髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

日ハム ロッテ12回戦は延長12回のサヨナラ負け

2018-05-24 23:08:46 | 北海道日本ハムファイターズ



2018/05/24(水)第12回戦 (ZOZOマリン)観客数:17,023人

千葉ロッテ 7x-6 北海道日本ハム

《勝利》田中(2勝0敗0S)《敗戦》玉井(1勝1敗0S)

《本塁打》(日)中田 10号3ラン(5回・渡邉)
     (ロ)藤岡裕 3号ソロ(8回・石川直)、ドミンゲス 3号2ラン(9回・トンキン)

 
延長12回の死闘は日ハムのサヨナラ負けで決着。

敗因は日ハムのチャンスでの決定力不足と投手交代のズレではなかったでしょうか。

いずれにしても日ハム、ロッテの選手にとって昨日は雨中の決戦、今日は延長12回

までのもつれた戦いは「ご苦労さま」でしたと言いたいですね。

とくに日ハム先発の村田投手は、渾身の投球で7回を2失点でバトンを石川直に繋ぐ

好投をしていただけに、8回の藤岡のHRで5-3と詰め寄られ、9回にはトンキンが

まさかの同点2ランを打たれてしまい、勝利寸前で勝ち星がスルリと逃げたのは、

ショックだったでしょう。


延長11回にも1死満塁のチャンスが訪れますが、レアードの犠牲フライの一点のみで

終わったのも痛かったですね。

流れは9回裏の2ランでロッテに傾いていましたから、そうそう簡単に試合の流れを

変えることは難しいのは当然ですが、9回までには何度も追加点のチャンスを与えて

呉れているのに、突き放せなかった第一の敗因だったと思います。


この2日間の疲れを抱えての西武との3連戦は、かなり厳しいものになると思います。

石井(一)の怪我での欠場(10日~2週間)も考慮して打線ならびに投手陣の入れ替

えも必要かもしれません。

抑えの一角としてそろそろ白村をあげても良いのではないでしょうか。

西武との3連戦の初戦は、右腕の相内誠投手が予告先発(今季初登板)ですが、日ハム

は高梨の先発なので、救援投手がポイントになるでしょう。


大谷翔平が抜けてもなぜ勝てる? 週刊ベースボールon-lineコラムを読んで

2018-05-24 14:05:56 | 北海道日本ハムファイターズ

興味ある見出しだったので読みました。

週刊ベースボールon-line「Every Day BASEBALL」コラム。

大谷翔平が抜けてもなぜ勝てる? 下馬評を覆す日本ハム強さのワケ

あまり目新しい記事ではなかったですね。
たしかに捕手の清水優心は大野奨太の抜けた穴を埋めようと、リード面では一日の長
の成長を見せていますが、ホームラン量産態勢に入っていたものの、5月3日の楽天戦
で逆転満塁ホームランを打った云々からは、当たりがパッタリと止まっています。
今年から奨太と入れ替わり日ハムに復帰をした、ガチャピンこと鶴岡捕手がバッテン
グ好調なので、ホームランは忘れて短打であってもチームに貢献をする打席に徹した
なら今季10HRは狙えるかも知れませんね。

〈過去ブロから~清宮のヒットを足掛かりに清水の満塁HRで逆転勝ち〉



良く言うではありませんか「ホームランはヒットの延長線」と。

ここのところ2番に定着をした大田泰示にもそれが言えるかも知れませんね。
早々に10本のHRを放ち中田、レアードを差し置いて本塁打争いの2位(トップは西武
の山川の13本~今日現在)に躍り出てからは、バッテングに荒さが目立つようになっ
ているのが気になります。
彼のパワーがあれば、札幌Dでも楽々スタンドに放り込むことは可能なのですから、
外角のスライダーに踊らさられることなく、自分の待つ球を素直に打てば25本以上は
打つことが出来るでしょう。

それこそが「恐怖の2番誕生」のプロローグとなるのですが....。

〈5/11 SB戦での5回表大田はレフトスタンドに豪快な2ラン10号を放ちます〉


たしかに文中では優心の活躍、石井一成の起用は辛抱強く使い続けた結果といえます。
またリリファーとして活躍を続けている玉井大翔は、防御率は0.00で首脳陣の信頼を
得ています。
若きストッパーとして育成中の石川直也も、西武戦の悪夢の大逆転以降は自信を取り
戻し十分に重責を担っていますから、若手中心ながら将来を見据えた日ハムの育成は
間違っていないのでしょう。

そこにドラ1新人の清宮が参入したなら、たとえ今年は優勝には手が届かなくても、
来季以降は、今年前半はスランプにあえいでいる松本剛や横尾俊建が立ち直り、甲子
園優勝投手で内野手に転向をした平沼翔太や、昨年新人で大活躍をした浅間大基など
ヤングファイターズの面々があとに控えていますから、ここ数年でSBに変わる日ハム
の黄金期が訪れる期待感は十分にあります。

