先日終了をした2018エビアン選手権は、アンジェラ・スタンフォードの逆転優勝で
幕を閉じました。
今年40歳にしてメジャーは未勝利。ツアー優勝も過去5勝をあげてはいたものの、
2007年から優勝はなく、ようやくたどり着いたメジャー初制覇でした。
最終日はトップでスタートをしたエイミー・オルソンを含め上位選手がスコアを伸ば
せず大混戦となりましたが、アンジェラ・スタンフォードは15番でイーグルを奪取し
13アンダーに並ぶも画像にあるように16番ショートでは痛恨のダボ。
普通であればここで落ち込み、優勝争いからは脱落をしても不思議ではなかったので
すが、続く17番でバーディパットをねじ込み、難関の最終ホールはパーであがります。
一方、首位発進のエイミー・オルソンは、ツアー未勝利ながら崩れそうでいて崩れない
ゴルフを展開し、同じ最終組のキム・セヨンとかって全英で初勝利を果たした、モー
・マーティンも粘りを見せるのですが、トップに並ぶことが出来ない展開でした。
初優勝がメジャー初制覇が見えて来たエイミー・オルソンは最終ホールの第一打は
左ラフに、第二打もラフ、ようやく第三打をグリーンに乗せますが、頭の中は真っ
白になっていたでしょう。
冷静になれば2パットでも12アンダーでプレーオフもあったのですが、ボギーパット
の位置が悪過ぎました。
多分、15番ホールを過ぎたあたりから優勝を意識し始めたと思うのですが、まさか
の最終ホールの3パットで優勝を逃すとは、誰もが想像をしていない結果でした。
このダメージが後を引かなければ良いと思ったのは、私だけではないでしょうね。
優勝をしたアンジェラ・スタンフォードは3日目から面白いようにショットとパット
が決まり、最終日も攻めのゴルフに徹したのが勝因だったと思います。
彼女にとっては、年齢からもラストチャンスと思い最終日に臨んだのでしょうが、
今年のエビアンは賞金上位の選手が次々と脱落したのも、彼女にとってはラッキー
だったかも知れません。
日本人選手として唯一決勝ラウンドに駒を進めた畑岡奈紗選手は、出だしの5番で
池ポチャのダブルボギーとして、追撃のチャンスを逃しましたが、彼女なりに成果が
あった大会だったとおもいます。
2日目に他の選手がスコアを伸ばすなかで、イーブンパーで終わってしまったのが
悔やまれますが、初出場での16Tは良くやったと言えます。
きれそうできれないグリーンに迷わされ続けた4日間だったと言えるでしょうが、
ピンチを迎えても大きく崩れることもない、絶妙のアプローチは感嘆に価します。
3日目、最終日と難しい18番でバーディを奪ったのは、来年にかけての好材料では
ないでしょうか。
一日の長が見えた畑岡選手のプレーには、日本人初のメジャー制覇の夢が広がる大会
であったのは間違いないでしょう。
来季は松山英樹か畑岡奈紗かのどちらかが、メジャー初優勝の朗報が届く気がします。
〈昨日のFighters〉
2018/09/17(月)第23回戦(札幌ドーム)12勝11敗0分|観客数:28,123人
北海道日本ハム4-2 オリックス
◆7回6安打2失点で11勝目をあげた上沢投手◆
【勝利投手】上沢(11勝5敗0S)【セーブ】石川直 (1勝2敗14S)
【敗戦投手】山田 (1勝2敗0S)
【本】(オ) なし
(日) なし
オリ先発の榊原投手は、初先発ながら5回を投げて被安打1の無失点の好投
20歳の新人投手に手も足も出ないとは...日ハム打線の弱点をさらけ出してしまい
ましたね
勝てば「さすがは長年ハムでヘッドコーチをしていた福良監督」と、なったので
しょうが、3連敗は絶対に避けたいというキャプテン中田の一打が、何とか連敗
の危機に陥っていたチームを救ってくれました。
◆ 6回逆転の2点タイムリーで勝利を呼び込んだ中田翔 ◆
連休最後の試合に駆け付けた2万8千人の観客も、何とか湿りがちの打線に”喝”を
と思っていたのでしょうが、日ハムのジンクスである「新人投手には滅法弱い」と
いう弱点をさらけ出して5回裏まではゼロ行進でした。
しかし相手投手が榊原から山田投手に交替をすると、その代わりばなを先頭打者の
