風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

STIHL社製のチェーンソー

2015-06-15 | 薪ストーブ


 日曜日も薪割りを続けた。
 チェーンソーはHusqvarna社製(スウェーデン)と電動のマキタ社製の2台のチェーンソーを使い分けているけど、パワー不足を感じていた。木曜日の夕方、薪ストーブでお世話になっている薪ストーブ専門店HICKORY(岡山市)を訪ねて、3台目となるSTIHL社製(アメリカ)のチェーンソー(MS 271 C-BE)を1台発注した。土曜日の午後、チェーンソーが入荷したとの電話があり、早速受け取りにいく。



 まずは試し切り。力強いエンジン音とともに、太い木もまたたくまに切れ落ちる。パワーに満足。
 今回買ったSTIHL社製チェーンソー(MS 271 C-BE)は50ccの2サイクルエンジンなので、エンジン音はこれまで使ってきたHusqvarna社製と比べると音が大きく、重量もずっしりと重くなったけど、切れ味がよくて、とにかくパワフルだ。すぐに手に馴染んだ。
 息子と二人、チェーンソーで玉切りして、薪割り機(スプリッター)で薪にする作業を交代しながら黙々と続けた。日曜日の夕方、この2日間で作った薪を眺めると満足感でいっぱいになった。
 Nice weekend !



 一俗六仙という生き方に強いあこがれを持っている。一日は俗事に時間を費やし、残る六日間は仙人のように自由気ままに野や山に生きるというわけだ。まだ現役のサラリーマンなので哀しいかな六俗一仙の日々だけど、一俗六仙を夢見ながら来週も薪割りに精を出そう。


薪ストーブの薪作り

2015-06-14 | 田舎暮らし


 石垣島2泊3日の旅は終わった。連日晴天に恵まれ、珊瑚礁の浅瀬から海原までのグラデーションの美しさに感動の連続だった。
 岡山に戻った翌日、沖縄地方の梅雨明け宣言がニュースに流れていた。



 南北に長い日本は特に南の島が魅力的だ。その中でも石垣島は最高にすばらしい楽園の島だとあらためて思った。



 美しい海原と強い日差しの石垣島に心を残したままの土曜日、現実に引き戻され、息子と薪ストーブの薪を取りに玉野に向かうことになった。



 チェーンソーで切った薪を軽トラに積み込み、工房まで運び入れ、玉切りをする。玉切りした薪をスプリッターで薪割り。単調な作業だけど、開放感溢れる満ち足りた時間がゆっくり流れる。汗が吹き出る。
 かならずやってくる寒い冬の薪ストーブの炎を想像すると心豊かになるから、薪作りはたまらない。薪が増えると笑顔も増えるのだから、一種の病気といえる。さあ日曜日も薪作りに励もう。


野底岳(マーペー)から平久保崎灯台へ

2015-06-13 | 山歩き



 野底岳は20分足らずで登れる登山口があるけど、僕には時間もたっぷりあるし、山麓から登ることにした。
 登山口にバイクを停めて、登り始めた。於茂登岳の登山道はよく手が加えられた感じがするけど、野底岳はそれとは対照的に自然のままの山道が心地よかった。一汗かく頃に山頂に着いた。



 野底岳(マーペー)の山頂には巨岩が立ち並び、そこから眺める碧海が美しかった。北に海岸線が真っすぐに延びていた。



 登山口に戻り、石垣島最北端にある平久保崎灯台に向かった。途中、ある食堂で昼食をとり、腹ごしらえをする。
 平久保灯台の駐車場にバイクを停めて、歩いて灯台に向かう。灯台から眺める東シナ海は圧巻だ。どこまでも海が広がっていた。美しい光景に目を奪われる。静かな海が石垣島らしくて美しかった。




於茂登岳から野底岳(マーペー)へ

2015-06-12 | 山歩き


 今朝、ラジオ深夜便「明日へのことば」で四国八十八ヶ所霊場、金剛頂寺の坂井住職の話を聴いていたら、お遍路は自分を見つめて自分を知る旅と言われた。僕の山登りもお遍路に通じるかもしれないなあ。

 石垣島2日目の昼に於茂登岳の山頂に立ち、生温くなったアクエリアスで喉を癒しながら紺碧の海と、のどかな島の景色を楽しんだ。水平線がどこまでも広がる。僕が住む瀬戸内海では水平線を見ることはできないので、久しぶりに眺める水平線に感激する。見飽きることのない景観に名残りは尽きないけど、次の目的地に向かうために下山を始めた。



