日本ハム 大田の一打でサヨナラ劇勝
5月3日【Game27/8-19-0】
北海道日本ハムファイターズ 2x-1 千葉ロッテマリーンズ
【勝】増井(3-1-2)【負】益田(0-2-6)
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先発のメジャー帰り村田は、味方が3回1死１・３塁のチャンスに近藤、中田が
追加点をあげていたなら帰国初勝利のチャンスとなっていたはずだが、それは
ならずに6回2/3を1失点で降板。
好投は報われず残念だが、次戦では必ず勝利投手となるだろう。
この日までは先発としての能力には疑問を持っていたが、勝星がつけばそれが
自信となって先発ローテに残るような好投だった。
良いのか悪いのか分からない中田翔！
昨年までは、「これは行った！」と思わせる飛球も、いま一つ伸びを欠き単なる
外野フライに終わってしまう。
本人はHRを狙ってのスイングなのだろうけど、イマイチわずかなズレがあるの
だろうか？
この日はバッテングフォームを変えての打席だったが、他のバッターはしっかり芯
にとらえているのに、ボールの下を叩くのは、やはり体調が悪いのか腰のキレが
ないのか、手首または内転筋に問題を残しているのか、いずれにせよ不調から脱し
切れずにもがいていることに変わりはない。
３番コンスケと５番レアードが好調なので、何とか勝っているが、このままでの
先行きは心配！
例年一年間打撃フォームが定まらない中田だが、栗山監督以外なら果たして４番を
維持していただろうか。
決して天才打者ではなく努力型の打者なのだから、何度も書くように内面を磨き、
他の後輩の手本となる努力をして欲しい。
年内でFA権を行使するつもりなら、なおさらである。
とはいってもこの日のサヨナラ劇となった先頭打者でのヒットは、魂がこもった
一打だったと思う。
好調レアードの２ベースの呼び水となり、サヨナラへの道を切り開いたのだから
４日のロッテ戦にはHRが出るのかも知れない。
この日のヒーローは大田だったが、楽天戦での岸から打ったライト前を彷彿と
させるサヨナラヒットだった。
楽天戦ではTV解説者が、なりふり構わず食い付けと言っていたらタイムリーが
出たがこの日もきれいなヒットを狙うより、ボールに食いついたサヨナラ打だった。
どうやら巨人の冷遇から逃れ、自由な日ハムの雰囲気にも慣れてきたのだろう。
巨人から移籍をした打者での大成功例は少ないが、この大田は足もあり体力も
あるとのことなので、日ハムで自信さえ取り戻したならクリーンアップが打てる
かも知れない。
今後もしっかりとウォッチしていきたい選手に変わりはないだろう。
大化けをしたなら中田のあとの４番候補になる可能性もある。
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５月４日は、加藤が満を期して２勝目を狙う。
４月５日のZOZOマリンでは、５回までを６－２でリードしていながらも、６回に
先頭打者角中にヒットを打たれ、続く清田にはレフトへの２ベースで6－3とされ
レアード、中田の連続エラーでマウンドを去っている。
結局この試合は谷元、宮西が抑えきれずに負けた試合（敗戦投手は宮西）だが
この試合は加藤にとってもリベンジの試合となるはず。
スッキリ勝って明日からのオリックス戦に臨んで欲しい。