髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

日ハム 卓と近藤が抜けるもオリ下して5連勝!

2017-05-06 18:39:58 | 北海道日本ハムファイターズ

5月6日【Game30/11-19-0】
オリックス・バファローズ 2-5 北海道日本ハムファイターズ
【勝】有原(1-4-0)【S】増井(3-1-4)【負】コーク(2-2-0)

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5連勝を目指しての1回裏オリックスの攻撃。
先発有原は先頭打者の武田、続いて西野を簡単に打ち取ります。
しかし、パ打率2位の3番小谷野にはライト前、打率3位のTー岡田にはレフト
に運ばれ2連打と雲行きが怪しくなります。
開幕投手を任されながらもここまで勝星のない有原は、スタートで躓くか初回を
上手く切り抜けても大量失点をして遠く勝利から見放されていましたが、この日
も滑り出しは上々でも、まさか先制点をプレゼントをすることはないと思ってい
ましたが、5番中島に投げた高めのフォークをセンター前に見事に運ばれて3連
打の痛い失点となってしまいます。

開幕戦での失敗がなおも深い傷となって残っているかのような、一本調子の投球
は、この試合でも出てしまったと言えるでしょう。
早稲田出身のドラ1は大成しないというジンクスがあり、おまけに新人王を獲得
をした投手はエースになっても短命に終わるというデーターがあります。
早稲田出身のドラ1には、引退後事件を起こした宮本、そして翌年には斉藤佑樹
が入団をしていますが、期待をされながら活躍が出来ません。
また新人王を獲った木田、正田樹、榊原と活躍をする期間は短く他チームに移籍
をした後に引退に追いやられた過去があるだけに、有原には5連敗という不名誉
な記録は何がなんでも避けなければ。

その様な思いでこの日の試合を見守っていましたが、「初回の3連打には今日も
駄目か!」という不安がかき立てられたのは、正直な思いでした。

しかし、10連敗後の日ハムは、厄を落としたかのように、順調に白星を増やして
投打のバランスも良く試合を進めてきました。
指揮官の采配も一時の迷いから覚めたように的中をしています。

そのチャンスは3回表にあらわれます。
先頭打者の石井(一)は三振に終わるも、遥輝が死球で出塁し、この日2番に
入った松本がレフトへ打って1,2塁とします。
いつもなら3番は打率首位を突っ走っているコンスケなのですが、コンスケは
前日の死球で打撲欠場となり、代わりには代打男の矢野が入っていました。
その矢野がコークが投じたど真ん中のシュートをレフト線に打ち返し2塁打と
して逆転に。
これで有原は、首の皮一枚で5連敗という悲劇からかろうじて逃れる可能性が
出てきました。


矢野選手(3回 逆転の左翼線2点適時二塁打 P・コーク)
「強いボールを投げているから、ポイントを前にして振りにいったよ。
勝つために、気合い入れて打ったよ」

お見事でした!
いうことのない逆転打だったが、その裏にすぐに追いつかれるとは。
今年の有原の不安定さがモロでていましたね。

それでもこの日好調の中田が5回表に無死でライト前ヒットで出た石井を
センター前にゴロヒットを打って、3-2と再度先行をします。
京セラドームでは例年活躍をする中田に当たりが出たことは、ようやくと
霧の中から抜け出たのなら喜ばしいことですが......。



8回表にはこの日Birthdayの石井がランナー2塁で 高めのフォークを
センターへタイムリースリーベース!
おまけがついて相手ピッチャー吉田一のワイルドピッチで5-2と引き
離します。
新人石井一には盗塁あり単打あり、長打ありの見事なHappyBirthdayと
なった一日でした。



先発有原航平投手は、よれよれの投球ながら7回を102球 自責点2でようやく
今季一勝目をあげましたが、問題は次回の登板結果にかかって来るでしょう。
次回の登板で無様な結果を招けば、5敗目となりベンチの信用も失せます。



この日活躍をした石井一は、中島卓の代わりに初のスタメンでショートに入り
そつなく守備をこなしました。
このまま攻守での活躍が見られたなら、レギュラー獲得も夢ではないでしょう。
肩も強く打撃に大きな穴がないなら、マック(金子誠)の後継者としての期待が
高まります。
今後の働きを見守りたいと思います。


日ハム 京セラでリベンジが始まりました

2017-05-06 05:32:10 | 北海道日本ハムファイターズ

5月5日【Game29/10-19-0】
オリックス・バファローズ 2-6 北海道日本ハムファイターズ
【勝】浦野(1-0-0)【負】西(2-2-0)

◇本塁打 中田2号(西) 伊藤1号(榎下)

チーム123456789
日本ハム 3 0 0 0 0 1 0 1 1 6
オリックス 0 0 0 0 0 0 0 1 1 2

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初回先頭打者の遥輝がレフトにヒットを放つと、続く淺間がライトへ打って無死
1,3塁としてコンスケの犠飛で難なく先取点という理想的な展開にします。
ここで悩める4番中田翔に1死1塁で打順が回りますが、ようやく待望の今季2号が
飛び出し、よーいドンの初回で相手投手西から3点をもぎ取ります。

〈好調近藤は難なくライトへ犠牲フライを放ちます〉


〈中田翔は久々のホームランを放ちます〉


日ハムはロッテ3連戦での勢いを、そのまま京セラドームで発揮したわけですが、
中田のHRを想像していた人は、中田自身を含めて誰もいなかったのでは。
試行錯誤の打席は今後も続くでしょうが、この回の3点がオリ打線には大きな重圧
となってしまいます。

日ハムの先発投手は浦野でした。私は以前から浦野を上あげることをこのブログでも
書いてきましたが、ようやく怪我も治り695日ぶりの登板です。
初回先頭打者の駿太に2塁打を浴びるも、後続3人を無難に打ち取り上々の立ち上が
りを見せます。

そうです。今年の浦野は怪我も癒えて心中には、これで無様な投球をしたなら後が無
いという悲壮な決意があったはずです。
もしも初回に失点をしたなら、この試合はどう動いていたかは分からなかった。
それだけ重要な初回の攻防でした。

その後試合は膠着状態となりますが、オリは再三のチャンスを逃し浦野は勝利投手の
権利を有する5回を3-0で切り抜けました。
6回は小谷野、T岡田に連続ヒットを許し後を鍵谷のリリーフを仰ぎますが、ピンチで
のフォークが冴えての無失点での復帰は自信になったと思います。

6回からリリーフに立った鍵谷は、1,2塁のピンチで中島に四球を与え無死満塁
となります。
これは前日のロッテ戦とまったく同じ展開です。
前日の口惜しい投球を打ち消すための栗山監督の思いやりでしょうが、10連敗の時
とは違う「栗山勘ピューター」が働いたのでしょう。
後続3人を鍵谷は打ち取りこの回をゼロに抑えたのが、勝利につながるのですから
監督采配には昨年の連勝劇を彷彿とさせるマジック的要素が出て来たと言えます。

また5番レアードもこの日はHRこそなかったものの、初回から3連続安打を記録し
まさに5月男の面目躍如の活躍です。
本人も5月にはゲンの良さを感じているようなので、昨年同様にHRの量産を期待
したいと思います。
気になるのはコンスケの右足膝への死球がどうなるのか(重傷でなければ良いが)、
打撃が上向きになった卓の足首の怪我ですが、ここで暫く休むことになれば、頭の
痛い問題がまた持ち上がります。