いつの時代もライバルに恵まれた子供達でありますが、いいライバルを得るということも、高いモチベーションの維持には必須だと思います。
妥協との戦い、易きに流れようとした時に、ライバルがいるかいないかで大きく変わる。
そんなライバルと実力や結果で差を見せ付けられると、何だか置いてかれた感が出てきて、悔しく寂しい気持ちにもなるけど、これまで何度、そんな存在に『何クソ!』と奮起させて貰ったか分かりません。
大悟が柔道を始めた頃、道場内に同級生はいたんですが、ライバル関係ではなく、完全に『敵』扱いされ、常に斜めから見られたし、一緒に強くなろうという雰囲気は皆無でした。
私も事情が分からなかったので、そういうものなんだという感覚でしたが、黒田庄の皆さんと出会うことが出来、お互いを認め合うことの素晴らしさ重要さを学ばせて貰いました。
私自身、早期にそのスタイルを学ばせて貰ったおかげで、たくさんの輪が広がり、いつの時代もライバルに恵まれました。
しかし、
一生懸命頑張っている者に対して、素直に頑張っているね、凄いね。
変化があった者に対して、変わったね、頑張ってんだね、凄いね。
一見、簡単なようですが、簡単ではないような人が多いということに気付かされます。
何かが邪魔をして一歩踏み込めない(認められない)のか、認めるどころか批判、否定になる。
こうなるとコミュニティも狭くなり、広がったとしても同じ考え方のコミュニティになるので、視野が狭く、卑屈なコミュニティになってしまい、当然、子供達の成長にも影響が出てくる。
素直であること、省みること、勤勉であること、感謝すること、敬うこと、認めること。
ライバルは敵ではない、自分を成長させるもの。
そして、ライバルを得るのも自分次第であること。
いろんな人(選手、保護者、指導者)を見て、また、いろんな経験、失敗をして、つくづく大事だなぁ〜と思う今日この頃です。