また、練習を開始した学校について、時期尚早、緊急事態の認識が薄いと叩かれる。
いやいや、オリンピックですよ。
死にものぐるいで、人生の全てをかけて掴んだと言っても過言ではないことを、中止だ延期だ、やり直しを検討みたいなことを耳にして平静でいれるわけないと思います。
先が見えない程辛いものはない。
練習を再開した学校や道場についても、何にも考えていないはずがないとは思いますが、とにかく批判することが好きな人っています。
で、当たり前のようになってますが、少年柔道の全国大会は既に中止が決まっています。
少年柔道だから、子供達は先々あるから中止にしても構わない?
いやいや、当事者達はめちゃくちゃ歯痒い思いをしているに決まっている。
少年柔道だって、生活の全てをかけてやっている人はいる。
全国大会がなくなり、進路や今後の人生を左右する選手もいるでしょう。
なので、個人としては少年だからといった感覚は全くなく、気の毒で仕方がない。
ちなみに我が家も影響を受けました。
選抜も延期になりました。
今更オリンピックの選考に関係ないからいいじゃないか?
いやいや、そんなんじゃないんです。
一生に一度になるかも知れない姿を見せて恩返しをしたいと思ってた選手もいるかも知れない。
そんな思いが叶わないことが不憫で仕方がありません。
そんなことを言いながら、私を含め、みんな危機事態ということは十分認識してるんです。
仕方がないとも思ってるんです。
ただ、オリンピックがかかった選手がちょっとぐらい不安や愚痴をこぼしても、そりゃそうだわなと思ってやって欲しいものだ。