オートバイの整備は楽しい。
これは破れた革シートを交換
する前。春。
春にシート交換後の林道走り
の時。これは9月。
まだオートバイが専門分野に
未分化の1973年時の二輪のス
タイルが果てしなくカッチョ
いい。
トライアル車なのにアメリカ
ン・マイル・ダート・トラッ
カーみたいだ。
これで2ストだったら最高なの
だが、この4ストTLのエンジン
は完成度が非常に高く、かな
り長い年月の間基本設計に変
更なくホンダ車に使われ続け
た。ホンダは小排気量の2スト
エンジンも性能がよく、ロード
レーサーのMT125などは名車
だった。
最近の新しいオートバイより
も、半世紀程前のオートバイ
のほうが魅力が溢れまくって
いるのは何故だろう。
思うに、今の現代二輪は余計
な物が付きすぎているのだと
思う。
過剰品質とはまた違う、人間
の手から離れる装置というか、
人間不在の本当に余計な物が。
今のオートバイにいえる事。
それは、シンプルさがゼロだ。
うまいラーメンのスープを作
っても、そこに海鮮や焼き肉
やケーキや食後のコーヒーま
でぶちこんで「どうです?お
いしいでしょう?」とか言っ
ている二輪のような気がする。
も、半世紀程前のオートバイ
のほうが魅力が溢れまくって
いるのは何故だろう。
思うに、今の現代二輪は余計
な物が付きすぎているのだと
思う。
過剰品質とはまた違う、人間
の手から離れる装置というか、
人間不在の本当に余計な物が。
今のオートバイにいえる事。
それは、シンプルさがゼロだ。
うまいラーメンのスープを作
っても、そこに海鮮や焼き肉
やケーキや食後のコーヒーま
でぶちこんで「どうです?お
いしいでしょう?」とか言っ
ている二輪のような気がする。