安全リハーサルも5日目も、無事におにぎりを食べて(笑)、とても良い感じで終えました。
勿論、僕も大好きですが、とにかく、玉置さんがお好きなんですねえ、おにぎり(笑)。
一応ね、毎日違うところのなんですよー。
2010年の「またね・・・」11年「田園~結界」そして昨年の「30周年」ツアーを経ての、今回の「ザ・ソルトモデラート・ショー」ツアー。
安全地帯さんのサポートをさせて頂いて、4年目、4ツアー目という事になります。
ツアーリハーサルも4回目、・・・でも、それ以外に、リハーサルということではテレビ収録用のものがあったりもしましたので、
最初の「朝のヒット・スタジオ」でお会いしてから考えますと、もう少し回数は多くなりますね。
そこで、毎回感じることなのですが、
当たり前のことを言うようですが、とにかくね、リハーサルの中身も、バンドなんですよ。
というのは、一方で、ソロ・アーティストさんや二人組さん、ユニットなどのお仕事などですと、
メインの方が(お一人~数名のケースなど、形は様々ですが)いて、それとサポートメンバー、という形になりまして、
リハーサルも、そういう「アーティストさんと、サポートメンバー」という感じで進んでいくのが普通なのです。
当たり前ですが、しっかりとした、あるいは、時には暗黙の、線引きがあるわけです(これが良いとか、悪いとかではありませんです)。
ですが、安全地帯さんは、バンドです。
松田さん、松井ちゃん、そして僕というサポートメンバーはおりますが、でも、全然、リハーサルは、バンドのそれ、なのです。
安全地帯さんのリハーサルに参加させて頂いていると、折々に、
「・・・きっと、旭川で合宿してた時も、こんな感じでやってたんだろうなあ」
と思うシーンが、沢山見られるんです。
僕も、アマチュアの頃は勿論ですが、デビューがバンドだったこともありますので(勿論、安全地帯さんほど続いたわけではないので、まんま比べては失礼ですが)
なんとなくですが、バンドのノリ、というのがわかるところもあり、また、懐かしくも感じることがあります。
そして、・・・安全地帯さんは、本当に皆さん、仲が良いのです。
いつだって、皆さん、おおらかで、朗らかで、どんな時だって、笑いが絶えないんですよ。
大爆笑のときもしょっちゅうありますが(笑)、柔らかい笑いであったり、ね。
音楽に対しては、本当にピュアで、真摯で、真面目で、徹底的だからこそのピリピリした緊張感と、
一方で、このバンドならではの温かさと、メンバーさん同士の愛のようなものを、いつも感じます。
これは、先ほどの「アーティストさんとサポートメンバー」という現場では、どうしても・・・ちょっと無いものだと思います。
勿論、仲良くやりますが、それでも、バンドとは違うんですな。だからこそ、バンドには価値があるんです。
そして、バンドだからこその大変な一面もありますが、・・・だからこその、バンド(以下、ループ(笑))。
正直、・・・安全地帯さんの「リハーサル見学」なんてのがあったら、ものすごく面白いと思いますよ。
おそらくですが、ステージや、テレビや、雑誌などではなかなか見られない、
きっと・・・長年連れ添ってきたバンドメンバーの間でしか見せない顔が、皆さんにあるように思うからです。
一つのバンドを、同じメンバーで40年続けるなんてね、日本のみならず・・・世界中を見まわしても、とってもとっても、稀なんですよ。
皆さん、信頼し合っている音楽仲間であり、数多くの人生の場面を共に過ごしてきた、戦ってきた戦友であり、
・・・家族、なんだと思います。
なんだか繰り返しのようになってしまいますが、
僕は、このバンドから、いつも、「家族愛」みたいなものを、感じるんですよ。
(これは、きっとファンの皆さんも、同じですよね。)
さて、リハーサルは明日も続きます。
明日も、おにぎり、食べられるでしょうか(笑)。
マジパン ドジパン フライパン、もう何が出て来ても、全部おにぎりになあれ!(←それでいいのか!?)
ツアーのチラシが出来たそうです。
見ているだけで、楽しいですねえ。
でもほんと、リハーサルも、まさに、こんな感じなんですよ(笑)。
ではー。