中島卓がセンターに返し、ようやくチーム2本目のヒットを記録します。
しかし、次打者の遥輝はレフトへのファールフライに倒れるも、すかさず卓が2盗
を果たし大田が四球を選びますが、中島卓の盗塁は効果的でした。
走者1,2塁で打席にはコンスケがたちますが、チームでのリーディングヒッターと
してケンスケはセンターへ運びようやく1-2としました。
1死1,3塁の同点のチャンスが巡って来たところで、相手投手は比嘉に替わりますが
さすがチームの打点王中田翔
レフトへ打ち返し逆転のツーベースで3-2として、粘投上沢の負けを消しました。
7回にも1死から中島卓がヒットを放ち2盗に成功
6回に口惜しい邪飛に倒れていた遥輝に、ライト前タイムリーがでて4-2と逃げ
切り態勢に入り、7回表は上沢が3人で抑えて宮西に繋ぎます。
◆宮西尚生投手が、通算ホールドポイントのプロ野球記録にぶ◆
やはり頼りになる男、宮西尚生投手です。
8回3人を15球でピシッと抑えてホールドを記録し、通算324ホールドポイント
は山口鉄也(巨人)のプロ野球記録に並ぶ記録達成でした。
残り試合からも今季でのホールド新記録は間違いがなく、どこまで記録を伸ばす
のかに注目をしたいですね。
ここまで獅子奮迅の活躍をしてくれている宮西投手が、FA宣言をせずに残留して
くれたことに”感謝”をしたいです。
9回はここまで13セーブの石川が好調の中島にヒットを打たれるも、無難に抑えて
ようやく勝ちきりましたが、絶不調の清宮と渡邉諒を使い続ける栗山監督の意図が
分かりません。
今日からはメットライフで西武との2連戦が始まりますが、CSでの2位狙いなら
ここで負けるわけにはいかないので、栗山監督の秘策を期待したいのですが......。
頑固者の監督ですから、スタメンは外さないでしょうね
〈昨日のFighters〉
2018/09/16(日)第22回戦(札幌ドーム)11勝11敗0分|観客数:39,766人
北海道日本ハム4-8 オリックス
◆◆終盤戦に来てようやく目覚めた西川選手◆◆
【勝利投手】西(9勝12敗0S)【敗戦投手】マルティネス (10勝9敗0S)
【本】(オ) なし
(日)なし
〈一昨日のFighters〉
2018/09/15(土)第21回戦(札幌ドーム)11勝10敗0分|観客数:36,795人
北海道日本ハム 0-10 オリックス
◆◆ 0-10の大敗ですっかり疲れた栗山監督 ◆◆
【勝利投手】山岡(6勝11敗0S)【敗戦投手】有原(8勝5敗2S)
【本】(オ) なし
(日) なし
終盤戦に来てこの覇気のない2試合は、震災後遺症ととらえるべきなのでしょうか?
それとも栗山監督の選手起用に問題ありなのでしょうか?
一昨日の0-10の大敗は、有原投手の悪い癖が出てしまったとはいえ、勝に行った試合で
無得点という不甲斐なさは、選手起用に問題があったとしか言いようがありません。
また1回裏に無死1,2塁で近藤のあの場面は、2点を先行されていただけに、やはり送り
でしょうね。
次が中田翔だっただけに、ヒットは出なくても犠打の可能性があったのですから、強攻策は
間違いでした。
あの時に1点でも返していたなら、流れも変わりあれほどまでの大敗は無かったような気が
します。
それにしても有原以降の投手陣(公文・玉井)も酷かったですね。
昨日の連敗で今年の優勝は無くなったと言って良いでしょう。
頼みの綱のマルちゃんが、プレッシャーに負けてしまっては、西武の優勝は間違いありません。
震災のシワ寄せが来ての連戦となっては、選手も疲れを癒す暇もなく、一生懸命に頑張っても
結果が出ず完全に悪循環に陥っていますね。
あとはCSを想定して何とかSBを追い抜くことを考えて欲しいですね。
今の日ハムでは2位のSBとの2ゲーム差はかなりきついでしょうが、不調のアルシア、渡邉、
清宮は落として松本、谷口とおにぎり君を使って欲しいです。
何となくですが9月に入っての栗山監督は、運勢は最悪でしたからこの状況は納得ができます。
投手陣は誰を使っても駄目なら、上原や西村も使ってみるべきでしょうね。
