斉藤由貴 - 卒業
きょうも街で卒業式の和服着た
人を見かけたけど、卒業の季節
ですね。
36年前の1985年の今の時期、この
曲がかなりヒットしていた。
横浜の子ぽくないぽやぁんと
した元祖不思議ちゃんのような
人だった。
いや、ほんと可愛かったんだって
ば、まじで(笑)
この再生回数なにこれ?(笑
昨年8月の販売開始の時には販売元の
住所も名称も秘匿していた。
しかし、今はウエブも開設して日本の
法律に違反しないように特定商取引の
表示をしている。販売店は福岡県飯塚
の住所だがドメイン取得者は大阪駅前
のビルの住所で。
のナイフ」。
鋼材は日本の武生のVG10。ハットリ
さんのお得意の鋼材ですね。
この鋼材、べらぼうに切れます。
ドライフライ。
ヒット。
合わせ。毛鉤の合わせはピシッと竿を
ランディング。
必死に暴れて鉤を外そうとする。
テンションを緩めず、魚を疲れさせて、
キャッチ。
アラスカでは、リリースではなく食べち
ワタとエラを抜いて血あいを洗い落とし、
毛鉤釣りは英国が先進国だったが、現代
服部刃物#3718 鋼材VG10
この鋼材、かなり切れます。
ATSに近い成分。
切れ物が欲しい方はこのナイフおすすめ。
コンシールドタングなので、バトニング
による巻割りには向きません。
私は割って何ともなかったけど、構造上
からすると、棒叩きはやめたほうがいい
と思います。
ハマグリ刃。刃長93ミリ。重ね4ミリ以上。
ブローニングのモデル・チーターをOEM
で製造していたのはハットリで、その
チーターを鋼材を変更した服部モデルが
このハットリ#3718。
加工精度はカスタムナイフ並み。
20年以上、使い倒しの私の3718。
私は販売店からではなく、服部さん
から直に購入した。
このナイフがもの凄く切れるのは、鋼材
という面だけでなく、もう一つ切れる
ファクターを備えている。
それがこれ。
(よく切れるナイフ2丁の形状)
のは、それは切る際に進む力が平行分力
に拡散するからだ。
【日本刀が切れる原理】
Aという力で物体に切りつけると、物体
Cという平行分力にあたる。
(図は『斬れ味日本刀』掲載 福永酔剣
たきび(1941年)
(作詞:巽聖歌、作曲:渡辺茂)
かきねの かきねの まがりかど
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
きたかぜ ぴいぷう ふいている
さざんか さざんか さいたみち
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
しもやけ おててが もうかゆい
こがらし こがらし さむいみち
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
そうだん しながら あるいてく
昭和16年。太平洋戦争が開始される
年に巽聖歌(本名野村七蔵)は東京
中野区の住宅街に住み、その近隣の
風景からこの童謡の作詞をした。
時は流れ、現代では路上での落ち葉
焚きはもちろん、一般的な焚き火は
禁止、自宅敷地内でゴミを燃やす事
も禁止という時代になった。
街角の路上で落ち葉焚きなどはもって
の外という時代だ。
現代だったならば、この「たきび」の
童謡は生まれなかった。
私が子ども時分の1970年前後はまだ
横浜の住宅街でも落ち葉焚きはあち
こちで見られた。街路樹や住宅の木々
の落ち葉を集めて、路地のそこかしこ
で燃やしていた。
「たきび」の童謡と同じく、通学途中
の子どもたちは暖を取ったりした。
落葉の時期は寒くなって来る時期だ
からだ。
落ち葉焚きは、日本の冬の風物詩の
ような日常的な光景だったのだ。
今、焚き火は「焚き火をするために
焚き火をする」という風景は見られ
ない。キャンプやブッシュクラフト
等の野営で、料理や暖を取る目的で
焚き火可能な場所で行なわれている。
直火が許可されているキャンプ場も
今では殆ど無い。
たぶん、もうすぐ、石を組んで設える
炉の作り方の方法も失伝する事だろう。
昨夜、海外の狩猟のドキュメンタリー
番組を観ていた。得る物あり。
ある世情が世界的である事が分かった。
アメリカ国内各地を周るハンターが
獲った獲物を料理するシリーズもので
かなり面白い。狩りの失敗や成功、
釣りの方法、さまざまな料理のやり
方。映像としても実録としても非常に
面白く観ることができた。
その中で、山中にて料理をする時に
そこらの石を拾ってカマドを作る
シーンがあった。
「丸くでなく、コの字型にならべて
壁を作るんだ」と主役のハンターが
仲間に指示していた。
リフレクター効果を持つ野営カマド
だ。
野外での石囲いをする時、ただ円形
に大きく並べる人も多いが、カマド
や炉としての機能は薄くなる。広く
丸く石を並べたら、それは囲炉裏の
ような効果しかない。
煮炊き焼き物まで射程に入れる炉で
あるならば、鍛冶炉のような反射壁
を持つ形の炉にしたほうがよい。
コンロとして機能するからだ。
アメリカのその番組を観て、ああ、
昔からのセオリー通りやっているなぁ、
と思った。
それと同時に、指示されたハンター
仲間二人はそれを知らなかったらし
く、「ほぉ」という感じでせっせと
適当な大きさの石を探して来ていた。
ということは、その二人は鍛冶炉型
の野外炉での焚き火が火の扱いに
おいて極めて効果的であるという事
を知らなかったのだ。
狩猟のプロが三人いて、一人しかその
歴史的に伝えられて来たスタンダード
を知らない。失伝は開始されている。
銃猟が盛んなアメリカ合衆国の野生
動物のハンターでも、すでに石カマド
の作り方を2/3の人が知らないのだ。
失伝というのは存外早い。
約10年でほぼ技法は完全失伝するよう
だ。
そして、誤伝が広まるのはさらに早い。
今の目の前の事が全てという価値観で
いると、その誤伝、誤謬、認識不足は
なお一層加速する。
やがて解かっているつもりでいるだけの
「不明の人」となってしまう。