【活動報告】鹿沢園地サマーウイーク~山の日・村上山ハイキング~

2018年08月27日 | その他
こんにちは。パークボランティアの佐々木です。
遅くなってしまいましたが、8月13日「山の日」に行われた村上山ハイキングについてご報告です。

村上山は休暇村のすぐ裏にある山です。
標高は1,746メートルで、サクサク登れる人は2時間くらいで帰って来ちゃえるかも?という位の山なのですが、
大迫力の浅間山や嬬恋村の広いキャベツ畑などの眺望が楽しめます!


お天気は曇りで、景色は期待できないかな~と心配しつつ出発です。
今回は鹿沢のイベントのリピーターさんがご参加下さいました。
ありがたいです(#^^#)


村上山では、序盤はカラマツの人工林の中を歩きます。
クロマツやアカマツと違い、秋には黄葉し落葉、そして春には芽吹きがあります。
この時期は緑色のカラマツ林ですが、
これから迎える黄葉や新緑もとてもきれいです。
(写真は林床のササの虫食い跡を解説中)

標高があがると人工林を抜けてコナラやダケカンバ等の広葉樹林の中を歩きます。
樹種や密度によって森の雰囲気というものは変わります。
明るさや匂い、足元のふかふか感など…
村上山は人工林と天然の広葉樹林を気軽に楽しめますよ。

お楽しみの眺望は…

浅間山は雲で隠れておりました!

ですが、嬬恋村は十分に眺められました!

嬬恋村といえばキャベツ畑。
上から眺めると、あらためてその規模に驚かされます。
収穫が終わったところ、これからのところと、よく分かりました。

しばらく頂上を満喫し、ゆっくりと下山しました。
小学生も元気に登っておりますので、休暇村に宿泊の際にはぜひご家族でも登っていただきたいお山です。

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処暑の頃【二十四節季】

2018年08月23日 | その他
押忍!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

鹿沢万座PVの皆さんお元気ですか。
夏休みは残すところ10日あまりになってきましたね。

この夏の異常な暑さも気持ち程度ですが落ち着いてきたのかなあと
いう感じですね。
只、あのような暑さは収まるようですがまだまだ平年並みもしくは
それ以上の暑さは続きそうです。
それに身体のほうが例年以上にへばったいると思いますので残暑が
厳しい年になりそうなので気をつけなければなりません。

そんな陽気の今日からは処暑にあたります。
二十四節季の処暑はあの猛暑が厳しかった暑さもようやく一段
落しやっと一息をつくという意味で萩の花が咲きはじめ、日中は
まだ残暑が厳しいものの朝夕はそろそろ心地よい涼風が吹き
始めます。

例年なら道路沿いにはサルスベリの花がまだまだ元気で咲き揃う
時期ですが今年は早くに咲き始めたせいかあまり残っていない
ようです。

まだまだ残暑が厳しい頃になりますが夕方からは山沿いに涼しい
風が吹き出し始めほっと一息つけるようになります。

日の長さも毎日毎日確実に短くなってきていて当地の日の出は
5時25分、日の入り18時38分になっているので今日は家の周囲の
街灯の点灯消灯時間の設定を変更しました。

今後は行楽の秋に供えて体調を整えておかなくてはいけません。
今年の連続十数日も続いた猛暑、酷暑、激暑、炎暑のなかでは
体力もかなりへばっている筈でここで涼しい空気に触れると
体の方は一気に休憩モードになり気力までもダウンしてしまう
かもしれません。

【この頃によく歌われる唄】

    「赤とんぼ」

三木露風作詞・山田耕筰作曲

夕焼小焼の、赤とんぼ
負われて見たのは、いつの日か

山の畑の、桑の実を
小籠に摘んだは、まぼろしか

十五で姐やは、嫁に行き
お里のたよりも、絶えはてた

夕焼小焼の、赤とんぼ
とまっているよ、竿の先

では、では。
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【活動報告】鹿沢園地サマーウイーク~朝の散歩~

2018年08月19日 | 活動報告
こんにちは。鹿沢万座パークボランティアの佐々木です。

猛烈な暑さも幾分かやわらぎ、朝夕は過ごしやすくなってきましたね。
今年は鹿沢も暑かったようで…とはいえ下界と比べれば十分避暑地です。
そんな鹿沢のサマーウイークイベントが無事終了しましたので紹介いたします。

今回は「朝の散歩」の紹介です。
7時半から30分程度、鹿沢園地内をゆっくり散歩します。
鹿沢には「野草園」や「かえでの小径」、「水源の小径」など手軽なお散歩コースがあります。
ガイドがその日の気分(?)でお客さまをご案内します。

休暇村のロビーにて集合、エントランスを出ると朝市が!!

お散歩が終わったらズッキーニとトウモロコシを買おうと密かに決意…!


橋を渡ってインフォメーションセンター方面へ。


橋の上からミズナラの観察。


ドングリが実り始めていました。暑い中でも秋の気配が確かに感じられます。


かえでの小道へ。森の中の散策はとても気持ち良いですよ。


ビオトープでモリアオガエルの解説。
遊歩道にはいくつも解説板があるので、気軽に森のあれこれを学ぶことができます。


休暇村へ戻る様子。こんなに沢山のお客さまにご参加いただきました!

ゆったり散歩で軽く体を動かせば、朝食もおいしいことでしょう。
ご参加いただきありがとうございました。
今度は「村上山登山」の報告をしたいと思います。
それではまた、、、

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立秋の頃【二十四節季】

2018年08月07日 | その他
押忍!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

鹿沢万座PVのみなさんお元気ですか。
サマーウィークに参加されている皆様、お疲れさまです。

今年はの夏は命に関わるような暑さが頻発していて各地から40度
超えのニュースも流れてきています。
今後もこのようなことになるのかと思うと空恐ろしい気がします。

こんな状況の中で日本の自然環境も大きく変化し、いったい全体
どのようなことになるのでしょうか。
冗談などいっている関東や東北地方でバナナ栽培が可能になったり
東海、関西でコーヒー農園が出来たりなんてなるのでしょうか。
今の日本での野菜、果物はどこへ行ってしまうのでしょか。

こんな気候の中で暦の上ではとりあえず今日から立秋になります。
暦の上では今日からは秋になりますので挨拶は"暑中御見舞い"から
"残暑御見舞い"に変わります。
しかし現実には特に今年は秋とはとても思えないような日差しで
もう夏は十分ですといいたくなるような毎日です。

只、夏至から50日近く経過していますので夕方の日差しは確かに
柔らかくなって来ているようですし洗面所の水もぬるい水ではなく
少しひんやりしてきているようです。

数日前からはアカトンボの飛ぶ姿も見るようになってきました。


平安時代初期の歌人、藤原敏行も古今和歌集に

「秋来ぬと目にはさやかに見えねども
 風の音にぞ おどろかれぬる」

と詠んでいてなかなか秋を感じることが出来ませんが周囲に少し
気をつけていれば「おやっ?」と秋の気配を感じることが出来
るかも知れませんね。

【この頃によく歌われる唄】

「山の歌」
久保田宵二作詞・長谷川良夫作曲

とぶよ とぶよ 白雲
そよぐ そよぐ 木々の葉
山の朝だ 夜明けだ
峰をさして さぁ のぼれ

鳴くよ 鳴くよ こま鳥
吹くよ 吹くよ そよ風
山の朝だ 夜明けだ
峰をさして さぁ のぼれ

では、では。

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