日ハムもコンサも震災後遺症から抜け出すのが先決かも知れません。
今季メジャー最終戦エビアン選手権2日目は、畑岡奈紗選手はスコアを伸ばせずに
この日イーブンパーの4アンダーで16位タイと後退をしました。
風もなく好天に恵まれたなか、他の選手がスコアを大幅に伸ばすなかでのイーブン
でのホールアウトは、彼女にとってもファンにしてもストレスが溜まる2日目だった
と思いますが、首位とは4打差ですからまだまだ優勝圏内にいると言えます。
アウトではスタートからバーディ発進で4番でもバーディを奪い、6アンダーとして
2日目のプレーもトップに届くかという勢いだったのですが、9番ロングでの3打目
がピンを直撃して行ってはけないグリーン左に大きき撥ねてしまったのが、不運の
始まりになってしまいました。
もしも、ボール一個ずれていたならこのホールをボギーとせずに、バーディは確実
だったでしょうが、まさに9番ロングでのアンラッキーは、畑岡選手にとっては大
きなダメージとして残ったようです。
その後もらしからぬショットミスとバーディ逃しが続き、スコアを伸ばすことが出来
なかったのですが、耐えに耐えた2日目の口惜しさは、今日からの本戦で必ず晴らし
てくれるでしょう。
横峯さくら選手と昨年最終日最終組でまわった上原彩子選手は、残念なことに予選通
過はなりませんでしたが、ただ一人日本人選手として残った畑岡選手には大いに期待
をしたいと思います。
もしかしたら今日の3日目に大きく伸ばすことが出来たなら、優勝もあるような気が
するのですが。
〈昨日のFighters〉
2018/09/14(木)第20回戦(札幌ドーム)11勝9敗0分|観客数:24,341人
北海道日本ハム 4-3 オリックス
【勝利投手】ロドリゲス(2勝2敗0S)【敗戦投手】 石川直(1勝2敗13S)
【敗戦投手】ローチ (2勝2敗0S)
【本】(オ) ロメロ 22号2ラン(9回・石川直)
(日)なし
胆振東部地震があってから、初の札幌ドームでの試合でした。
チームは9月9日の楽天戦から4日もあいてしまった試合でしたが、選手は良く
頑張ってくれましたね。
先発のロドリゲス投手は初回に1失点をしながらも、その後をしっかりと抑えて
6回を投げ切り、3安打1失点の好投は予想外の好投だったといえます。
調子に波はありますが、残り試合で投げる可能性もあり、勝利を積み上げたなら
来季の契約があるかも知れませんね。
震災で落ち込んでいる被災者のためにも、勇気を与えようとして日ハムナインは
精一杯の頑張りを見せた試合でした。
打てなくても走る
そして守るという姿勢を見せてくれたのは、やはりチームリーダーの中田翔で
あり、この日11年連続50試合登板を達成した宮西投手でした。
鉄腕宮西尚生は来年もチームを牽引し、記録を伸ばしてくれるでしょう。
若手とベテランの力が融合して勝利に導く。
パの上位3チームは、まさにベテランの活躍があるからこそ優勝争いを展開して
いるといえますが、SBホークスから帰って来てくれた鶴ちゃんがいなければ、
チームはAクラスに果たしていることが出来たかどうか
帰って来たガチャピンには、心から感謝ですね。
いや、ガチャピン鶴岡選手だけではなく、奥様の鶴岡麻奈(旧姓小林)さんに
とも言えるでしょう。
彼女が札幌出身でなかったなら、移籍の時点で札幌を引き払っていて、日ハムに
復帰をしていたかどうかは疑問ですから。
虫歯の治療に行ったことが縁で結婚とも聞いていますが、結婚後の好成績は奥様
の「内助の功」があったからこそでしょうね。
いずれは稲葉監督時代を迎えたら、コーチングスタッフとして優心や石川亮と郡
などの良きアドバイザーとなるでしょう。
◆2本のタイムリーヒットで勝利に貢献をした鶴岡慎也捕手◆
勝ったとはいえ昨日から地獄の連戦が9月20日まで続きます。
これ以上負けることが出来ないだけに、何とかニューヒーローが出て来て欲しい
ところですが、昨年の今頃は横尾と松本剛が大活躍をしていたと思うのですが、
誰か下から上がってきて窮地を救う選手はいないのでしょうか?
