新聞記事に大きく載せて頂きました。
『全国大会』という記事を見ると、あらためて、まさか大晟がな・・と不思議な気持ちになります。
大悟の打ち込み相手として柔道人生がスタートし、まだ無理だという私に『試合に出してくれ!大悟が出来るなら自分も出来る!』と訴えてきて、今では考えられませんが4才で市民大会デビュー。
3.4才の頃は、そりゃ~小学生の兄ちゃん姉ちゃん相手に振り回されてましたし、大晟自身は覚えてないと言っていますが『大悟の弟』が無謀にかかり続けていくもんだから、当然、みんな容赦はありませんでしたし、時にはいけずをされて悔し泣きをしていることもありました。
まぁ~しかし、そんなことは子供の世界のみならずいくらでもあることで、勿論、自分の子がやられてたら面白いわけないですが、『お~よしよし、可哀想に』『意地悪されたの悪い子ね』なんて甘々なことを言うことが子供のとって良いことだとは思っていないので、現在と同じ『悔しかったら強くならんかい』と言っておりました。
とそんなことを言いながら、いつしか大晟特有の静かなる闘志は養われていき、決して柔道の自慢は出来ませんが、大晟が痛いと言えば本当に痛く、大晟がしんどいと言えば本当しんどいんだなと思えるぐらい、簡単に弱音を吐かん男になってきている気はします。
大悟と比べるとかなり運動能力で劣り、普段、大晟が大和に技を教えたりする時がありますが、どう考えても大和より技を切れは劣っている大晟兄さん。
そして、最近、知恵が付きはじめ、
あれ?もしかして、大晟より僕の方が上手いんじゃないの?
と兄ちゃんに失礼なことを言ってはいじめられている大和。
大和・・気がついても兄ちゃんにそんなこと言うたらあかんやん・・。
しかし、まさか、お前が全国の舞台へ兄弟一番乗りとはな・・
何で、大悟とちゃうねん・・
でも、ま、お前なりに、よ~頑張ってきたわ。
ただ、分かってるやろけど、上には上はいるし、全国へ出るだけなら世の中にごまんといる。
ま、お前は分かってるやろけど。
っちゅうことで、これからも努力あるのみやな。