私はネガティブ、マイナス思考人間です。
ポジティブ、プラス思考=善、正
ネガティブ、マイナス思考=悪、負
という風潮があることは勿論、認識しています。
で、私、ポジティブ人間が苦手だと勝手に思っていたんですが、実はちょっと違っていたことに気がつきました。
それは、周囲から「あの人はポジティブだね。」と言われてる人については人並みに尊敬の念を抱くんです。
ではなくて、周囲に、ポジティブ、プラス思考を押し出す人が苦手だということに気がつきました。
まず、本当にポジティブな人は、自分はポジティブだなんて言うんだろうかと思っています。
何かそうあらなければならないという不安であったり、今の自分を肯定したいが為、どんな状態であっても、私は動じない、気にしてないという姿が、ひねくれた私からすれば胡散臭く見えてしまうのです。
余談ですが、少年柔道の試合か何かで、試合に負けた後に、
いや〜全然、勝つ気なかったし、小学生の試合なんて関係ないし、だから、全然悔しくないし、気にしてないっす!みたいな人も苦手です。😅
で、ネガティブな人の頭の中は、失敗した時は当然ながら、成功した時であっても、反省点は?改善点は?問題点は?という回路なのに、過去があるから今がある!だから気にしない!気にしない!という感じで来られると薄っぺらく感じてしまいます。
ネガティブな人は、自らが深く悩み、考える人が多いので、相談すると、自分の事のように、反省をもとに話を聞いてくれます。
情が深く、思いやりを感じ、素直に悲しみ、怒り、喜びを表現し、人間味がある。
だから、私はネガティブな人の方が好きなんです。
私のネガティブ思考は成長する為の思考、言わばプラス思考。
ネガティブ過ぎて病まないよう、傷を癒し合い、素直で思いやりのあるネガティブ野郎でありたいと思う。