横尾と剛はファームでは調子も良く、谷口も好調なようですから、この連戦中には
一軍登録をする価値は十分にあると思うのですが....。
投手では西村ですね。
〈今日の結果〉
2018/09/09(日)第21回戦(楽天生命パーク)10勝9敗2分|観客数:23,893人
楽天イーグルス 1-3 北海道日本ハム
【勝利投手】マルティネス (10勝8敗0S) 【セーブ】石川直(1勝2敗12S)
【敗戦投手】藤平 (3勝6敗0S)
【本】(日)淺間 3号2ラン(2回・藤平)
(楽)なし
日ハムが放ったヒットは「4本(淺間、近藤②、渡邉)」四死球は「6」で得点は3点。
楽天が放ったヒットは「6本」四死球は「3」で得点は初回の1点のみという貧打戦
で、雨中の一戦にも関わらず「乾ききった」味気ない試合内容でした。
そんな試合でしたから、書くことといえば先発のマルちゃんが、調子は良くないなか
粘り強い投球で、初回の1失点に抑えて7回を投げ切り、二桁勝利をしたこと。
打ってはトップバッターとしてスタメン出場をした淺間大基選手が、横浜高校後輩の
藤平投手から3号決勝ホームランを放ったことくらいのお寒い内容でした。
北海道胆振東部地震で疲れ果てている道民への、勝利のプレゼントにはなりましたが
欲を言うなら、クリーンアップの中心打者には、もっと打って欲しかったというのが、
本音です。(中田は初回犠打で打点1をあげていますが・・・・)
なかでも期待の清宮は4タコ(2三振)でまったくタイミングが掴めていないのが、
気になりましたね。
明日も打てないなら、指名打者はアルシアかケンスケに代わり、大田がライトに周る
のではないかと思います。
やっぱり高卒一年目では、今の状態が限界なのかも知れないですね。
それにしてもSBは調子に乗り、首位西武を完全に脅かす存在となってしまいました。
勢いから言うとSBが有利のように思いますが、果たして日ハムが両チームに割って
入ることが出来るのか不安に感じます。
昨日の上沢で負けたことが響いてくるような気がします。
まさかまさかの日本人女子として、四大大会の全米オープン初優勝です
伊達公子さんも沢松奈央子さんもなしえなかった、テニス四大大会での優勝をいとも
簡単に成し遂げてしまいました。
それも二十歳の女性がです
大坂、日本人初の4大大会制覇!苛立ちラケット壊したセリーナにストレート完勝
大阪なおみ選手の出身は大阪府となっていますが、彼女の祖父は今回胆振東部地震に
見舞われた北海道根室漁業協同組合組合長の大坂鉄夫組合長(73)です。
そのようなことから大阪選手の日本での住所は、大阪鉄夫さんの札幌市にある別宅
とのことですから、北海道にはゆかりのある選手と言えますね。
大坂なおみ選手の祖父が根室からエール
それにしてもあのセリーナ ウイリアムズ選手に決勝で完勝をしたのですから、テニス
大好きのFacebookお友達は、wowowのlive中継を固唾をのんで見ていたことでしょう。
みなさま "Congratulations"です。
またこの優勝のニュースはテニスファンならずとも、胆振東部地震に遭われた被災地の
皆様に必ずパワーを伝えてくれるでしょう。
道産子である母親の環さんとの凱旋帰国が待ち遠しいですね。
今年二十歳の大阪選手に続いてのBIGNEWSは、同じ黄金世代の畑岡奈紗選手が、今年
最後のメジャー大会となる、エビアン・チャンピオンシップかも知れません。
彼女にも期待をしたいですね。
9月6日未明に発生した平成30年北海道胆振東部地震で
被害に遭われました皆さまに対し、謹んでお見舞いを申し上げます。
引き続き余震への備えなど安全確保にご留意いただき、
北海道に一日も早く平穏な日々が戻りますよう心よりお祈り申し上げます。
北海道日本ハムファイターズは今後も愛する北海道、
ファンの皆さま、住民の皆さまに寄り添い活動してまいります。
なお、監督、コーチ、選手、球団職員、スタッフ全員の無事が確認できました。
ご心配いただき誠に有難うございました。
(北海道日本ハムファイタアーズからのお知らせ)
=====================================
〈昨日の結果〉
2018/09/08(土)第20回戦(楽天生命パーク)9勝9敗2分|観客数:24,524人
楽天イーグルス 9-4 北海道日本ハム
【勝利投手】岸 (10勝3敗0S) 【敗戦投手】上沢 (10勝5敗0S)
【本】(日)レアード 26号2ラン(4回・岸)
(楽)内田 6号ソロ(2回・上沢)、ウィーラー 11号3ラン(2回・上沢)
藤田 4号ソロ(3回・上沢)
9月6日3時8分の平成30年北海道胆振東部地震は、プーさん日記の対西武2連戦の結果を
アップした直後の地震でした。
下からドンと突き上げた後に横揺れが数秒間続き、食器類が割れるとともにその後は停電
