
学びの姿勢と聞くと、子供であれば誉めて育てる環境であったり、楽しみながらというイメージがありますが、それだけで身につくわけじゃないと思います。
やっぱり一番は本人の意識だと思いますが、その意識は親なり指導者の努力、能力、環境が作り出すもの。
意識の準備が出来ていないのにレベルに合わないことを求めても、ただただ苦痛なだけの時間になってしまうし、何でこの子は意識が低いんだろう・・どうすれば高くなるだろうと悩んだものです。
我々が懸命に頭を悩ませてもなかなか効果的な方法が見つからなかった中で、特効薬的なものがあった。
それは、
年上のお兄ちゃん、お姉ちゃんの姿、言葉
です。
あんな先輩になりたい。自分もあの場所にたどり着きたいという姿であったり、そんな対象からの言葉は本当に響きました。
上が意識が高いと、下も高くなる。
上が優しいと、下も優しくなる。
上がだらしがないと、下もだらしがない。
上がヘタレだと、下もヘタレ。
良いも悪いも伝染する。
先輩の力っては本当に偉大だ。
で、忘れたらあかんのは、その上には大人がいる。
なので、大人が学ぶ姿勢は勿論のこと、常に襟を正しておかなければ伝染させてしまう。
根本は大人。何事も大人の責任は重大だな。