誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

グラジオラス

2018-07-08 06:53:13 | 誕生日の花ケイスケ日記
昼顔;ヒルガオ科ヒルガオ属の多年草。花言葉は差は日本、朝鮮半島、中国に分布し、明るい草原に生える。蔓性で他のものに巻きつき、六、七月頃、葉腋に直径五センチ程度の淡い紅色の花をつける。都会の空地に生え、金網にからみついて可憐な葉のを咲かせるが、気にとめる人もなく、どこか寂しげである。「昼顔に米鋤き涼むあはれなり 芭蕉」「子どもらよ昼顔咲きぬ爪むかん 芭蕉」「昼顔や魚荷過ぎたる浜の道 桃妖」「昼顔や夏山伏の峰伝ひ 支考」「昼がほや子を運ぶ鼠垣根より 召波」「昼かほや燎ふ牛のまくらもと 蕪村」「昼顔や行く人絶えし野のいきれ 凡獎」「とうふ屋が来る昼顔が咲きにけり 一茶」「ひるがほに一息つくや米飛脚 藍虹」「ひるがほを踏みて眺めぬ塩屋岬 前田普羅」「昼顔のほとりによべの渚あり 石田波郷」「昼顔や流浪はわれにゆるされず 鈴木真砂女」「ひるがほに電流かよひはせぬか 三橋鷹女」「昼顔のあはれ途方に暮れるる色 飯島晴子」「昼顔や渋民村に家すこし 飴山 實」「昼顔の揺れかく揺れわれは昼顔 阿部完市」「昼顔の見えるひるすぎぽるとがる 加藤郁乎」「昼顔や捨てらるるまで曜痩せて 福永耕二」「きさがたのひかるがほ紅をしぼりけり 黒田杏子」{わが瘦せの極まり昼顔の丘 永島靖子」「昼顔のさすらいやまぬ足がある 鳴戸奈菜」。今日は梅雨晴れ空は薄曇りなるも日が挿してきた。(庭の木に雨降しおり爽やかさ 謙治)