瞬時に食器棚を抑えつつ、住まいが壊れるのではないかとの恐怖が襲ってきましたが、
揺れが収まるとともに真っ暗闇のなか、震源地は緊急地震速報で北海道だとは理解して
いました。
その後はBlogに書いたように、過去には例がない北海道全域が停電に見舞われ、建物崩壊
による多数の被害者と行方不明者が出る大災害となりましたが、ようやくライフラインも
昨夜復旧しPCも利用できる環境になりました。
私宛のメールやFB&lineには、九占舎の全国各地にお住いのお客様から、お見舞いが届いて
いましたが、この場を借りて無事のご報告と御礼をさせていただきます。
=====================================
そのようななかでの楽天との20回戦は、エース上沢が9失点の大乱調で敗戦投手になった
ようですね。
午後2時からの放送時間では、到底TVを見る時間もなく、結果のみを知ったわけですが、
日ハムには鬼門ともいえる仙台で勝つことは、非常に難しいのかも知れません。
相手チームが最下位と決してなめているわけではないのに、勝てない理由が分かりませんが、
相性が本当に悪いのですね
北海道がまさか被災地になるとは、私を含めて多くの日ハムファンも選手も信じられない
出来事だっただけに、上沢投手にはもう少し踏ん張って朗報をもたらして欲しかったです。
札幌ドームでのロッテとの2連戦は中止となりましたが、何とか楽天との残り2戦はファン
が納得をする試合をして欲しいものです。
9月6日午前3過ぎ。
日ハム対西武戦の結果を当ブログに書いてアップした途端に、ドンと下から突き上げ
られるとともに、激しい横揺れが....。
食器棚からはグラス類が飛び出し、ガチャンガチャンと割れるなか停電。
真っ暗闇のなか私は食器棚にすがり付き、頭の中はかなりパニックに陥っていました。
さぁそれからが大変でした。
電気は通じず水道も受水槽からの汲み上げ方式なのでこちらもSTOP
生れて70年を経て初めて経験ライフラインは瓦斯のみが生きてはいましたが、
情報はラジオのみで、北海道は全地域停電とのニュースで、何をすればよいのか
携帯はスマホではなく、ガラ携なので情報は皆無。
いやぁ~それからが大変でした。
電気機器に依存をした生活のなか、当然PCも使えないのですから、この時だけは
ガラ携からスマホに切り替えていないことを後悔しました。
とりあえず生活環境が落ち着いたなら、すぐにスマホを買います
水と電気のない生活で最も苦労をしたのが、「トイレの水」でした。
飲料水はストックがあったので幸いに助かりましたが、生活に関わる水を4階まで何度も
”ゴミ袋”(これは東日本大震災での経験談から)に入れて運ぶのは、足腰が弱っている
私には大変でした。
一人生活なら何もできなかったでしょうね。
ただ、奥方は股関節に障害を持つ身ですから、重いものは持てずその役割は私の仕事。
そんななか一日を過ぎた7日には、電気が復旧したお客様と連絡がとれて、取り敢えずは
ラジオ用の電池等を持ってきてもらい2日目の停電生活に備えました。
しかし、携帯電話のバッテリー残量は2台とも残りわずか.....。
午後3時からは地下鉄が開通とのニュースを聞き、すでに電気が通じているという薄野の
居酒屋さん(知っている方は知っている「白ちゃん」)に赴き、携帯電の充電をさせて
貰い、その間奥方と冷えた生ビールと日本酒を頂き、その美味しさに感激!!
店主のお家もいまだ停電中でしたが、お店は暖簾を外して私たち二人のための営業でした。
家に帰ると昨夜までは真っ暗だった周囲の家々には明かりがともり、ようやくと停電生活
から解放されました。
PCを開くと様々な方から「大丈夫かとの」メールとラインが届いていましたが、取り敢えず
全国のお客様にはこの場を借りでお礼を申し上げます。
プーさんはかなり痩せこけましたが、生きていますよ
なお、この様な状況下にあるので、ご依頼を受けている鑑定書は、少々遅れると思います。
申し訳ありませんが、その旨ご了承をお願い致します。
〈一昨日の結果〉
2018/09/04(火)第18回戦(旭川)8勝10敗0分|観客数:15,072人
北海道日本ハム 3-7 埼玉西武
【勝利投手】多和田(13勝5敗0S) 【敗戦投手】堀 (2勝2敗0S)
【本】(西)中村 24号2ラン(3回・堀)
(日)中田 25号2ラン(1回・多和田)
(評)
先発堀くんの予想は見事に的中しましたが、中田のHRで先行しながら、おかわり
君の逆転HRでメロメロになり、今季3勝目はなりませんでした。
後を引き継いだ鍵谷投手も万全ではなく、5回裏にはケンスケのヒットで3-5と
詰め寄るも、7回には公文を引き継いだトンキンが大荒れで3-7とされてしまい
逆転の芽はなくなりました。
果たして来季残留の外国人選手は、何人が勝ち残るのでしょうか?