来季以降の不安材料があるとしたら、それは『来季の監督人事』でしょうね。
栗山監督の契約は今年一年の単年度契約と聞いていますが、仮に栗山監督以下コーチ陣
が大幅に入れ替わったなら、球団の育成方針には変更がなくても、彼に匹敵をした思い
きった采配が出来る人材がいるかどうかです。
以前は稲葉禅譲論があり、栗山ー稲葉の路線がファンからも望まれていましたが、稲葉
監督論は日本代表監督就任で立ち消えになりました。
2020年の東京オリンピックまでの足掛け3年を、栗山監督が続けるなら稲葉監督誕生も
可能でしょうが、そのためには2018年の今年は優勝またはAクラスに入っておかなければ
ならないでしょう。

そのためには4番中田の「翔の恩返し」と近藤健介の「本当の復活」、有原航平の15勝が
キーポイントになると思います。

 


日ハム 雨中の決戦を上沢の完封勝利でものにしました

2018-05-24 02:54:39 | 北海道日本ハムファイターズ



2018/05/23(水)第11回戦 (ZOZOマリン)観客数:11,704人

千葉ロッテ 0-2x 北海道日本ハム

《勝利》上沢(5勝1敗0S)《敗戦》有吉(0勝1敗0S)

《本塁打》(日)レアード 8号ソロ(4回・有吉)
     (ロ)なし    

 
降りしきる雨中の対決を制したのは、ここまでパ・防御率1位の上沢直之投手の右腕

で逃げ切った日ハムでした。

降り続く小雨のなか18時15分に始まった千葉ロッテとの11回戦でしたが、降雨に

よるゲーム途中でのコールドも予測される中、初回電光石火の攻撃でリードをしたのは

我らが日ハムでした。

昨夜はマルティネス投手の好投を生かせずに、相手投手石川の完封シャットアウトに

泣いた日ハムでしたが、そのお返しとばかりに初回西川遥輝のヒットに近藤健介が続き

不動の4番中田翔が久々のタイムリー2塁打が飛び出し、1点リードで試合は始まり

ました。

残念だったのは1死1,2塁で中田が左中間を破るヒットを放ちながら、近藤健介が3塁

をオーバーランで憤死をしてしまったことです。

近藤の走塁ミスなのか、3塁コーチングボックスにいた緒方コーチの制止ミスだった

のかは分かりませんが、非常に勿体ない「2死目」でした。

ここで1死2,3塁でレアードを迎えたなら、初先発の有吉投手も動揺をして大量点の

チャンスを迎えたかも知れず、その後好投をする上沢投手も、もっと楽な投球が出来

たかも知れなかっただけに、残念なプレーだったと思います。

〈一回表久々のタイムリーを放つ中田翔〉



雨中の対戦で8回を投げ切り、ロッテ打線を5安打完封をした上沢投手の好投が光り

ました。これで上沢投手は4安打完封した16日の西武戦(東京D)に続くプロ初の

2試合連続完封です。

これでチームの勝ち頭となる5勝目をあげて、真のエースに名乗りをあげましたが、

防御率も1.18として肘の手術から2年目の今年は、彼の活躍なくして優勝戦線にとど

まることはないでしょう。



4回にはレアードの8号ソロが飛び出し、スコアボードも2-0としますが、ようやく

本来のレアードらしいホームランは、5月も終盤ながら「5月男」の本領発揮を期待

したいところです。

5~6月にはホームラン量産があるかも知れません。




レアードの一発でリードを広げた日ハムですが、4回裏上沢投手に思わぬピンチが

訪れました。

先頭打者荻野はショートフライに打ち取りますが、続く2番藤岡と中村にセンターへ

連打を浴びて、2死1、2塁のピンチでを迎えます。

昨日のヒーローの角中はサードゴロに打ち取りますが、5番清田には左中間へ抜ける

かというライナーでのヒット性の当たりを、西川が横っ跳びでキャッチする超ファイ

ンプレーが飛び出します。まさに西川遥輝ならではの守備でしたが、この一打が抜けて

いたなら2-2の同点になっていたでしょう。

〈遥輝のプレーを褒めたたえる清宮と石井と卓〉


4回裏のピンチを遥輝の守備力で切り抜けた上沢投手でしたが、雨が一段と強く降り

しきる悪コンデションのなか、8回裏には再度この日一番のピンチを迎えます。

先頭打者の鈴木に左中間突破の3塁打を浴びていきなりピンチに立たされますが、

1失点は覚悟の守備陣形を日ハムは敷き、代打ドミンゲスをバッターボックスに迎え

ますが、外角低めのカーブで空振り三振に。雨が一段と激しさを増すなか、次打者と

なった代打平沢に対して四球を与えて、1死1,3塁とされます。

その後盗塁と三振で2死2,3塁のピンチのなか、2番藤岡裕を左翼フライに打ち取り

最後のピンチを切り抜けました。

ここでさらに雨が激しくなり、中断。結局、そのまま試合が終了となりました。

昨夜は0-2の完封負け、今日は2-0の完封勝と見事にリベンジを果たしましたが、

対ロッテ戦はここまで6勝5敗0分と接戦を演じています。


この日西武がSBを下し西武との差は3ゲームと変わりませんが、何とか敵地で勝ち

越して交流戦前最後の首位攻防戦に臨みたいですね。