誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

ロウバイ

2017-12-29 16:51:41 | 誕生日の花ケイスケ日記

ロウバイ(ロウバイ科)花言葉は、慈愛心;思いやり。梅は春を告げる花。早春の冷たい空気の中で香り高い五弁の花を開く。ほかの春の花にさきがけて咲くところから古くは「花の兄」ともよばれた。バラ科サクラ属ウメ亜属の落葉樹。花は桜よりやや小ぶり。八重もある。薄紅、濃紅もあれは紅といえば白梅である。白梅は清楚な気品があり、桜とともに古くから日本人に愛されてきた花である。万葉時代には中国の文人をまねて梅の花を観賞し、歌に詠むこが流行った。『万葉集』の花の歌では梅がいちばん多く118首。桜は三分の一の40首ところが、平安時代の『古今集』になると形勢は逆転し、春歌134首のうち100首以上が桜の歌で占められ」梅の歌はわずか十数首しかない。 万葉時代には中国の文人をまねて梅の花を観賞し平安時代の『古今集』になると、形勢は逆転春歌134首の内。桜は3分の1の40首と逆転している。「香は四方に飛梅ならぬ梅もなし 貞徳」「さればここに談林の木あり梅の花 宗 因」「梅若菜杓子の宿のとろろ汁 芭 蕉」「山里は万歳遅し梅の花 芭 蕉」「梅の香にのつと日のでる山路かな 芭 蕉」「梅一輪ほどの暖かさ 嵐 雪」「灰捨てて白梅うるむ垣根かな 凡 兆「しんしんと梅散りかかかる庭火かな 荷 分」「きのふきけふ風のかわきや梅の花 浪 化」「梅散るや川原鼠のちゝと鳴く 祇 空」「二もとの梅遅速を愛すかな 蕪 村」「うめ散るやこぼれるる卓の上 蕪 村」「梅が香やおもふ事なき朝ぼらけ 陶 更」「夜の梅寝んとするば匂ふなり 白 雄」「梅さしゃく手に光るなで仏 一 茶」「崖急に梅ことごとく斜めなり 正岡子規」「妓を刺す二重回しや梅屋敷 夏目漱石」「古鏡見る窓前梅のさかりなり 水原秋櫻子」「梅一輪山を圧して咲きにけり 山口青邨」「あめつちの明暗ぐさと梅一枝 三橋鷹女」。(暮れそめてにわかに暮れぬ梅林 ケイスケ)