救援失敗の多いトンキン投手と1勝のロドリゲス選手は、多分来年はいないのでは
ないかと思いますが....。
〈8回を三者凡退に抑えた浦野投手〉
〈9回 旭川での凱旋登板を三者凡退で抑えた玉井投手〉
✩*⋆¸¸.•*¨*(;ω;)✩*⋆¸¸.•*¨*✩*⋆¸¸.•*¨*(;ω;)✩*⋆¸¸.•*¨*
〈昨日の結果〉
2018/09/05(水)第19回戦(旭川)9勝10敗0分|観客数:13,289人
北海道日本ハム 4-0 埼玉西武
【勝利投手】加藤(5勝6敗0S) 【敗戦投手】榎田(9勝3敗0S)
【本】(西)なし
(日)なし
〈日ハムVS西武 ダイジェスト〉
負ければ自力優勝が消えるという(データー上では)切羽詰まった状況のなかで
台風21号が過ぎ去った旭川スタルヒン球場では、日ハム加藤貴之投手が今年最高
のパフォーマンスを見せてくれました。
豪打の西武打線を7回2安打という結果は、良い意味での期待を裏切る好投でした。
打っては加藤投手とバッテリーを組んだ鶴ちゃんが、4打数3安打の猛打賞の活躍
を見せ加藤、宮西、石川直の各投手をリードして完封試合とするのですから、本当
に鶴ちゃんには帰って来てくれて、よかったと誰もが思ったと思います。
また先頭打者の西川遥輝は、初回にヒットを打つとこの日は鶴ちゃんと同様に3安
打の猛打賞でチームを引っ張ってくれました。
勝利の陰の立役者だったとも言えるでしょう。
何とか旭川シリーズは首位西武と1勝1敗の五分として、優勝への望みをつなぎ
ましたが、鶴ちゃんのヒーローインタビューでの”絶対優勝します!”の強い言葉
通り、残り試合を一丸となって頑張って欲しいですね。
〈加藤・鶴岡のヒーローインタビュー〉
残り試合はわずか24試合(?)となりますが、この日は2位SBがロッテに3-11
と大敗し、3位日ハムはSBに0.5ゲーム差と詰め寄りました。
CSは現状では上位3チームで決まりでしょうが、何とかSBを追い越して首位西武
を逆転して欲しいものです。
私の予想では今月末から来月の西武4連戦(札幌ドーム)までに、3ゲーム差に
なっていたなら、逆転優勝の可能性はかなり高いと思います。
ズバリ!今年のパを制するのは日ハムでしょう。
その理由の一つとして西武ライオンズは、2008年以降優勝はしておらず、その中
でかって優勝を経験している選手は、捕手の炭谷と内野の中村、外野手の栗山選
手のみ(投手の武隈はいましたが)ですから、優勝のプレッシャーは選手にとって
かなり重たい荷物となるからです。
<ゴルフ5レディス 最終日◇2日◇GOLF5カントリーみずなみコース(6,545ヤード・パー72)>
自分を信じて得意クラブを振り抜くも…小祝さくらはPO敗北に「実力が足りなかった」
ニトリレディスでは残念ながら、地元の期待に応えることが出来ず予選落ち
道産子選手は北海道での優勝は難しい!(唯一大場美智恵選手のみ)
このジンクスを打ち破るのは、菊地絵理香選手か小祝さくら選手と、信じて疑わない
私ですが、ゴルフ5レディスでの小祝さくら選手の戦い方をみると、期待に応える
一番手は小祝さくら選手だと確信をしました。
結果はシンジェ選手と14アンダーで並びプレーオフとなりましたが、まさに彼女が
語るように、最終日本戦の17番と18番のティーショットミスがなければ、楽々と逃
げ切っていたでしょう。
3日目も最終ホールではミスをしていただけに、2日連続のティーショットミスが
あったことは「まだまだ優勝は早い!」とゴルフの神様が言っていたのかも知れま
せん。
初優勝こそ逃がしましたが、獲得賞金額では10位から7位にランクアップをしたのは
素晴らしいことです。
彼女の他の選手には見られない粘り強さは「黄金世代」と言われる、同期のなかでは
群を抜いています。
ラッキーな初優勝をしながら、2勝目が出来ず下位に沈んでいる選手が多いなか、小
祝選手には実力で初優勝を飾り、二勝目、三勝目と優勝を積み上げる選手だと思い
ますから、焦らずに日々の努力を積み上げたなら、意外と早く初優勝の笑顔が見られることでしょう。
