心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

クリスマス待ち受けを引っ張り出してきた

2010年12月22日 | ほんのすこし
二年ぐらい前?携帯待ち受けにしたら 結構良かったので。
古いマウス画から 引っ張り出してきました(笑)。今は全然マウス画を描こうという気持ちが湧いてこないので。わたしのマウス画を描くパソコン(windows95が入っている←年代物!動くのかわからないよぉ~)の電源を入れることもなくなってしまった。
もし電源を入れても 動かない気がする(笑)

クリスマスが近づいてきたねぇ。
ケーキも チキンも注文したから、なんとなく安心感がある。

ケーキと言えばね。ずっといつも思い出すことがある。小学5年生のクリスマス。その日は静かな雪の日で、ぼたぼたと落ちてくる雪で、道路も今みたいに除雪がしっかりしていなかったから 見渡す世界が雪におおわれているというイメージだった。
その日のわたしの役目は 叔母が勤めていたお店まで叔母が買ってくれたケーキを取りに行くという大役だった(笑)。雪が降りしきる中、バスにも乗らず ずっと歩いて 大橋もわたり わたしは「ケーキを受け取りに行く」というなんとも嬉しくてしあわせな気分を味わっていた。
叔母に会い、渡されたケーキを見た瞬間 「可愛い!!」と思った。そこには一人用のケーキが5個もあった。昔むかしなので 多分100円ぐらいだと思う。それでも当時の100円は今より高い。それが5個も!ひとり1個食べれる。箱はかさばったが、帰り路のなんとご機嫌なことか。

見上げた空は 雪があとからあとから降りしきる。真っ白な世界にはまるで自分ひとりだけが歩いているような・・・(確かに人はあまり歩いていなかった)坂を下りながら この日があることに感謝したい気持ちでいっぱいだった。

その日、父が大きなケーキを買ってきた。そして会社からだともう一個持ってきていた。ケーキだらけのクリスマス!!まだ子どもだったわたしと弟にとって あんなにすごいクリスマスは後にも先にもない。
まだ甘いものに目がなかった頃の 懐かしい思い出。
今は「食べて」と出されても そんなに食べれません。あの日の「しあわせ」感を 今のわたしは 何で味わえるのだろう・・・と ふと思った。純粋に喜べたあの頃、物が無い時代の 最高のぜいたくだと思えた日。

それに比べたら 今は物に溢れすぎている。でもどこか満たされていない気がする。

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