今日は、中日文化センターで東海古城研の講義を聞いてきました。
タイトルは、「剣豪国司ー北畠具教と霧山城」です。
北畠氏というと親房が有名ですが、今回は、室町時代の終わりから信長の台頭までの
北畠氏の動向について話を聞きました。
最後の北畠家当主の具教は、伊勢国司であり、国司として
唯一、剣豪(塚原卜伝から秘剣を伝授された)と呼ばれた人です。
最後は、かつての家来に討たれ北畠家も滅びます。
家康も柳生石舟斎から剣術を学んでいますが、具教との違いは、その武芸観です。
家康の考えは、大将自ら太刀を振るうというのは、負け試合というものです。
ゆえに、最後に、戦国の勝者になりえた。
武芸観という見方は、非常に、興味深く聞くことができました。