口も悪いし、態度もけっして良くはない。
厚かましいし、がさつだし。
大和は世間一般で言う『良い子』ではないかも知れませんが、私自身、『良い子』にさせようと育てていなかったので仕方がないのかなと。
敬語が出来て、挨拶が出来て、勉強が出来て、柔道が出来て・・全てを求めるのはと思ってたので、大和には子供らしくのびのびと遊ぶ時は遊べ、ただ、やる時にはやれと、そう育ててきました。
大人が求める『良い子』像も人それぞれですが、幼い頃の『良い子』が『良い大人』になるとは限らない。
その時だけ『良い子』になるのではなく、大人になった時に『ええ奴』になって欲しいと思っています。
それはそれで難しいんですけどね。
幼い頃から良い子もいるし、幼いままの子もいる。
でも、大和も兄貴達と同様、いろんな大人を見てきて、義理、感謝、思いやりを感じながら生きてきたので、きっと根付いているはず・・と期待しています。
そんな大和のエピソード。
大和が同門、横井蓮と練習していると、力の差を見せようとします。
その姿を見るとイケズに見えるかも知れませんが、それは彼の能力を認めてていることと、周囲から蓮の才能について散々聞かされ悔しいからだと思っています。
こいつは確かに才能はある。でも、俺は負けん!というところでしょうか。
でも、大和は、他校の軽量選手の話や有望な選手を見た時に、必ず、
あんなん横井蓮やったら一発や!50であいつに勝てる奴はおらん!間違いなく日本一や!
あいつ寝とるのに勉強出来やがるしよ〜・・。
と言います。
形はどうあれ、人を認めることは出来るみたいです。😅
でもって、先程は、
今日は蓮を立ち背負いでぶち投げたった!
わっはっは〜!
とご機嫌で帰宅しました。
蓮には悪いけど、今はそんな感じでいいのかなと思っとります。
夙川の軽量コンビももう少しで解散です。
蓮、もうちょっとガサツな大和をよろしくやで。