2018/04/25(水) 第4回戦 (札幌ドーム)
北海道日本ハム4-1オリックス
【勝】高梨(1勝1敗0S)【敗】アルバース(2勝1敗0S)
【本】なし
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初物に弱いファイターズの本領発揮の前半でした
先日の4月18日の西武戦で7回を8-0と無失点で切り抜け、後続を中継ぎ陣に託す
も初勝利を悪夢の逆転サヨナラ負けで逃がした高梨投手でしたが、この日も7回まで
5安打を打たれながら無失点で切り抜ける好投を演じます。
しかし、西武戦と違ったのはオリックスい打線の早打ちに助けられ、投球数が非常に
少なくオリ打線の拙攻にも助けられました。
投打においては上位チームと遜色のない戦力を有しながら、なかなか上位に進出が出
来ない要因は、監督・コーチ陣のチームスタッフではなく、選手個々の勝負に賭ける
意気込みかも知れませんね。
また福良監督の采配を見ていると、福良さんはやっぱり監督よりもコーチ業が向いて
いるのかも知れませんね。
オリックスの前身だった、近鉄バッファローズ&阪急ブレーブスの歴代監督で突出を
した成績を残した人は、西本幸雄、上田利次、仰木彬と名監督がいましたが、球団が
合併しオリックスブルーウェーブ時代になると、監督は球団の台所事情なのか好成績
には結びつかない時代が続いているようです。
〈9回完投1失点で今季初勝利の高梨投手 〉
高梨投手には前回の借りがあると奮起したのか、好投の高梨を見放してはなるかと、
7回裏には前日大活躍をした大田のレフト前のヒットに続き、中田がレフトに運び
1死1,3塁としました。
アルシアは三振に倒れてもここで登場したのは、かってのホームランキングすしボー
イレアードでした。
〈9回表守備を譲ったレアードの右足が心配 〉
前日8回には第4打席で貴重な追加点を呼ぶヒットを放っていましたから、大いに期
待をしていたところ、期待のそぐわず外角低めのチェンジアップをレフトに運び先取
点をあげます。
頼りになる男が打って勝利に導いてくれましたが、この回中田翔に続いて本塁憤死と
なってしまった時の足の負傷が気にかかります。
レアード、3連勝導く先制適時打「なんとしてでもヒットを打ちたかった」
今日の高梨なら1点あれば逃げ切り可能と思っていましたが、ここで投手はアルバー
スから吉田に交代。
この交代が結果的には裏目に出て、この日ファインプレーを含む守備で好調の清水が
満塁(田中賢の四球が福良監督には痛かった)から、レフトにヒットを放ち2-0と
リードを。
7回裏の攻防がこの日を決める大事な回になりましたが、8回表には高梨が失点を
するも9回の日ハム追加点は、やはりオリチームのスタッフエラーです。
中島卓の先頭打者ヒットの後、遥輝が送った後大田がチームプレー的な1ゴロで2死
3塁で近藤には敬遠四球を宣告。
中田の前の敬遠は昨年数度ありましたが、成功の確率は結構低いとの記憶があるので
ここは近藤健介との勝負だったと思いますが.....。
〈果敢に2塁を陥れた中田翔の走塁 〉
結果は中田がレフト左に2塁打を放ち勝負あったとなるのですが、2連戦の福良監督
の冴えは見られませんでしたね。
対する栗山監督は決して無理はせずに、試合の流れに上手に乗って行っただけのこと
でした。この日の勝機はいずれのチームにも有ったはずですが、焦って動いて失敗を
したのはオリックスではなかったかと思いまいます。
これで首位を走る西武とは4.5差の2位に浮上の日ハムですが、同カードの5回戦は
マルティネスVSディクソンとの投げ合いですね。
好調な打線を持つ日ハムは勝てば今季2度目の4連勝です。
きっと勝ってくれるでしょう。