中学生メインになってしばらくになりますが、少年と中学生が一緒になった練習をのぞいてみると、僅かな期間で随分と指導者、保護者の面々が変わっています。
入れ替わりが早いな〜・・。
みんな頑張ってんな〜・・。
なんて事を考えながら、ノーネームの道着を着て畳に上がると、初対面の方々が多く、そんな方々から、
誰だこのおっさんは?
的に素通りされることが多く、それはそれでめちゃくちゃ新鮮なんです。
良いも悪いも、チーム名や背中に名前が入った、言わば看板を背負った道着を着てると、当然、言動に気をつけなきゃならないし、チーム名や名前を見て態度を変える人もいるので、ノーネームの方がいろんな事を見極めやすいなと。
今でも人を見るのが大好きなので、どんな指導してるのかな?どんな声をかけてるのか?と思いながら、さりげなく近づいてもスルーされないし、何ならこちらから質問しても、一人の柔道好きなおっさんの質問として構えられずに回答が貰え、
先日は、こちらから質問した時に、
子供さん、何年生なんですか?
いや、もう中学生なんですけどね、立ち技がいまいちなんですよ〜。
ほ〜いまいちってのはどういうことで?
という何気ない会話も出来、妙に新鮮でした。
また、チーム名が入っている入っていないに関わらず、誰に対しても腰低くして挨拶をされる指導者の方を見かけると、そうだよな〜素晴らしいなぁ〜と清々しい気持ちになります。
反面、お世話になっている人、世話になりたい人を選別して挨拶回りする人なんかを見ると、う〜ん・・自分も気をつけなあかんなと感じたり、ま、いろんな事が見えてきます。
そういった場所に出入りする時はいろんな人が見ているので、道場の看板を背負って来てるという自覚を持って行動しましょうと口やかましく指導者、親、選手と話していたことが懐かしいです。
気をつけていても叩かれたり、批判されたりする世の中ですから、大人が頑張っている子供の評価を下げたり、看板に泥を塗っては何してるか分かりません。
看板を背負ったり、組織を率いるということは本当に責任重大ですからね。
ま、コロナ明けには、フラフラ〜っと放浪して、フラフラ〜っと勉強しに回りたいなと。
で、せっかく学んだことがあっても還元できなきゃ意味がないので、伝え方、見極め方は常に磨いてないといけませんね。