はい、川村です。
えー、ただ今運転中につき、ブログに出ることが出来ません。
しばらくたってからお掛け直し頂くか、発信音のあとにメッセージをお書きください。
プー。
---追記。---
うーん、せめて「ペー。」とか「ヌー。」とか、もう少し捻るべきだったか、と、送信した直後から後悔しながらも、無事に帰ってまいりました。
道もガラガラ、快適レイニードライブ。リハーサルの音を聴きながらのレイニードライブ、嫌いじゃない時間です。
・・・洗車直後じゃなかったら、もうちょっと良かったですけど(笑)。
楽しいメッセージ、ありがとうございました(笑)。
今日は、来週末にある、大学時代の先輩のウェディングパーティーの為のバンドリハーサルがありました。
僕も40歳になりましたが、学生時代の先輩は例え一つ違いでも、随分先輩に思えるものです。刷り込み、というか、あった瞬間に当時の気持ちに戻ってるんだと思うんですが、・・・みなさんも経験がおありかと思いますが、なんだか不思議なものですね。
社会に出て仕事をしていれば、5つや6つなんて当たり前で、時には10コも15コ以上も年齢の離れた方たちと一緒に仕事することだってよくあります。
スタジオやステージを共にしているうちに、勿論敬語は使っていても軽口を叩くようになったり(笑)、あるいは、あちらが「川村くん、お願いなんですけどー」などと、敬語で接してくれたりする年配の先輩もいらっしゃいます。
時々、改めて年齢の話なんかになった時に「そうかー、一回りも上の先輩なんだよな・・・」と身が引き締まる思いを感じたりするものです。
でも、こうして学生時代の先輩は、ちょっと違うんですよね。ほんと、一つ上の先輩でも、当時、まるっきり頭が上がらない存在でしたから(笑)、「ものすごい先輩な感じ」なんですよね(笑)。まして、二つ上や、三つ上、あるいはそれ以上のOBの先輩になんてなると、ね。神さまか物凄く怖い○○○みたいな存在なわけですよ、当時の感覚で言うと(笑)。
今回のバンドには、一つ上の先輩も居ますし(女性、そして花嫁さん)、OB格の先輩もいます。
もちろん全員、僕のことは下の名前で呼び捨てであります。そしてそれが僕にとっても最も自然なカタチ、上下関係(笑)。
でもね、とっても可愛がってもらってたんですよ、当時から。
僕のいたクラブで「可愛がる」ってことは、イコール物凄く「飲まされる」、ということでもあったんですが、・・・ほんとによく飲まされました(笑)。
当時、「屋上ワイン」ってのがありましてね。
昼間、キャンパスで先輩に会って、「おい、屋上ワインするぞ。」って言われると、僕らは「はーい」ってワインを買いに行ってね(お金は先輩が出してくれる)、一番安いワイン、紙パックの大きなのに入ったの、と紙コップを買って、屋上に行くんですよ。
で、燦燦と日を浴びながら、昼間っから学校の屋上でワインを飲むわけです。柿の種とかツマミにして。ワインが無くなったら、「おい、誰か」で、「はーい」(笑)。
ベロンベロンに酔って、そのままごろンと、昼寝。春先とか、いい風が吹いててね、めちゃめちゃ気持ち良かったなぁ。
まぁ、問題はその後に授業があった場合なんですが、・・・まあ、もう時効ってことで、ひとつ(笑)。
リハ前の腹ごしらえの写真(写ってないですが、おにぎりも食べましたー(笑))に写りこんでいる金髪の先輩は、学生時代的にはOB格の大先輩ドラマーで、今回のバンドのリーダーでもあります。名物的な存在で、うちの大学でこの先輩の存在を知らなかったらモグリという程の、えー、とにかく凄い(笑)、人です。
ただ僕は、この先輩が卒業してから外でバンドを一緒にやっていたので(昨日お話したプログレバンドね)、すごい上の先輩なんですけど、なんだか仲間意識、バンドメンバー意識の方が強いんですよ。なので、ほかの一つ上の先輩には絶対に敬語でも、たまにこの先輩には「なんだよそれっ」とか言うこともある、という(笑)。ま、親しみの裏返しと、かつてのバンド仲間ならではのってことで。
でもほんと、よく遊んでもらったし、映画学科出身の超映画マニアなので、沢山、素晴らしい映画を紹介してもらったりしてました。映画に関しては、ほんと影響大きい人でした。あ、・・・これは今でもです。最近でも時々、メールで「○○、すげー良かったぞ。観るべし」とかって、映画を紹介してくれるんです。
今は、いくつかのバンドでドラマーとしても活躍する一方、デザイン関係の仕事をされていて(昔から絵がとっても上手だった)、例えば・・・あの柑橘系二人組の売っている楽譜なんかを見るとね、出版関係のところにデザイナーとしてこの先輩の名前があったりするんです。最初に見つけたときは、ビックリしたものですよ。
そして、ハチャメチャな伝説を沢山もってる先輩なんですけど、音楽にはまじめでねー。音楽に関することでは、時間もきっちり守る(昔から、「遊びには絶対に遅れない」、で有名な先輩だった)。
僕が20歳やそこら当時、一緒にバンドをしてる頃、必ず僕とこの先輩のどちらかが、一番にスタジオに来るんですよ(今日も先輩一番、僕二番でした(笑))。で、二人で、楽器のセッティングの速さを競ってたんですよ。で、セッティングが終わると、二人でどちらからともなく、何が弾くなり叩くなりし始めて、延々とアドリブでセッションをしてたんです。
毎回毎回、お互いが何を弾くとか、叩くとか、テンポも何の決めごとも無しで、それでも他のメンバーが揃うまで、延々15分とか20分とか、時にもはもっとかな、とにかく、弾きまくりの叩きまくりだったこともありました。
どんなことをしてたのやら。でも、とっても面白かったなぁ。ほんとに、会話、でした。
先日お会いした時に「そういや、そんなことしてたよなー」って話になったんですけど、もしも録音でも残していて、今聴いたら、けっこう面白かったでしょうにね・・・。
残念。
音楽は、終われば全て空気となって、消えていってしまうものですものね。
・・・とか言って、今聴いたら、
僕、恥ずかしくて自分で穴掘って、速攻で頭からズボーって埋まったりして。いや、その可能性の方が高いな(笑)。
うん、良かった、残ってなくて。
・・・逆に、当時の方が物凄く上手くて、逆の意味でまた穴を掘る、とかね(笑)。
あはは、それはそれで、ありえるかも(笑)。やだけど(笑)。
でも、そういう事も、この複雑な人生においては、無くは無いかもしれません。でもそれはやだなー、やっぱしねぇ(笑)。
よし、ちゃんと正常進化するように(笑)、もうひと頑張りして寝ましょう。
そして、・・・寝る前に、正常行為として(なんだそりゃ)、飲むんですけどね(笑)。
ではー。