〈昨日の結果〉
2018/09/02(日)第22回戦(ZOZOマリン)13勝9敗1分|観客数:26,558人
ロッテ 2-3 北海道日本ハム
【勝利投手】宮西(4勝1敗0S) 【セーブ】石川直(1勝2敗11S)
【敗戦投手】内 (3勝5敗25S)
【本】(日)西川10号ソロ(9回・内)
(ロ)なし
懸念通り日ハム打線の長きにわたるジンクスは、いまだいきているようです。
『初物に弱い日ハム打線』をまたしても露呈し、ロッテ先発の種市投手からは、5回2安打
と手も足も出ない不甲斐なさでした。
こうも初対戦の投手を打てないのは、日ハムの悪しき伝統ですから、仕方がないといえば、
それまでですが、仮にこの試合を落としていたなら、今夜の日ハムナインは口惜しさで眠る
ことが出来なかったでしょう。
19歳の若者がいかに調子が良かったとはいえ、ここまでは0勝1敗の成績の投手に、5回
まで得点を出来なかったのですから、これは先乗りスコアラーを含めた参謀役の不甲斐なさ
と言われても仕方がないでしょう。
昼間の試合では西武がオリックスに1-5と負けていていただけに、何がなんでも絶対に
この試合は落とすことが出来ない戦いでした。
それはスタメンの全員も分かっていたことでしょうが、初対戦の呪縛は種市投手がマウンド
を去るまでは続いていましたね。
相手投手が変ればゲンキンなもので、7回には鶴ちゃんの死球を足がかりに、ノーヒットで
ようやく1点を返し1-2とします。
この時は鶴ちゃんに変えて淺間をピンチランナーに置いたのが功を奏し、遥輝の犠打を演出
しての得点でしたが、あとが続きません。
日ハム打線にようやくと火が付いたのは、8回のケンスケが右中間を破る2塁打で出塁をし、
中田がそれに続くセンター前ヒットで無死1,3塁としてレアードのタイムリーで同点とし
ますが、この後も3者凡退に倒れるのですから、今日の試合は無理だと思いました。
◆8回レアードの価値あるタイムリーで同点に◆
しかし、しかし、9回表の攻撃は昨日逆転のきっかけとなる2塁打を放った中島卓からの
攻撃で、相手投手もロッテ守護神の内投手でした。
二夜連続で同じ投手と打順。
これは何かあるのではないかと思っていた矢先、卓が倒れた後の遥輝が.....ライトへ高々
と逆転の10号を放つのですから、野球は何が起こるか分からないものです。
◆9回、遥輝の逆転の10号HRはキャリアハイ◆
◆やはりこの日のヒーロは遥輝以外にいません◆
それにしても二夜連続で勝利投手は宮西投手に点き、セーブは石川直、敗戦投手は内投手
ですから非常に珍しいことが起きてしまいました。
勝利目前で救援陣が打たれてしまったロッテは、井口監督が「救援投手が....」と嘆くのは
良く分りますね。
これで日ハムは西武とのゲーム差を「5」として、火曜日からは旭川での西武戦に臨むこと
になりますが、問題は日ハムの先発投手です。
本来であれば前回オリ戦で好投をして初勝利をあげたロドリゲス投手なのでしょうが、今季
の天王山ともいえる大事な試合に果たして使う勇気があるかどうかでしょう。
私の予想では先の楽天戦で好投し、2勝目をあげた堀瑞樹投手が、満を持して登板をするの
ではと予想をしますが、果たしてどのような投手起用をするのかに興味が集まります。
作詞家の鳥井実さん死去 「すすきのブルース」「娘よ」
今朝のニュースの片隅に作詞家の鳥井実さんの訃報が載っていました。
今の若い人には、ほとんど知られていませんが、ここ数年前からはススキノの
スナックで、飲んだ勢いで歌うなかの一曲が、鳥井さんが作った名曲の一つ
「すすきのブルース」でした。
最初にこの歌は「マリモの唄」をカバーして、当時全国的に広く知られた
九条万里子さんが歌いましたが、その後には故箱崎伸一郎さんなども歌って
います。
九占舎のホームページからこのBlog(髭のプーさん日記)に入られた方から
良く言われるのが、プーさん(九占舎)は「郷土愛が旺盛なんですね!」との
言葉ですが、まさしく私は”北海道大好き人間”ですから、今後も野球は日ハム、
