先日、名古屋に出掛けた際、三菱東京UFJ銀行の貨幣資料館で開かれていた
「広重の東海道保永堂版と隷書版」展を見てきました。
歌川広重の東海道五十三次は、一種しかないと思っていたのですが、
二種ある事を今回、初めて知りました。
良く目にするのは、保永堂版であり広重37才の時の作です。
隷書版は、52才の作と言われており、タイトルが隷書で書かれているため、
そう呼ばれているそうです。
保永堂版とは違った構図で藍色が効果的に使われているものが多いと感じました。
岡崎の版は、矢作橋の左に城が見える同じ題材でしたが、2つ共、趣があると思います。
この資料館は、かつて東海銀行本店にあり、一度、訪れた事があります。
今は、赤塚に引っ越し、独立したビルにありました。