サスティンペダル、あるいは、ダンパーペダル、または、一部シンセなどでホールドぺダルなどと呼びますが、
指で鍵盤を”押さえている状態”をキープするペダルのこと、となります。
このペダルを踏んでいれば、手を離しても、音が鳴りっぱなしになる、というイメージでもよろしいかと思います。
「いつ踏めばよいのですか?」
という質問を頂くことがございます。
ただい一つの音(仮にA音とします)を伸ばしたいだけなら、簡単なのです。
指を離す前に、ペダルを踏めばよいのですから、これは、すぐにできます。
問題は、その次に違う音(仮にB音とします)を弾きたい時、なのですね。
ペダルが踏みっぱなしになっていると、AとB、両方の音が鳴ってしまいますので、
音が、濁ってしまうことになるケースが多々あるのです。
和音同士だったりしますと、たいてい、「あらら」ということになってしまいます。
簡単に言えば、
伸ばしたい音があったとき、次の音を弾くまで踏んでおいて、次の音を弾いた瞬間に離して、また踏む。
文字で書くとそういうことになるのですが、
実はこれが、何でもなく簡単にできてしまう人にとっては、簡単なことなのですが、
タイミングがよくなかったり、
離したつもりが、ちゃんと離れていないとか、
最初の頃の段階で、変なクセをつけてしまうと、結構に何年にもわたって修正されずに、
いつも音が濁りがちなピアノになってしまう、ということもあるのです。
実際に、音大生の中でも、濁ったピアノを弾いてしまう学生もいるのです。
指摘すると、「よく言われるんですけど」と、本人もいうのですが、といって、なかなか直らないということが結構あるのです。
実際には、デジタルピアノを小さな音で練習し続けていると、濁っていることに気づかないまま、それがクセになってしまうことがあるようです。
大きな音で(ヘッドフォンでもかまいません)、ゆっくり弾いて、音がゴワワーンと濁っていないか、よく聴いて、確認するとよいと思います。
・・・と、珍しく真面目なブログでございました(笑)。
さあて、ビール、ビール(笑)。
そうそう、明日は、TAKUROさんツアーで函館に前乗りさせて頂きます。
今年は、ようやく、買いましたよ、スパイク付きのスノーブーツ。
これで、一安心ですかね。
これでも転んだら、もう、どうしたらよいですかね(笑)。
ではー。