リフトも止まる寸前の強風、顔痛く二重の手袋の中の指も動かない寒さ、
水の塔スノーシューコース設定と確認作業を行った。

30cm弱の新雪、記憶を頼りに夏道を登って行く。
若者でないと体力がもたない。

山岳登攀用スノーシューが壊れ、デビューした頃のスノーシューを使った。
道具の違いは歴然で、雪面グリップ力は弱い。

休憩と補水を入れないともたない。
もう一つ、顔面の痛さをかわすため顔覆い(目出し帽、バラクラバ)を着用する。
防寒テムレス(裏ボア(SHOWAショーワグローブの商標)と指先の切れた二重手袋でも、
最早、指はかじかむ。

何故か山頂に立つと苦労は忘れる。

山頂から北(嬬恋)側の迂回路を設定する。
記憶だけが頼りの作業、急な斜面、スッポリ埋まってしまう雪の量、
ネズコの木密集、落ちたら脱出は難航を極める。
スコップ片手に作業を進める。

下山は新雪パウダーの雪、気持ち良く歩く。

トレースした跡、すぐに消えてしまうが、かすかな痕跡は残り、
それを目安にたどることになる。
コース設定確認に併せ、リフト乗車時の安全も再確認。
1/14、浅間山麓国際自然学校とインタープリターが行った水の塔スノーシュー。
画像はすべて同行者の提供によります。ありがとうございます。
(投稿:ワイルド三太)