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昨日のひのまるキッズでは、心の中で頷く試合が何試合もありました。
まずは2年生のM。
柔道歴は1年にもなっていませんが、ひのまるキッズ初出場で準優勝。
血統は折り紙付きだが、彼を見ていると、改めて『好きこそ物の上手なれ』ということを再認識した。
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一回一回の練習を大事にし、好きだからこその努力は、やらされる努力と大きな差となる。
これから彼が低学年の核となることは間違いない。
3年のKとHも良かった。
Kは超軽量の女子ではあるが、優勝候補の筆頭だと見ていた男子選手との試合を制して3位入賞。
入賞したことよりも、課題である寝技を意識していることがかなりうかがえた試合だったので、
やっぱりこいつはやるな・・
と感じた。
Hについては、元々天才肌で努力をするタイプではなかったが、ようやく最近になって自らの意思が芽生え、ここ最近は大和にかかって寝技を盗もうとする姿がうかがえた。
決勝は強豪選手が相手だったが、その寝技で開始早々に一本勝ち。
やっぱり練習に対する意識の違いは試合に反映されることを感じました。
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その他の選手も一歩前進の内容が多く垣間見れました。
極端に体格差や実力差がない場合、大体、負けるパターンってのがあり、意識が低い選手は勝っても負けても同じことを繰り返し、意識が高い選手は必ず負けをプラスにしている。
意識の違いは練習に打ち込む姿勢で分かります。
一見頑張ってる感を出していても、全然伝わってこない者もいるし、やってることはむちゃくちゃでも一生懸命さが伝わってくる者もいる。
後者の人間を見逃さず、見落とさず、応援していきたいと思う。