実は昨今、プロ仕様のレコーディングスタジオというのは、大変な維持費がかかるため、
随分と閉鎖されてきてしまっているのです。
しかし、こちらの「スタジオDALI」は、数々の名盤の録音がされた、歴史あるレコーディングスタジオ。
今でも、沢山のアーティストに愛され、利用され続けている、素晴らしいスタジオなのです。
ここでレコーディングをしたアーティストの名前を見るだけでも、なんだか、身が引きしまります(安全地帯さんのお名前もありますね)。
このスタジオの壁には、あのアーティストの、あの名曲たちのメロディが、歌が、しみ込んでいるいるのです。
そして、今日、久しぶりにこちらのスタジオにお邪魔してびっくりしたのが、・・・ピアノの素晴らしさ。
古い象牙鍵盤のYAMAHAのCFという、フルコンサートモデルなのですが、
誤解を恐れずに言えば、
・・・まるでスタインウェイのような音がしたのです。
ヤマハ特有の、中域が持ち上がった、キャンキャンという音がまったくせず、
”乾いた音”だったのです。
エンジニアさんも、僕と、同意見でした。
僕にっても、これまで弾いたヤマハのピアノでは、トップクラスの、記憶に残るピアノとなりました。
特に今日のレコーディングは、ギターとピアノだけ、というシンプルな楽曲だったこともあり、
ピアノの音がとってもよくわかるものになりました。
どういう形で、皆様のお耳に届くのかはちょっとまだ分からないのですが、
これは分かり次第、お伝えさせて頂きますね。
いやはや、楽しい、
というか、とっても気持ちのよいレコーディングでございました。
やっぱり、グランドピアノはいいですねえ・・・。
TAKUROさんツアーでは、まだグランドピアノを弾けるのが、とっても楽しみです。
TAKUROさんリハは、今日が最終日でした。あとは21日の大阪での本番初日を待つだけとなりました。
・・・って、待っている、という場合でもないのです。
明日は安全地帯さんのリハに戻りますのでー。
こちらリハもあと二日を残すのみ。
もう、とにかく、頑張りますー。
ではー。