心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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クリスマスが来ると

2010年12月23日 | ほんのすこし
毎朝 わたしのところに「言葉」がやってくる。
携帯のメールマガジン。
毎朝 同じような時間に。毎回 違う人の言葉で。一つ一つが心に響く。
今朝は「言葉を大切にすることは、人を大切にすること」(栗木宏美)という言葉だった。

わたしにとって ことばという文字は特別なものがあると感じる。昔から 文字・言葉・言霊等々 機会があれば頭の中で反芻していた。自分と文字 言葉というのが 生まれたときからつながっていたかのように。そして 普段気になるのもまた言葉や文字に関してのことが多いと最近よく思うようになった。

この言葉は 何からできたのだろう?とか、何に関係ある言葉なのだろう とか、考えてみることが面白い。今 考えると、学生の頃 もう少ししっかりあの教授の授業を受けておくんだった。新潟出身の先生。ご高齢なので 今はどうされているのか・・・その先生の著書をあろうことか 弟に貸したら 紛失してしまった。再読できない。タイトルも忘れてしまった。弟が面白い本だと言っていた。もうどこにもないだろうな。

自分が毎日過ごしている中で 行動してきたことは未来に意味がある と思う。それが何年先に意味を持つのかはわからない。わたしが今 すごく言葉や文字に興味を持てるということは学生のころに 少し学んだことが当時は全然気が付かなかったけど 今 目の前に出てきている そんな気がする。ずいぶん遅いけどね(笑)
会話をしていても ふと「その言葉って・・・」と頭の中で考えていることがたびたびある。

言葉がなくても 暮らしていけた時代もあっただろう。今は 言葉がある代わりに 心をストレートに受け入れることが難しいところもある。言葉を使うことで誤解が生じたり、傷ついたり ということもあるかもしれない。だが、言葉をうまく使えることで 人と人の関係が潤うこともある。言葉は両刃の剣。心のない言葉を使うことのないようにしたいものだ。

クリスマスが近づくと 感謝したくなるんだよね・・・と 友人が話していた。黙ってうなづいた。キャンドルの炎に友人の顔が揺らいだ。かすかに微笑んでいた。自然の笑顔が綺麗だなと思った。満たされている顔だなと思った。いつもお金は無いのよ と言う。でも誰かのために何かちょこっとしたことや 物を与えている彼女。決して見返りを求めているのではないと わたしは思う。それが 彼女から受ける安らぎなのかもしれない。
彼女と話すひとときが わたしの一日の中の豊かさであるかもしれない。わたしも誰かのために何かを・・・クリスマスという日の温かさをおすそわけしたくなる。

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