 再びバイクにまたがり北に向かった。



 島を縦断して東シナ海に出る。浦底湾の海岸を走る。400ccのエンジンなので力不足は否めないけど、潮風を切って走ると汗も引き、肌が心地いい。
 


 道標に従い、79号線を右折してパイナップル畑を横切る。野底岳、通称マーペーの登山口に着いた。この先にマーペーに20分程度で上がれる登山口があるけど、僕は山麓からこの伝説の山を味わいたかったので下方の登山口にバイクを停めた。
 遠くから眺めるとひときわ目立つ形のマーペー。悲恋の伝説も重なり、いつかマーペーに登ってみたいと思っていた。ヘルメットを脱ぎ登山の準備を始める。マーペーに初めて登る期待で胸が高鳴った。


於茂登岳に登る

2015-06-11 | 健康


 屋久島の2日目。予約していたお店にバイクを借りに行くと、予約した250ccのビッグスクーターが戻っていないので、400ccのスズキのバイクに変更してもらえないかとのこと。こだわりがないので、OKする。Intruderというネイキッドの400ccのバイク。
 最初の目的地、於茂登岳(おもとだけ)に向かう。エンジンの調子はよくないけど、石垣島の浜風を肌に感じて気分は最高。



 於茂登岳の登山口に到着。この山に登るのは6年ぶりだ。前回もバイクで登山口まで来た。
 登山口で山水会の会員から於茂登岳が爬虫類や昆虫類など保全種の動植物の保護地区になっているので捕獲しないように注意を受けた。最近、ネット販売する業者の人が保全種の爬虫類や昆虫類を捕獲するので個体数の減少や絶滅が心配されているようだ。僕が山好きな一旅行者だとわかって、笑顔で見送ってくれた。

 木漏れ日の射す山道に入ると、ヒンヤリして気持ちいい。きつい日差しとの寒暖差の大きさを肌で感じる。しっかりした山道を一歩一歩踏みしめて頂きをめざす。1時間半ほどで山頂に到着。周囲の美しい海の景観に目を奪われる。石垣島にまた来れて、於茂登岳にまた登れた喜びを一人味わっていた。


石垣島の山々

2015-06-09 | 山歩き


 2泊3日の石垣島の旅から戻った。若い人と一緒の社員旅行だったので、青年たちが毎日めいっぱいマリーンスポーツを楽しむ姿を見て元気をもらった気がする。連日快晴で、美しい石垣島の海と山を満喫できた。
 僕はバイクを借りて島巡りをしながら、於茂登岳と野底岳に登った。於茂登岳に登るのは今回2回目だけど、何度登ってもいい山だ。野底岳は地元の人たちからマーペーと親しまれている。マーペーには哀しい物語がある。
 今回初めて登ったけど、予想以上にいい山だった。峠の駐車場から短時間に登れるルートがあるけど、僕は山麓から味わいながら登った。とにかく自然が豊かで、歩いて楽しい山道だった。

 

大台ヶ原と大峰山の八経ヶ岳に登る

2015-06-08 | 山歩き


 土日で大台ヶ原と大峰山を歩いてきた。土曜日は大台ケ原の日出ヶ岳に登り、日曜日は大峰山の八経ヶ岳に登り、23:30過ぎに帰宅した。2日間で650kmを走行、ロングドライブとなった。
 家に戻り、洗濯機を回して、洗濯物を干して、一息ついたら深夜の1:45。朝になったら岡山空港に行かなくてはいけないのに、朝起きれるか心配だ。でもこれから少しだけでも寝なくては・・。


キナバル山の地震

2015-06-06 | 山歩き


 5日にマレーシア・ボルネオ島のキナバル山で起きたM6.0の地震で山頂付近にはまだ登山者が130人ほど取り残されているようだ。キナバル山は標高が4千メートルを越える4,095mあり、熱帯雨林の山麓から頂上まで珍しい動植物が数多く見られる人気の山で、海外からの登山者も多い。2000年にはユネスコの世界遺産にも登録されている。
 最近、鹿児島県の口永良部島の噴火やネパール・ヒマラヤの地震など想わぬところで地震や噴火が起き出している。地球全体の地殻のマグマの動きが活発になるサイクルに入ったのかもしれない。
 今日はこれから車で奈良の大峰山に登りに行く。地震や噴火は起きないだろうけど、何をするにしても、今の世の中、何が起きてもおかしくないという覚悟だけはもっていなくはいけないのかもしれない。お天気は良さそうだ。

