自分は親でもあり、指導する立場でもある。
親でなければ、
焦らず、のんびりさせてたらいいよ。
と言っていただろうが、親の立場も経験しているので、そう簡単には口には出来ない。
ただ、その道程には失敗も多く、遠回りもしてきたので、極力、遠回りをして欲しくないと思う。
でも、人から言われても自分で納得したり、失敗してみないと分からない事ってありますもんね。
自分も人から、
早いうちから一生懸命やってると柔道が嫌いになって辞めてしまうよ。
小学生は遊びでやってても、中学、高校になれば勝手に結果が付いてくるよ。
とよく言われたものですが、何の確証もない意見だったのでスッと受け入れる事が出来なかった。
親なので、子に頑張って欲しいのは当たり前。
だから、とりあえずは一生懸命やってみて、親子で勉強しながらやってくのがいいんじゃないかなと思ってます。
日本一になれば成功?でも、オリンピックに出場しなければ失敗?私には何が成功で何が失敗かだなんて分かりませんし、成功や失敗というものが果たしてあるんだろうかとも思います。
私的には、目標に向かって努力する過程の中で、子が親の苦労を見ながら成長し、親子の絆を深めるとともに、義理や人情を重んじて、感謝の気持ちを持って行動出来る人間になってくれたらいい。
・・・。
さて、着地点が分からなくなってきました。
自分のスタイルや考えが誰しもに当てはまるものでもないし、他人のスタイルを真似ようとしても、必ずしも上手くいくとは限らない。
いつまで少年柔道に携わっていけるか分かりませんが、各家庭にしか分からない、各親子にしか分からない世界があるし、自分を基準に物事を考えようとすると衝突を招くので、自分の考えを人に押しつけることのないよう行動していきたい。