全く住んでいる世界が違っていたり、価値観の違う方からすると、我々の行動が理解出来ないようです。
例えば、仕事を早帰りしようとし、何があるの?と聞かれ、いや、ちょっと帰りに道場に寄って練習見なあかんのでと答えると、
えっ!?仕事帰りに?
えっ!?自腹切って?
子供も来ないのに!?何で?
わけの分からん親もおるでしょに?
と真剣な顔で質問されました。
決して馬鹿にされてるわけじゃなくて、多分、本気で理解出来ないと思うんです。
で、決まって言われるのが、
時間もお金もかけて、ましてや他人様の子供に、一体何の得があるんですか?何の為にされてるんですか?
ということ。
いや、まぁ〜何の得がって言われても、別に得を求めてやってるわけやないし、で、何の為?と言われても、そりゃ当然子供達の為ではあるけど、う〜ん・・。
という具合で、今日はちょっとだけ理由を考えてみました。
で、出た答えは、やっぱり綺麗事でなく、私的には、自分が関わった子供に対して、一つでも多く勝つ喜びを得て貰いたい+絶対に強くする、勝たせるという自分の意地であったり、自己満足という部分が強かったんだと思います。
あそこには絶対負けない、あの人には絶対負けない。
意地の勝負で負けたくない。
これが本音なのかなと。
だから、他人様の子供の勝負でありながら自分の勝負でもあったからこそ傾注出来たのかなと。
世の中にはボランティアで何十年と道場を運営されておられる方は幾らでもおられ、私ごときが語るのは100年早い話なんですが、強く優しく逞しく、親孝行な選手を育てたい気持ち+自分自身が意地の張り合いで負けたくない気持ちがあったんだろうなと思う。