全国的に、小中高の学校が休校になるということですが、
本当に2週間程前までは、まさかこのようなことになるとは、
・・・正直、実感としては持てていませんでした。
皆さん、どうか、まずは各自がお気を付けになって頂き、
そして、こういった動きを機に、どうにかこれ以上の拡大が抑えられて欲しいと、心から願っております。
昔、映画館で観た「復活の日」という草刈正雄さん主演の日本映画がありまして、先日来、これを思い出していたところでした。
ご存じの方も多いかと思いますが、勿論、これはあの「日本沈没」を書いた小松左京さん原作の、深作欣二監督によるSF映画です。
ですから、フィクションではありますが、なんとも。
米ソ冷戦中に開発された細菌兵器が事故で漏れてしまい「イタリア風邪」として、全世界に蔓延。
45億人の人類は瞬く間に死滅し、唯一、この菌が活動できない低温の南極大陸に残された863人だけが生き残り・・・というお話です。
英語タイトルは「VIRUS(ウイルス)」
1980年6月公開の映画ですので、僕は11歳だったことになりますが、子ども心に、強烈な印象で残っていました。
今でしたらAmazonプライムでもご覧になれます。
(ちょっとタイムリー過ぎて、さらに映画的なヤバいシナリオですから怖いと思いますので、観ていられないかもしれませんが・・・。)
実は、昨日、観かえしてみたのです。
以前、テレビで放送があった時か、VHS時代にレンタルで借りてか、二度目を観ていますが、
それでも、20年ぶり以上だと思います。
が、当然といいますか、今回が、一番、強烈でした。
繰り返しますが、これは、小説が原作の、フィクションのSF映画です。
世界中でパニックが起き、目を覆うほどの大変な事態になります。
ほんと、シャレにならない、という意味では、まったくシャレになりません(※SF映画です)。
ショッキングな、悲しい描写も沢山出てきます。
ただ、映画ではありますが、
皮膚感覚的に感じるものがあると思いますので、
今回の新型コロナの件を、
より、さらに一歩踏み込んで、真剣に考える(身構える)機会になるかも、
という意味では、ご覧になるのもいいかもしれませんです。
といって、本当にあまりにタイムリー過ぎて、積極的にお勧めするのは憚られるものではありますので、
いずれ、収束してから「こんなことにならなくて良かったねえ」と、ご覧になるほうが気が楽かもしれません(何がなんでも、そうであってほしいです)。
ではー。