サッカーはコンサ、ゴルフは道産子選手(女子に限って)、歌は北海道に縁ある
唄を応援していきます。
そして今後もカラオケは鳥井さんが作られた「すすきのブルース」ともう一曲
故横内じゅんさんが歌った「旭川慕情」を、カラオケスナックの片隅で歌って
いくでしょうね。
この曲は鳥井実さんとは関係はありませんが、好きで良く歌っている歌です。
旭川出身の方には歌って欲しいですね。
〈昨日の結果〉
2018/09/01(土)第22回戦(ZOZOマリン)12勝9敗1分|観客数:27,082人
ロッテ 3-4 北海道日本ハム
【勝利投手】宮西(3勝1敗0S) 【セーブ】石川直(1勝2敗10S)
【敗戦投手】内 (3勝4敗25S)
【本】(日)レアード 25号ソロ(6回・ボルシンガー)
(ロ)鈴木 4号2ラン(2回・上沢)
ハム近藤 復調兆しV犠飛 城石コーチ分析「最近は引っ張った当たり多かった」
久々のヒーローはケンスケ・コンドーでした。
8月はチャンスで打てなかったケンスケが、ようやく本領発揮で決勝打を。
お膳立てをした中島卓は、3安打の猛打賞でした。
ロッテとの2連戦では、攻撃面では歯車も噛み合い、スシボーイレアードも前日の
ヒーローインタビューで気分も新たになったのか、6回同点のシーンで一時は逆転
のHRを打ってくれました。
◆2試合連続の25号を放ったレアード選手にはまだまだ売って貰わなくては!◆
これで本来の力を発揮したなら、8月の不振を跳ね除けるHR量産も期待が出来ますね。
せめてあと8本は打ってくれたなら、逆転優勝もあるのですが。
先発の上沢は、7回107球を投げて3安打の好投をしながら、勝利投手になることは出来
ませんでした。
どうもこのところは運(ツキ)に見放されているようですね。
◆7回を3安打と好投しながら2回の鈴木のHRは投球ミスでは?◆
6回にはスシボーイの勝ち越しHRがでて、3-2とようやくリードをするも、前日
大当たりをした渡邉のエラーから失点をして同点に追いつかれたのは、痛かったです。
チームは渡邉のエラーを何とかカバーしようと頑張ったのですが、2番藤岡にはポテン
ヒットを打たれて同点に追いつかれます。
エラーで出塁をしたのは岡大海ですから、どうも岡の「執念」がここ2試合実っている
ような気もします。
かっての糸井放出の時も散々な目に遭いましたが、どうも日ハムが同リーグに出した
選手には痛いしっぺ返しを受けているように思うのですが....。
7回、8回と同点で拮抗した試合に決着をつけたのは、9回表の日ハムでした。
ロッテ守護神の内から先頭打者の中島卓が、この日3安打目となる2塁打を放ち、遥輝
がきっちりと送り1死3塁とすると、2番大田はきわどい球を選び1塁に歩きます。
ここで大田が盗塁をしてゲッツーをなくす攻撃態勢の中、それまで2安打を放ち調子も
上昇気味のコンスケが、きっちりとレフトに犠飛を放ちまたまた勝ち越しをします。
浅目のフライでも3走は足に自信のある卓でしたから、悠々と生還が出来ました。
4-3とリードをしてここは流石に守護神石川直の出番でしたが、勝投手となった宮西
の後を引き継いだ日ハムの守護神は、しっかりと三者を打ち取りゲームセットとして
接戦をものにしました。
◆9回を3人で抑えた石川直投手は今季10セーブ目となる完璧の投球でした◆
◆ヒーローはコンスケでしたが、卓でも良かったような気もしますが......◆
負けられない試合が続きますね。
首位西武はオリックスとの戦いで、8-7とリードをしながら土壇場の9回裏に、中島
に逆転サヨナラ3ランを打たれて痛い敗戦となっています。
ここに来て優勝を意識するあまりなのかどうかは分かりませんが、どうももたついて
いるのは間違いないでしょう。
もっとも喜んでいるのは追走をしているSBでしょうが、日ハムも西武とのゲーム差は
「6」と変わっていないので、CSが絶望的なロッテを3タテにしたなら、奇跡の逆転
の可能性は残っています。
是非先発のマルちゃんに頑張って貰い連勝を続けて欲しいですね。