ラジオ深夜便「明日へのことば」で「ダウンサイジングで身軽に生きる」というテーマの本多京子さんの話を聴く。
大学で管理栄養士の資格を取った後、早稲田大学で体育生理学を学び、東京医科大学で博士号を取得された医学博士だ。話は面白かった。健康と食のもとにある身体の仕組みまで学ばなければ食の本質はわからないと考えられた着想と情熱がすばらしい。ダウンサイジングという名の断捨離で身辺を整理されたとか、プロ野球選手の栄養指導など幅広く活躍されている人ならではの話が聴けた。
話の終わりに江戸時代の観相学の大家、水野南北の言葉を紹介された。
食は命なり運命なり
人間の運命まで変えてしまう食の大切さ。今の食生活を振り返り、ラジオを聴きながら反省させられた。
すっかりカミさん任せだった食事だけど、一人になった今、日々の食事にもっと関心をもって食材を丁寧に選び、段取りよく大切に作って食べる習慣にもどさないといけないなあ。