S足学園音大Rock&Popsコース卒業ライブ、
お陰様で、無事に終了いたしました。
出演者も過去最高で、なんと4時間にわたるライブとなりました。
(僕も、うち3組で一緒にピアノを弾かせてもらってまいりました)
この卒業ライブの名を
「Welcome to the real world」
と言います。
まさに、ですよね。
でも、校内に沢山のリハーサルルーム、立派なホールも(いくつも)あって、さらに、完全プロ仕様のレコーディングスタジオがあって、
講師はみんな現役のプロミュージシャンで、学内で出会う先輩、後輩、友人も、全員が楽器か歌ができるミュージシャン志望の人間ばかり。
そんな人たちが、身の回りに、全校で千数百人(!)いるわけです。
学生や講師以外の、大学で働いている事務方の職員の方たちだって、みんな音楽が大好きなのですから、音楽家を目指す学生に、人並み以上の理解があります。
こんな特殊で、恵まれた環境、なかなかないですよね。
しかし、社会に出れば、当然、ね。
応援してくれる人たちだけではなくなるわけです。
嫌がおうにも、ここは資本主義社会。
”競争”社会に、まだまだ不安定な船で、漕ぎ出すわけです。
でも、荒波にもまれていく中で、知らず知らずのうちに、生きていく体力も、知力も付いていくことでしょう。
それを証拠に、卒業して1~2年で、・・・もう、あっという間に大人っぽくなります。
話し方も、立ち振る舞いも変わります。
そして、3年も経ちますと、もう、見違えるような、立派な社会人、大人、になっているのです。
不思議なものですが、社会にでることこそ、社会人になる、一番の近道なのですよね。
実践に勝る学びはないのですね。
卒業生の皆とは今日で一旦はお別れですが、
でも、また必ず会えると信じていますし、その日を、とっても楽しみにしているのです。
変わらない笑顔の、でも、ぐっと大人になった君たちに、また、きっときっと会いたいです。
卒業、おめでとう。
では、また。
その時も、元気で、会いましょう。
ではー。