歳を重ねると終活とか断捨離がとても身近なテーマに思えてくる。この世に生を受けて生きながらえてきたけど、ようやく最終章に入りつつあるという実感。残った子供たちが困らないように最期をどのように仕舞うか。少しずつ心の準備も含めて段取りをしていかないといけないと思う。
今は幸いこれといった病いはないけど、心身ともに経年劣化してきているので突然病気が見つかり、即入院という事態が起きてもおかしくない。その時のために備えをしておかなければ。
今、Choosing Wisely(医療を賢く選ぼう)というアメリカの内科学会専門医財団が中心となったキャンペーンが広がりをみせているようだ。全身が衰弱して、治療の利益よりリスクが大きい思われる治療は行わないとか、過剰な治療を冷静に打ち切ることができる強い心だけは持っておきたい。たぶん僕がはっきり意思表示しないと僕の病状を見守る子供たちでは治療や検査を打ち切る判断はできないだろうから。
http://www.choosingwisely.org/