髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

日ハム 首位を2.5ゲーム差に追い詰めホークスと西武を追撃

2018-05-17 05:54:12 | 北海道日本ハムファイターズ

西武戦線に異常あり!ですね。

西武が連敗をしてSB,日ハムが連勝したことで、首位西武とSB,日ハムとは0.25差と

なり、開幕から驀進を続けて来た西武にも翳りが出てきました。

現在はSBと日ハムはゲーム差なしの2位と3位ですから、西武にとっては2チーム

に追われることになり、展開次第では5月29日のセ・パ交流戦が始まるまでに首位

が入れ替わる可能性も出てきました。


地力に勝るSBが、徐々に首位に躍り出るチャンスを狙っているのは、誰もが当然の

成り行きと納得をしているでしょう。

ただし、開幕前の各評論家のほとんどが、Bクラスと評価をしていた日ハムが、ここ

まで頑張るとは予想外ととらえているかと思います。

投打にわたり活躍をしていた大谷翔平選手は、MLBのエンジェルスに移り、抑えの

マーティン投手もMLB(テキサスレンジャーズ)に復帰することになり、守護神の

増井投手はFA移籍でオリックス・バファローズに去ってしまったのですから、いかに

打撃陣が好調でも投手力不足が影響をして「Bクラス」評価は仕方がないと、思って

いたようです。

私自身も不安には思っていましたが、開幕戦での西武との3連敗があった時に今年は

もしかしたら2009年の再来か..と当ブログで書きましたが、あるかも知れませんよー。

しかし、ここに来て日ハム打線は決して好調ではなく、むしろ打率20傑には新加入の

アルシアが9位に入っているのみの低調です。(規定打席以外に近藤がいますが)

チーム打率も.228で楽天と並び4位タイの成績で、なぜ首位争いをしているかという

なら、各評論家諸氏が懸念をしていた救援投手の頑張りにあります。

【5月の救援陣の成績】
西村天裕 6試合0勝0敗0S4H 4回2/3 防御率0.00
公文克彦 6試合0勝0敗0S2H 6回 防御率0.00
玉井大翔 5試合1勝0敗0S1H 5回2/3 防御率0.00
宮西尚生 5試合0勝0敗0S5H 3回2/3 防御率0.00
石川直也 6試合0勝0敗0S5H 5回1/3 防御率0.00
トンキン 6試合0勝0敗4S2H 6回 防御率0.00

あくまでも上記成績は5月に限ったものですが、チーム自体の防御率も3.51とパでは

トップの成績ですから、最少失点で後半に持ち込めば、抑え投手が頑張って勝利に繋

ぐ構図が出来上がっています。

打線が不調でも勝つ野球をするという栗山野球が、浸透してきたからこそ、日ハムは

今の位置にいるのは明確です。


また、一年を通して救援陣が好調を保つことも、打線がこのまま不調のまま過ぎる事

もないでしょう。

しかし、上記の救援陣に加えなければならない投手が、まだいるのが強みとなるかも

知れません。いずれ近いうちには抑えとして経験豊かな、ストッパー鍵谷と白村投手

が戻って来ますから、今後の展望も明るいと言えます。


あとは攻撃陣ですが、不振だった突撃隊長の西川選手にもようやく当たりが出て来て、

例年5月に花開くレアード選手も、蕾から開花に向けての様子が見られるようになり

ました。あとは近藤健介の怪我が完治し、中田翔が元気を取り戻したなら、「ニュー

ビックバン打線」が出来がります。

新外人助っ人のアルシア選手も期待が出来ます。

交流戦で躓かなければ、予想を覆しての優勝があるかも知れません。