心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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鶴の箸置きを教えてくれたのは・・・

2011年08月25日 | ほんのすこし
鶴の箸置きです。
これを作ってくれたのは 先日ワンディシェフの店に来てくれたイギリスの17歳の男の子。鼻筋の通ったイケメンでした♪

その子の祖母が わたしの知っているHさんと従兄だとかで Hさんがその子と従兄さんたちを連れて食事にいらしてくれました。秋田ふきめんがいいだろうということで 準備していました。
でも本当は きりたんぽが食べたかったらしいです。きりたんぽという考えはちっともなかったのですが、大館といえばきりたんぽですね やっぱり。まだ美味しい時期じゃないので わたしなどは食べる気にはなりません。もう少し 新米が採れるようになったら 食べたいなぁって思います。でも他から来た方にとっては きりたんぽなんですよね。そこに気が付きませんでした。中にいると気が付かないことがたくさんありますね。外に出ると 中のことがわかる、田舎にいると田舎のことがわかっているようでわかっていなくて 外に出て 初めて田舎の良さを知る そんな感じを受けました。

そのイギリスの男の子 とても日本語が上手でした。夏休みには来ているみたいで とても日本の習慣に慣れているといった感じでした。箸の使い方も上手いし、ご一緒したそれぞれの方への対応の仕方もとても丁寧で。17歳って こんなにスマートな対応ができるんだ・・・と感心しきりでした。大人との接し方がきちんとしている そんな印象を受けました。
17歳といえば 日本でいえばまだ高校生。高齢の方にも気配りできているし、初対面のわたしたちにも 丁寧に接してくれました。

もし わたしが17歳だったら・・・あんな風に臆せず 見知らぬ人や大人と会話を楽しむことができただろうか?
この会話を楽しむ ということが とても大事な気がします。同じ年代の人と話すのはできても、目上の人とも自然体で色々な話題を語れる それが生活の中で浸透していることが 近い将来 自分が味わう社会人として生きるためにとても助かることじゃないかなと思います。

そして この子、プレゼントですといって この箸置きをくれました。いつのまに折っていたのでしょうか?箸袋を使って器用に作っていました。
わたしが「これ あなたが作ったの?すごい。わたしにも教えてくれる?」と頼むと 嫌な顔一つせず とても丁寧に教えてくれました。
周りのみなさんに
「○さん イギリスの子に折り紙教わってるの?」と笑われましたが、それもまた楽しいひとときでした。

この箸置きの作り方 とても簡単なので もっと作ってお店で使いたいなと思っています。
ひと夏の素敵な出会いでした♪