渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

佐木島下見 ~広島県三原市~

2025年03月13日 | open



令和六年弥生某日。
二騎にて安藝より船に乗る。
卯月花見の下調べ也。








佐木島の向田(むこうた)港に
ある和霊石地蔵(われいし
まがい
ぶつ)。
鎌倉時代に平朝臣茂盛が
願主となり、仏師念心が彫

るとの伝あり。
けだし、疑義あり。

平朝臣茂盛とは誰だ?

本島佐木島は鎌倉期より殺生
禁忌の島にて、島民に漁師は
一人もいない。中世より島内
は全員農家。
島内各地に数百年以上前の石
仏がある。

上陸。






上陸後、港から左折して、
塔の峰千本桜の丘に向かう。


頂上。標高60メートル。
花見時期ではないために騎乗
にての乗り入れ可。


眺望。




塔の峰の道には丸々太った
狸の大家族がいた。
撮影しようとしたらパッと

逃げた。

塔の峰の丘の上から見た周

回路の真ん中にいるポンポ
コ。

近くに行くと、パッと逃げ
て、振り返ってジッと見て
また逃げる。イヌ科という
よりもネコ科に近い反応。

不思議な事に、海辺の防波
堤の所にタヌキンのフンが
結構あった。
なぜかテトラの先端に点在。
排泄物を観察すると、ドン
グリ等の木の実を食
べてい
る模様。



丘を下りて海沿いを散策。
この消波ポットの先端部分

にタヌキングは糞を排泄し
ていた痕跡があった。凡そ
15m間隔で。謎の
行動。
ただ、そうした野生動物の

生態にも触れられるのはア
ウトドアに出てならではな
ので、面白い。


島内を一周してから、昼時
ゆえ、海辺の堤防に座って
海を見ながら弁当を
使う。


同行者は愛妻弁当との事。
よきかな。小松菜握りが美味
そう。
私は三原須波港の売店の助六。



更に島内を一周するが、いろ
いろと放射線状に延びる山道
を進んで
みた。探索。


塔の峰千本桜とは別にこの
南側の丘の桜も見応えある
らしい。(地元情報)


但し、ここは4/1~4/10の期間
は車両乗り入れが禁止されて
いる。

向かいに見えるは生口島(いくち
じま)。左手は因島(いんのしま)。
遠く霞んでしまなみ海道が走っ
ているのが見える。

ここは掘割ではない。


この小川のような場所は日本一
狭い海峡。






佐木島と今は狭い橋で陸続き
だが、
実はこの半島は島なの
だ。

ゆえに公式に日本一狭い海峡、
と認定されている。


80年前の防空壕?が見える。
いや、海面位置からして満
潮時には海中に没する地蔵
堂か。


散策外周2周目。
別荘の広い庭にポニーがいる。
この子の名はポニーというの
だそうだ(笑
庭で放牧状態。近所の方々が
日々の面倒を見ている模様。






ただ、放置放牧状態のようで、
寂しそうだった。餌と水は近
所の有志が与えているようだ
が、ブラッシングも何もされ
ていない様子。


性格はよさげで、近寄ると甘
えて来た。
めっちゃ可愛い。




山あいの廃道も探索したが、
昨年夏と同じく、やはり進
行不能。
海岸線に降りて外周路を反
時計回り(左回り)に駒を
進めた。

良場所発見。
ここはいろいろな意味でか
なり良い。


海峡部で猛烈な潮流を見た。


渦潮が発生しそうな程の激流。


島内、時計盤として10時から
1時のエリア(島内北西)は海岸
のすぐ横の山肌にある道路で、
まるでアドベンチャー区間の
ようだ。
ただ、凪いでいる小さな湾も
いくつもあり、なかなか景観
が良い。

午後一の船便で本州三原地区
に帰還。


かなりの量の車両を全て乗船
させていた。
我々の原チャは特別室のよう
な階段の横のエリア指定で乗
船。

同じ原付2種のイエローナンバー
(51cc~90CC)であっても、黄色
の色合いが異なる。
私のご当地ナンバーは薄くパス
テル調のレモンイエロー。
水色ビーノのほうは山吹色のよ
うな黄色いナンバープレートだ。
軽自動車の黄色ナンバーと同じ
色。

パステルカラー。

私のVinoのナンバーはこの黄色
に近い。


船内客室。船の両サイドに細長
い客室がある。




三原市街地まで帰還し、二人
でうちで原チャを洗車。
かなりの泥地を走って泥だら
けだったのと、フェリーに乗
船した為海潮風にあたったの
で潮がかりを真水で洗い落と
す目的。
カーシャンプーでボディも洗

車した。

梅が綺麗に咲いている。




こちらはサクランボの花。
満開。てかまだ開く前の
花弁もありの模様。
春、である。


 


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