今日が大学でのレコーディング実習の日でしたが、2つのバンドで計4曲の録音のうち、
3曲でオルガン+レスリーを使いました。
うち、2曲は僕が弾きましたが、あと一曲は、今日初めてレスリーを見た、という1年生のシンガーソングライターの女子学生が弾きました。
ですが、まだ電源の入れ方も分からず「ケンさん、このボタンはなんですか?」というので
「それがスロー/ファストの切り替えで」
「スロー、ファスト?」
「弾いてみたらわかるよ。どうぞどうぞ」
クルクル。
「あ、すごいw」
「ね、そのボタンで、レスリーの回転が変わるんだよ。盛り上がったらファストにしたり、あとは曲中で変化を付けるのに使うんだよね。やり方は自由だよ。」
と教えましたら、
なんと、
「やってみます」
と、曲の中で、すぐに使いこなしたという(笑)。
大抵は弾くのに精いっぱいで、なかなかレスリーの切り替えまでは行かないのです。
下手すると、鍵盤専攻の学生でも、数年かかっても、まだ思うように切り替えられないという学生もいるというのに!
いやはや、確かにピアノも上手な学生ではありましたが、この夏休み明けからオルガンを初めてやってみて、ましてやレスリーを初めて見て、その場で使いこなすとか。
勿論、これからさらに表現の幅を広げていってくれるとは思いますが、それでも初めて体験で、これはビックリでした。
シンガーソングライターですが、ピアニスト(キーボーディスト)としても引っ張りだこで、今月はサポートでのライブも沢山入っているとか。
毎週のブルースセッションにも参加してくれてめきめき腕も上げてくれていますので、これからの成長が楽しみです、ほんと。
いやしかし、ビックリしましたよ、今日は(笑)。
ではー。