子供が大きくなったもので、よく、
小学生のうちに大事なことって何ですか?
質問されるんです。
まぁ〜・・
しっかり二本持って・・
打ち込み、投げ込み・・
基本に忠実に・・将来一本取れる柔道を・・
色々あると思います。
けど、今になって思うのは、技術的なことよりも、何だろ・・やっぱりある程度、家庭でも道場でも厳しい環境の中で準備しておく方が自分はいいかなと思います。
上手く言えませんが、厳しさの中で得るものってあると思うんです。
自分の事に置き換えても、厳しい中でやってた時って、その時々は辛いけど、後から思えば、あの時があったから今があるという事って往々にあると思います。
ただそれは、厳しいだけではついて行けないし、厳しさ+愛情+成果が必要となってくる。
それが一つでも欠けると不満、不安、不信感、やらされる感が募ってくるような気がします。
自分もそうでしたが、大抵そういった事に気づかないまま、
何で出来ないんだ?何でしないんだ?
何でお前は!〇〇は出来ているのに!
と子供を責め立てます。
子供は頑張っているのに怒られる、他人と比べられて怒られた事は、こちらが覚えていなくとも必ず覚えています。
それをプラスに出来るだけの精神力が備わっていたらいいんですが、子供ながらそういったことが募っていないか見極めながら接していく必要があるのかなと思いますね。
で、厳しさって何も子供に対してだけではないですよね〜・・。
親の努力と言うか、親の妥協ポイントと言うか必ず見ています。
また、自分の為に頭を下げていたり、いろんな事があった時にグッと我慢したりする姿も見ています。
親も自分に厳しくないと、また、試合の勝ち負けばかりで言動していると、
いやいや、全然、言うてることとやってる事が違うやん・・
という不満も加算されます。
何をもっての厳しさか・・本当に奥が深い。
厳しいけど愛情がある。
厳しいけど楽しい。
自分的にはこれが理想だな。