秋ですね・・・
やっぱりやってくるんですね。季節は巡る でも 同じ名前の季節でも そこにいる人といない人と。一緒に過ごす人と離れた人と。去年や一昨年 あるいは何年も前 同じ秋という季節でも そこにいる人の顔ぶれは違っている。
時の流れの中で わたしが過ごした時間と周りの人たちの時間が違っている。
それが当たり前なのだけど、自分だけが古い時にしがみついているんじゃないかと思えるときがある。過去にばかり思いがいって 現在や未来に目を向けることができずにいる それが多くなっているなと感じる。停滞感が否めない。在る人に言わせると 充電期なのだそうだ。そうであればいいのだが。
『詩ふたつ』長田弘 グスタフ・クリムト画
最近 出会った素晴らしい本だ。声に出して読むとその静かな世界が目の前に見えてくる気がする。クリムトの絵がまた詩にぴったりで 絵を見ながら ことばをたぐりながら味わえる。先日は友人に本を開いてもらい わたしはパソコンに入力した本文の詩を印刷し 読んで聴いてもらった。キャンドルの灯りが灯るなかで 読み終えると 友人が「途中で泣きそうになった・・・」と言った。亡き人を思い出したのだろう。
「あなたに会いにゆく。」という詩人のことばは 亡き人でもあり、遠くにいた自分でもあり、深く深く心にしみわたるものがある。
だれかにプレゼントしたくなる そんな本との出会いである。
秋はこうした本に出会いたくなる。
やっぱりやってくるんですね。季節は巡る でも 同じ名前の季節でも そこにいる人といない人と。一緒に過ごす人と離れた人と。去年や一昨年 あるいは何年も前 同じ秋という季節でも そこにいる人の顔ぶれは違っている。
時の流れの中で わたしが過ごした時間と周りの人たちの時間が違っている。
それが当たり前なのだけど、自分だけが古い時にしがみついているんじゃないかと思えるときがある。過去にばかり思いがいって 現在や未来に目を向けることができずにいる それが多くなっているなと感じる。停滞感が否めない。在る人に言わせると 充電期なのだそうだ。そうであればいいのだが。
『詩ふたつ』長田弘 グスタフ・クリムト画
最近 出会った素晴らしい本だ。声に出して読むとその静かな世界が目の前に見えてくる気がする。クリムトの絵がまた詩にぴったりで 絵を見ながら ことばをたぐりながら味わえる。先日は友人に本を開いてもらい わたしはパソコンに入力した本文の詩を印刷し 読んで聴いてもらった。キャンドルの灯りが灯るなかで 読み終えると 友人が「途中で泣きそうになった・・・」と言った。亡き人を思い出したのだろう。
「あなたに会いにゆく。」という詩人のことばは 亡き人でもあり、遠くにいた自分でもあり、深く深く心にしみわたるものがある。
だれかにプレゼントしたくなる そんな本との出会いである。
秋はこうした本に出会いたくなる。