シモツケクサ(下野草);バラ科の多年草。花言葉は、ひそかな恋;自由。{下野草登路たちまち霧の蕚れ 平賀扶人。」「しもつけ草蕾一粒づけ弾け 田上悦子」。昨晩岡山;倉敷市、愛媛聖川多。西日本地区に豪雨があり、甚大な被害;広島熊野町死者130人、行方不明者も多数でたとのことであつた。島根県那賀郡若桜町に長いこと住んだことがある私は、近くに江川があつて親戚も多く、特に丹比村には現在も親戚があるが、この付近の被害はなく、報道もされていないので安心しました。下野草:関東地方以西の山地の日当たりのよい草地などに生える。バラ科の多年草。草丈30センチ。葉は羽状複葉で、長い葉柄を持つ。七~八月径四~五ミリの小さな花が散房状に多数つく。花色は淡紅色で、3~五弁である。花は線菊に繡線菊に似ているが,バラ科だが別属で低木。花容がよく似た鳥足升麻はユキノシタ科の多年草。「下野草雲のごとくに咲いており 飴山 稔」「夫婦句友つけ草をさかせおり 松崎鉄之助」「下野草雲の中よりリフト現る 加藤耕子」。(梅雨晴間ジャングルジムに鳥遊び 小野瑞枝;下野草雲の中よりリフト現る 小野謙治)
昼顔;ヒルガオ科ヒルガオ属の多年草。花言葉は差は日本、朝鮮半島、中国に分布し、明るい草原に生える。蔓性で他のものに巻きつき、六、七月頃、葉腋に直径五センチ程度の淡い紅色の花をつける。都会の空地に生え、金網にからみついて可憐な葉のを咲かせるが、気にとめる人もなく、どこか寂しげである。「昼顔に米鋤き涼むあはれなり 芭蕉」「子どもらよ昼顔咲きぬ爪むかん 芭蕉」「昼顔や魚荷過ぎたる浜の道 桃妖」「昼顔や夏山伏の峰伝ひ 支考」「昼がほや子を運ぶ鼠垣根より 召波」「昼かほや燎ふ牛のまくらもと 蕪村」「昼顔や行く人絶えし野のいきれ 凡獎」「とうふ屋が来る昼顔が咲きにけり 一茶」「ひるがほに一息つくや米飛脚 藍虹」「ひるがほを踏みて眺めぬ塩屋岬 前田普羅」「昼顔のほとりによべの渚あり 石田波郷」「昼顔や流浪はわれにゆるされず 鈴木真砂女」「ひるがほに電流かよひはせぬか 三橋鷹女」「昼顔のあはれ途方に暮れるる色 飯島晴子」「昼顔や渋民村に家すこし 飴山 實」「昼顔の揺れかく揺れわれは昼顔 阿部完市」「昼顔の見えるひるすぎぽるとがる 加藤郁乎」「昼顔や捨てらるるまで曜痩せて 福永耕二」「きさがたのひかるがほ紅をしぼりけり 黒田杏子」{わが瘦せの極まり昼顔の丘 永島靖子」「昼顔のさすらいやまぬ足がある 鳴戸奈菜」。今日は梅雨晴れ空は薄曇りなるも日が挿してきた。(庭の木に雨降しおり爽やかさ 謙治)
イワタバコ(イワタバコ科)花言葉は、涼しげ。イワタバコ科、イワタバコ属の多年草。山地の渓流沿いなど湿た岩壁生えるイワタバコ科の多年草。葉は長さ15~50センチのゆがんだ楕円形で、光沢がある。葉の腋から10~15㎝の花茎を伸ばし、数個の花茎を伸ばし、数個の花をつける。花は径約1.5㎝のゆがんだ楕円形で、光沢がある。葉のわきから数個の花をつける。花は径約1.5㎝の花茎を伸ばし、数個の花をつける。若葉は食用に、葉は乾燥させて薬用にする。花の名は葉が煙草の葉に似ていることに基ずく。葉が野菜根茎から二~三葉をを連想させ。{いわな」{いわ」「」ともいう。葉質は柔かく、表面はしわがあるように見える。六~八月、花茎をの伸ばし紅紫色の星形の花をつける。葉がタバコの葉に似ていて岸壁に生えるのでこの名がある。若葉は食用、煎じて胃腸薬とする。「碩湯へ鎖伝ひや岩煙草 萩原芳堂」「岩煙草滝の飛沫を受けて咲く 右城順一」「はりつける岩ジシャ採の命綱 杉田久女」「滝川の鳴りこもれあり岩たばこ 阿波野青雅」「滝川の鳴りこもれあり岩たばこ 滝春一」「よべの雨溜めて花あぐ岩草 片山しず 瀧春一」「よべの雨溜めて花あぐ岩煙草 片山志津」「透き通る雨後の斜や岩煙草 平子公一」。今日は全国的に大雨で、各地に被害あり避難勧告が出ている。我家は高台にあり問題はない。