たまに、道場で練習してますと、たまたま施設でお会いする方もいたら、どこかで話を聞きつけて、練習に行かせて欲しいという連絡をいただくことがあります。
基本、来る者は拒まずで、所属の許可さえあれば、いつでもどうぞのウェルカムスタイルでやっていて、本当にありがたく思っていますが、当然、意思の確認はします。
親に無理矢理連れて来られるパターンもありますからね。
で、覚悟もないまま無理して怪我をさせるわけにもいかないので、お試し期間中に確認してみるんですが、名前を覚える前にいつの間にかいなくなっているパターンもあります。
うちの子が行けるレベルではなかったと。
でも、それはそれでいいと思うんです。
目指すところ、目標はそれぞれ違いますし、無理をする必要は全くなく、恥ずべきことではありませんから。
覚悟があったからこそ、練習に来てくれたんですからね。
で、昔々、大悟や大晟が出稽古に行かせて貰った時、それはそれは強烈に試されたことがありましたが、本人達も試されているのが分かっていたので、一切泣きを入れることはありませんでした。
何なら、相手さんが根負けするまで、来てくれるなと言われるまで通い続けます。
強くなくとも、覚悟だけはありましたから。
今でもそうですが、覚悟があったから、たくさんの場所で受け入れて貰えたような気がします。
しかし、自分は自分、人は人、価値観を押し付けることなく、長い目で見るということも忘れずやって行きたいと思いますね。
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