日野山を想う

2015-06-05 | 山歩き


 NHKラジオ深夜便の「明日へのことば」で増永迪男さんの「ふるさと福井の山を歩き尽くす」を聴く。増永さんは福井山岳会の会長であり、山岳エッセイストでもある。以前、増永さんの著書も読んだことがあるけど、飾らない朴訥とした文章が好印象だった。
 僕のふるさとは福井県の武生。同じ郷土の訛りが懐かしくて増永さんの話に聴き入った。81歳とは思えない溌剌とした声の明るさがすばらしい。
 ラジオを聴き終えて、お湯を沸かしてEarl Grey Teaをラジオの余韻を愉しみながら飲む。やっぱり山はいいなあ。
 僕の故郷の山は日野山だ。毎日、日野山を眺めながら育った。端正な山容なので越前富士とも呼ばれ、白山を開山した泰澄によって開かれた信仰の山で、紫式部や芭蕉や与謝野晶子にも歌に詠まれている。
 増永さんの話を聴いて、緑に包まれたふるさとの山、日野山を思い浮かべた。ふるさとの山はいいなあ。

  ふるさとの山に向ひて言ふことなし
     ふるさとの山はありがたきかな
                 石川啄木

  ふるさとに帰る山路のそれならば
     心やゆくとゆきも見てまし
                 紫式部
 

クールビズ考

2015-06-04 | 健康


 昨晩、100人程度の会合に出席した。僕はノーネクタイだったが、ネクタイを締めている人も半数近くいた。
 軽装で過ごして地球温暖化防止につなげようとする環境省はスーパークールビズを推進している。アロハシャツやポロシャツで仕事をする職員の姿がニュースで報じられていた。
 暑い季節に家で過ごす時はアロハを愛用しているので、その快適性はよくわかる。アロハを着て仕事ができればどれほど過ごしやすくて能率もあがることだろう。問題は社会全体で理解が得られて、皆んなで渡れば怖くない状況に社会全体が変わらなければ実行できないということだ。
 僕は最初、ノーネクタイにもだらしなさに心理的な抵抗があった。でも慣れるとなんともなくなった。
 スーパークールビズのハードルはさらに高い。礼儀作法や古い形式を重んじるこの国でスーパークールビズは笛ふけどすぐには踊らないだろう。世の中に浸透するまでは年数がかかると思うけど、省エネ、節電、快適性を考えるとその方向に向かうことは間違いなさそうだ。

「たまの湯」でリフレッシュ

2015-06-03 | 健康


 錦織圭君が全仏オープンの準々決勝でフルセットの末、惜しくも敗れた。グランドスラムチャンピオンを期待していたので、とても残念だったけど、最終第5セットまで粘り強い試合をした健闘を心から称えたい。次を楽しみにしている。

 朝から雨が降り続いている。九州と山口地方が梅雨入りしたみたいだけど、岡山も梅雨入りしたかのような雨だ。

 昨日、仕事帰りに玉野市築港にある瀬戸内温泉『たまの湯』に行き、のんびりと温泉に浸かって帰った。気がつけば入浴1時間足らず。すっかり長湯をしてしまった。
 広々とした露天風呂で、港を航行する船の汽笛を聞き、夜空を眺めながら「棚田の湯」に浸かる贅沢な時間。たまにはこんな贅沢もいい。
 湯上がりの冷たい水がうまい。心身ともにリフレッシュして、気分よくスーツを着た。

錦織圭君の力強さ

2015-06-02 | Weblog


 錦織圭君が今日、全仏オープンで4強入りをかけて戦う。
 全仏オープンはコーチのマイケル・チャンが初制覇した縁起の良い大会だ。錦織圭君の快進撃を期待している。優勝まであと一歩だ。全仏オープンで日本人初のグランドスラムをぜひ獲得してほしいと心から願っている。
 一段と安定した力強さが増したことを錦織圭君のプレーを見て感じる。インタビューを聞いていると、マイケル・チャンをコーチに迎えて、彼に全幅の信頼を寄せていることがよくわかる。そのことで特にメンタル面で力強さが増した感じがする。
 がんばれ、錦織圭君!

薪取り 2日目

2015-06-01 | 薪ストーブ


 日曜日も薪を取りに玉野まで3往復した。土曜日に2往復したので、2日間で5往復したことになる。
 チェーンソーをブンブン回して玉切りにした薪を軽トラとCR−Vに積み込む。気持ちのいい汗が吹き出る。
 薪を積み込んだCR−Vの車内には、切ったばかりの樹木から何とも言えない新鮮な森の香りが広がり、幸せな気分になる。まさにアロマテラピーの世界だ。



 2日間の収穫物の薪を眺める。宝の山だ。これらの薪が冬の寒い季節に工房を暖めてくれる光景を想像すると自然とほっこりする。寒さの厳しい冬が待ち遠しく思えてくるから不思議だ。冬よ、来い。早く来い、だ。お疲れさん、と息子と挨拶を交わして工房を後にした。
 薪を取りにおいでと親切に僕に声をかけてくれたKさんに今日お礼を言おう。