渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

熊本鍛冶

2021年03月09日 | open


丸目蔵人の里にて鎚を振るう現代鍛冶に
よる刃物。
友人にも何人かナイフの愛用者がいる。


丸目蔵人

2021年03月09日 | open


この人は強かったすねえ。
新陰流歴代第一位ではなかろうか。
のちに独立してタイ捨流を創始した。
弟子の系統はまた独立して別流となり、
広島浅野家中にも伝承された。
浅野本藩のみならず、家老の居城三原城
の侍たちにもその抜刀術剣法は広まった。
鍵槍の槍術と併伝で学ぶのが常だった。
その剣法で使う大刀の下緒は現代でも江戸
期と同じく、二つ折りで鞘と同じ程度の
長さの下緒を鞘に掛け垂らす。
現代様式のように連盟規定の袴帯への結束
用に新たに昭和期に導入された超長い下緒
を掛け垂らす事はしない。
江戸期と同じ作法で、下緒を鞘掛けにする
場合には、江戸期と同じ短い下緒にしない
と、現代連盟規定様式の長い下緒では、端
を地面に引きずることになる。
それは無い。まだ袴紐に下緒を結束した
ほうが不作法な事にはならない。

私は、実践斬術稽古の際に帯びる刀は、
江戸期と同じ短い下緒をすべての大刀に
装着している。私が学ぶ流派の江戸期から
のままの武家作法通りに下緒を鞘掛け垂ら
しにする為だ。
物を切らない演武用の刀は、連盟規定の
袴紐への結束が義務なので、それ用の江戸
期には通常使われていなかった超長い下緒
を付けている。
そこは割り切りだ。時代考証が間違ってい
うが、そんなの武士はやらなかっただろ
うとか文句は付けない。決まりは決まりな
ので、その決まり通りにやる。
但し、連盟の関与しない自流の古流に則っ
ての稽古や刀術研究等においては、私は
下緒は武家作法通りに鞘掛け垂らしにす
る。
その為、江戸期の武士の作法通りの長さの
短い下緒を鞘に装着するようにしている。
長い下緒が着いている刀で切る際には、
下緒は袴紐に結束したり端を通したりす
る事もある。

下緒が邪魔になる場合には、甲冑装着時
のように、あるいは討ち入りの時のよう
に、鞘が脱落しないように下緒を8の字
がけ(確か固有の呼称があったが失念)に
して鞘を安定させるが、それは滅多には
やらない。
突発的戦闘開始を想定して試斬稽古等は
やっているからだ。

故に、私の真剣切り稽古は、厳密には試斬
ではなく、斬術の稽古に分類される。
そのため、立ち止まってから抜刀して、そ
れから前に進んで距離を測ってから腕だけ
で切る、ということはほぼしない。踏み込
みながらとか、歩きながらとか、頸動脈を
切ってパッと後ろに水平移動で飛び下がっ
たり、軸線を外しながら斬撃する等々、
「体術の動きの中で切る」事をやるように
心掛けている。
初動において膝を「抜く」事もその動き
の中で採り入れる。
足を止めて据え物を切るというのは、それ
は別ジャンルの試刀であり試斬であって、
私が得ようとしている研究課題からは外れ
る。
横払いでも剣道のように左から右への胴
ではなく、右から左への払いを私が多用
するのにも意味がある。
切るのは腹の中央上の肋骨の下から敵の
右脇腹にかけてだ。
通常の剣道の胴でも逆胴でもない。
これは一つの剣法の勝負の理に因ってい
る。
敵の大刀の鞘も脇差も無い部位を狙って
狙い撃ちに斬っているのである。
斬撃とは、それであろうと私は思う。
刀ごと人間の胴は切れない。
だが、鎖や甲冑を着ていなければ、切れ
る。人体の一番柔らかい部分だからだ。
浅く肉を裂いただけで体内の臓器は飛び
出して収集がつかず、まず助からない。
剣技が互いの命を賭した剣戟の為にある
のであるのならば、人体の急所を斬撃する
のは当然の事だ。

そして、これはあくまで観念的な事柄なの
だが、足を止めての据え物切りは、何だか
無抵抗の捕虜虐殺や罪人の打首のようで、
私個人はどうにも馴染めない、というの
がある。
私自身は、例え動かぬ畳表を切る時でも、
敵が刀剣を持って切りかかって来る、と
いう仮想をして緊張感の中で切っている。
畳表巻きをただの畳表の物体と感じて切っ
た事はほぼ無い。
なので、切った後には、私は必ず残心を
取る。残心無き剣法などやる意味は無い、
と私自身は感じているからだ。
他の人は知らない。私自身はそうである、
という話。

真剣刀法 抜刀斬りと納刀 -1993年-

日本刀の製作が古刀再現の為には、一度
現代工法の概念から離れるべきであるよ
うに、真剣刀術と実践剣法研鑽の為には
剣を取る者は、一度「剣道」から離れて
根元を見つめ直さないと、元来の刀法は
見えてこないのではなかろうか。


刀では切れない竹

2021年03月09日 | open


大人の男性の腿程ある孟宗竹。
厚みは2センチ近くある。
この硬い太竹、絶対に刀では袈裟に切れ
ない。
というか、刀で切りつける意味が無い。
刀剣の堅牢性確認の観点からも、武技の
確認の観点からも。

サイコパスのネットストーカー

2021年03月09日 | open



異常な粘着質でしつこい。

ミスタードーナツ

2021年03月09日 | open





何年ぶりかにかみさんとミスタードーナツ
を食べた。
いや、ほんと久しぶり。

似てる人

2021年03月09日 | open




北村優子と杉浦幸は似てる。


ハイウェイ

2021年03月09日 | open


曲名に「ハイウェイ」が付く曲は多くある。
日本語独自の感覚では高速道路をイメージ
するが、英語では意味がまるで違う。
というかハイウェイ=高速道路と思うほう
が本当は間違い。

ハイウェイとは、このように高い道でも、


このような高速道路でもない。

こうした一般道の事をハイウェイと呼ぶ。
曲に出て来る「ハイウェイ」の場合、それ
を正しく捉えて歌っていることが殆どだ。


狭義には幹線道路が交差する路線をハイ
ウェイと呼ぶ。
中原街道や第二京浜ニコク、第一京浜イチ
コクなどはもろにハイウェイだ。


横須賀から茅ヶ崎までの湘南海岸を走る
国道134号もハイウェイだ。
「海」と「ハイウェイ」が両方出てくる
曲の場合、多くは江ノ島をかすめる湘南
海岸を通るR134をイメージしている。
爆走のメッカ(笑
私はここでティーンの頃に3度切符を切ら
れている。アホすね。